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Googleがプライバシー侵害訴訟の無効求め英国控訴院に出廷

Google Governance Campaign 2014年12月05日 15時05分
From 共同通信PRワイヤー

Googleがプライバシー侵害訴訟の無効求め英国控訴院に出廷

AsiaNet 58871(1363)

【ロンドン2014年12月5日PRN=共同通信JBN】Googleは、英国の消費者がプライバシーの権利を無視するインターネット大企業の責任を問う訴訟の継続を阻む決意を固めて、8日に英国法廷に出廷する。

英国の消費者は、Googleが消費者の要望を無視し、セキュリティー設定を回避して消費者のコンピューターにトラッキングクッキーをインストールし、同社がオンライン広告で消費者ターゲッティングをできるようにしたと主張している。GoogleがApple製機器のプライバシー設定を回避したことは、米連邦取引委員会(FTC)が以前に下した命令に違反すると判定され、同社は米国で1380万英ポンドの罰金を科せられた。Googleはまた、別の主張の和解のためさらに1050万ポンドを支払った。英国の消費者の主張は、同国のインターネット利用者はGoogleがプライバシーの権利を無視しないよう同様の行動を取る権利があるというもの。

これに対してGoogleは、英国高等裁判所のトゥーゲントハット判事が1月、英国で消費者による訴えを認めたことは誤りであると主張する。その根拠として、「申し立てられた(Googleの)クッキー利用による私生活の侵害は、(英国1988年人権法)第8条によるプライバシー権利に関わる深刻さのレベルに達してはいない」ことを考慮すれば、「裁かれるべき深刻な問題はない」というものである。同社は、消費者が何らの被害も受けておらず、消費者の主張は法的根拠がないとしている。

訴えた消費者はすべて、英国でGoogleに対してより良い企業行動を求めるキャンペーンを展開するGoogle Governance Campaignのメンバーであり、Googleがこの訴訟の重大性を軽視しようとしていると憤慨している。原告の1人であるジュディス・ビダルホール氏は「Googleはまず尊敬と誠意を持って英国消費者に向かい合う必要がある。このように深刻な問題を矮小(わいしょう)化しようと試み、消費者の願望につけ込むことが深刻なことではないという主張は恥ずべきことである。まさにこれが今回の訴訟を英国で進めなくてはならない理由であり、英国の司法はこの会社に対し明確に責任を取らせるべきである」と語った。

Googleは次の月曜日(8日)、Google Governance Campaignの3人のメンバーが初の試みとして起こしたこの訴訟を棄却するよう英国控訴院に訴える。170人の原告が訴訟に加わる手続きをしており、世界の数百万のApple利用者も訴訟を起こす可能性がある。

原告を代表する法律事務所Olswangのパートナーであるダン・テンチ氏は、この訴訟の重要性を以下のように説明している。

「控訴院の聴聞は、英国消費者がこの国でGoogleの責任を問う実質的な権利があるかどうかを決定する。消費者がインターネットを利用し、プライバシーの権利を持つここ英国では、控訴院はこのような訴訟に適した法廷である。Googleは明らかに、英国の裁判所で答弁することを望んでいない。その代わりに、Googleは極めてテクニカルだが欠陥のある論拠に依存し、今回の訴訟を進めるとする高等裁判所の決定を覆そうとしている。Googleは、法規が海外の被告に対して起こされるこの種の訴訟を阻むものであると解釈される理由について、理にかなった説明も一切していない」

ソース:Google Governance Campaign

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