ピュア・ストレージ、OpenStackのスポンサーとして, オープン・クラウド環境に オール・フラッシュのパフォーマンス、簡易性、高度な機能性を提供

*本リリースは米国時間2014年10月30日発表リリース抄訳版です。

オール・フラッシュ・ストレージ市場のリーダーが、法人スポンサー、及び協力企業として OpenStack Foundation に参加、 OpenStack ベースのクラウドと FlashArray の相互運用性を拡大する新たなソリューションを発表

米国カリフォルニア州マウンテンビュー市発、2014年10月30日—企業向けオール・フラッシュ・ストレージ・ベンダであるピュア・ストレージは、法人スポンサー、及び協力企業として、OpenStack Foundationに参加したことを発表すると共に、クラウド・コンピューティングのオープン・スタンダードに対する同社の取り組みを正式に表明しました。ピュア・ストレージは、OpenStackコードベースの開発に積極的に関与することを公約しており、自社の取り組みとプラットフォームの機能強化をオープンソース・コミュニティであるOpenStackに還元していく予定です。

ピュア・ストレージは、OpenStackベースのプライベート・クラウド、及びパブリック・クラウドに、2つの新しいソリューション(OpenStack Cinder Driver、及びPython Automation Toolkit)の提供を開始することを発表しました。OpenStack Cinder Driverは、Purityオペレーティング環境(OE)と統合し、OpenStackプラットフォーム上にクラウド・サービスを実装する顧客企業に対し、拡張されたストレージ性能、機能性、管理の容易性を提供します。Python Automation Toolkitは、FlashArray製品群の設定不要の自動化をPythonスクリプト経由で増強します。これによりユーザーは、スナップショット・ポリシーの自動化、レプリケーション、IO統計、容量管理など、OpenStackのCinderブロック・ストレージ・サービスを超えた高度なストレージ・ワークフローを作成できるようになります。OpenStack Cinder DriverとPython Automation Toolkitはいずれも、Purity OEの包括的なRESTful APIを利用し、コマンドや情報へのフルアクセスを提供します。更に、これら2つのソリューションにより、FlashArrayはOpenStackとより緊密に統合できるようになり、大幅に簡素化されたストレージ管理、充実した自動化、拡張機能を、堅牢、かつ高性能で実稼働に利用できるクラウドにおいて提供します。

米市場調査会社、451リサーチのシニアアナリストであるティム・スタマーズ(Tim Stammers)氏は次のように述べています。「OpenStackへの関心が急速に高まったため、ピュア・ストレージのオール・フラッシュ・ストレージシステムなどのインフラ製品による、競争力のある特徴を備えたクラウド管理プラットフォームのサポートが重要、もしくは必須になりました。ピュア・ストレージは、OpenStackへの幅広い取り組みを通じ、プラットフォームの機能性向上、簡素化、容易な実装を目的としたOpenStackサポートを提供しています。」

オール・フラッシュ・ストレージ革命をOpenStackクラウドに拡大
ピュア・ストレージのFlashArray製品は、フラッシュの利点を最大限に生かし、クラウド・コンピューティング環境の為の高性能、かつ拡張性の高い基盤を提供するという目的に基づいて構築されています。ピュア・ストレージは、OpenStack及びPythonの拡張機能と統合することで、OpenStackベースのクラウドを利用する顧客企業の為に、容易なカスタマイズと機能性向上を提供しています。また、自社のビジョンを推進し、ストレージの簡素化を再定義し、合理化され高度に最適化されたストレージ管理体験をクラウドで実現することを目指しています。

新しいソリューションの概要は以下の通りです。

・Purity OE向けOpenStack Cinder Driver
OpenStackは、クラウドベース・インフラ向けオープンかつ拡張可能なオペレーティング環境です。OpenStackは、IaaS(Infrastructure as a Service)、PaaS(Platform as a Service)、SaaS(Software as a Service)をサポートするプライベート・クラウド、及びパブリック・クラウドのコンピューティング環境を構築するプラットフォームとして瞬く間に主流となりました。Cinderは、OpenStackでブロックベースのストレージを管理する為のインフラです。OpenStack Cinder Driver for Purity OEは、先進的なREST APIを通じ、OpenStackベースのプライベート・クラウド、及びパブリック・クラウドと直接統合されています。また、OpenStack Junoの「volume」コマンドのフルサポートにより、デベロッパーの作業を支援する俊敏性の高いプラットフォームを実現します。ドライバーは、全てのFlashArrayに追加費用なしで搭載される他、導入、設置、設定、トラブルシューティングを容易にする、完全な資料も付属しています。

・高度なストレージ・ワークフローをもたらすPython Automation Toolkit
人気のオープンソース・プログラミング言語であるPythonは、Purity REST APIを通じ、ストレージ拡張自動化の実現に向けたシンプルなメカニズムを提供します。新たなOpenStack Cinder Driverと併用すれば、Python Automation Toolkitは面倒な設定なしにすぐに使用できる自動化機能を提供し、Cinderの機能性を拡張します。FlashArrayユーザーはこのツールキットにより、容易に新しいPythonワークフローを創出し、自社のOpenStack導入において、モニタリング、容量管理、ディザスタリカバリ機能を拡張することができます。

OpenStack Foundationのエグゼクティブ・ディレクターであるジョナサン・ブライス(Jonathan Bryce)氏は次のように述べています。「ピュア・ストレージが法人スポンサーとしてOpenStack Foundationに参加してくださったことを大変うれしく思います。ピュア・ストレージの技術チームが参画してくださることにより、我々の全世界における開発者コミュニティが、OpenStack技術に裏付けられた、企業におけるオープンなストレージ技術標準を打ち立てることが可能になります。」

ピュア・ストレージの製品担当副社長であるマット・キックスモーラー(Matt Kixmoeller)は次のように述べています。「OpenStackは現在最も活気がある重要なオープンソース・プロジェクトの一つです。サービス・プロバイダや企業向けのプライベート・クラウド環境やパブリック・クラウド環境を構築・管理する為のデファクトスタンダードとして急速に浮上しており、更に適用範囲を拡大しています。法人スポンサー、兼協力企業としてOpenStackのサポートを拡大し、それを正式に表明できることをうれしく思います。このプラットフォームの成長と導入に貢献するデベロッパー、及び技術イノベーターの活気溢れるコミュニティに参加できることを楽しみにしています。」

提供状況、及び製品情報
ピュア・ストレージのOpenStack Cinder Driver、及びPython Automation Toolkitは、現在ダウンロード可能であり、Purity 3.4以降のリリースとの完全な互換性を備えています。すべてのFlashArrayに、Purity OE REST API向けの資料が付属しています。

OpenStack Cinder Driver及びPython Automation Toolkitの無料ダウンロード、またはピュア・ストレージのOpenStackスポンサーシップ及びオープンソースへの貢献に関する詳細は、リンク (会員のみ)をご覧ください。

ピュア・ストレージのOpenStack Cinder Driverは、本年10月16日より、OpenStack Juno版にも含まれています。Junoのリリース情報は下記URLをご参照ください。
リンク (日本語)

ピュア・ストレージのOpenStackソリューションに関する情報は下記URLをご参照下さい。
リンク

OpenStack Foundationについて
OpenStack Foundationは、OpenStackクラウド・オペレーティング・システムの開発、販売、導入を推進しています。OpenStackの本拠地として、世界中から参加する数千人の個人会員と、多様性に富む数百の組織会員で構成され、1,000万米ドルを超える資金を確保しています。ユビキタスなクラウド・コンピューティング・プラットフォームを目指すOpenStackのミッション実現に向けた体制が既に整っています。詳細は、リンク をご覧ください。

ピュア・ストレージについて
企業向けオール・フラッシュ・ストレージ・ベンダであるピュア・ストレージは、データセンターでのフラッシュの幅広い導入を可能にします。
従来のディスク型ストレージアレイと比較した場合、Pure Storage FlashArray製品は10倍高速かつ、スペース効率、電力効率も10倍優れています。価格の面でも、ディスクベースのギガバイトあたりの単価よりも安価に提供することが可能です。
Pure Storage FlashArray製品は、サーバー仮想化やデスクトップ仮想化(VDI)、データベース(OLTP、及びリアルタイム分析)、及びクラウド・コンピューティング等の高いパフォーマンスが必要な環境に最適です。
詳細情報は、www.purestorage.comにてご覧いただけます。

以下サイトでもピュア・ストレージに関する情報をご覧いただけます。

・ブログ: リンク (英語)
・Twitter: リンク (日本語)
・LinkedIn: リンク (英語)
・Facebook: リンク(日本語)

Pure Storage 及び “P”ロゴマーク、 Purity Operating Environment, RAID-3D はピュア・ストレージの登録商標です。ピュア・ストレージは他社のマーク及び名前におけるあらゆる独占所有権を拒否します。本リリースにおける他の登録商標及び名称の所有権は所有者に属します。

■本件に関する報道関係者お問い合わせ先:
ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社 広報担当 阿部 恵史
電話:03-5456-5699
E-mail:yoshi@purestorage.com

ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社 広報代理店
担当:小野寺、峰松、仙場
電話:03-3571-5236 FAX:03-3574-9364
E-mail:purestorage-pr@kyodo-pr.co.jp

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