ウルシステムズ、ショッパーインサイトのID-POSデータ分析システムをAWSクラウド上で刷新

ウルシステムズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:漆原 茂、以下 ウルシステムズ)は、株式会社ショッパーインサイト(本社:東京都港区、代表取締役社長:石川 茂樹、以下 ショッパーインサイト)のID-POSデータ分析サービス「real shopper SM」をアマゾン ウェブ サービス(以下AWS)のクラウド上で刷新したことを発表します。

ショッパーインサイトは、新たな分類コードを施したID-POSデータを用いてこれまでみることのできなかった生鮮・総菜まで含んだ食品全体の消費者の購買行動を分析し、メーカー様のマーケティング・プロモーションを支援しています。そのサービスを支えるID-POSデータ分析システム「real shopper SM」は、全国に展開するスーパーマーケットからの大量の購買データを分析・集計しています。しかし既存システムは性能や拡張性の面で限界に達しており、今後の急速なビジネス拡大に追従できない恐れがありました。

ショッパーインサイトの要望を受け、ウルシステムズはAWS上のクラウド型データウェアハウスAmazon Redshiftをベースとしたスケーラブルな高速データ分析基盤をAWS上に構築し、既存の「real shopper SM」を刷新しました。本プロジェクトでは性能とスケーラビリティが最重要課題であったため、システム刷新前にPoC(Proof of Concept)を実施し検証を行いました。その結果、将来的に想定される約300億件の明細データも十分高速に処理できることが確認できました。開発や既存システムからのデータ移行も順調にすすみ、無事2014年12月10日にリリースしました。

今回のシステム刷新により、既存の「real shopper SM」では実現できなかった複雑な分析や大量のデータ集計を高速に処理できるようになります。ショッパーインサイトでは今後、本システムを用いて付加価値の一層高い新たなサービスを顧客へ提供することで、更なるビジネスの拡大を計画しています。

株式会社ショッパーインサイト 代表取締役社長 石川 茂樹様は、以下のように述べています。「当社のID-POS分析システムreal shopper SMはメーカー様の分析ニーズに応えるために展開してまいりましたが、基盤のBIツール要件に依存せざるを得ないため、機能の拡張性やスケーラビリティに限界を感じていました。今回Amazon Redshiftをベースとしてウルシステムズ様によって基盤開発された新たなreal shopper SM ver.2はメーカー様の期待機能に応えられるばかりか、メーカー様がお持ちの購買データの分析プラットホームとしての活用を視野とした拡張性をも期待できることに満足しています。」

ウルシステムズは今後も、お客様側を支援する戦略的ITコンサルティングでお客様の事業に貢献してまいります。


<「real shopper SM」の機能概要>
詳細は リンク をご覧ください。

このプレスリリースの付帯情報

「real shopper SM」のシステム構成図

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

用語解説

※アマゾン ウェブ サービス、Amazon Web Services、AWS、 Amazon RedshiftおよびAmazon Web Services ロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
※その他、各社の会社名、製品名およびサービス名等は、それぞれ各社の登録商標または商標です。

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