米Digi International社、2014年度の業績を発表

売上高1億9,270万ドル(前年比1.4%減)、純利益は180万ドル

米国Digi International社 (本社・米国、ジョー・ダンズモアCEO、NASDAQ:DGII)はこのほど、2014会計年度 (2013年10月~2014年9月)の業績を発表しました。

今期の売上高は1億9,270万ドルで、前年度の1億9,538万ドルに対して268万ドル、1.4%の減少となりました。しかしながら、第4四半期の売上は、5,160万ドルと過去の12四半期で最も高いものとなり、代表取締役・CEOのジョー・ダンズモアは、「第4四半期を通して継続的なセールスの勢いを得ており、それが2015年度に継続することを期待している」と話しています。

2014年度の純利益は180万ドルで、希薄化後1株当たり利益0.07ドルとなりました。今期末の現金・預金・有価証券バランスは、9190万ドルでした。

【Digi International社の2014年度の主なトピックス】

●カスタマーハイライト
・地下鉄、路面電車、バスおよび専門サービスを400万人以上に提供する北米5大公共輸送システムの1つが、新しい乗客支払いシステムのセルラーコネクティビティ実現にDigiのTransPort WR44を採用します。このシステムによりカスタマは、事前の乗車券を購入やぴったりの小銭を用意する必要なく交通網を利用することができるようになります。
・外食産業向けのタイマー、温度管理、プロセス制御業界のリーダー企業が、飲食サービスのカスタマ向けのネットワークソリューションに約50,000のDigi XBeeを採用する予定です。
・看護や老人ホーム、介護用集合住宅における無線ナースコールシステムの設計・製造・実装を行うイギリスおよびヨーロッパの国民医療サービス、私立病院、診療所が、患者モニタリングシステムにDigiのConnectCore i.MX53を採用しました。
・Digi TransPort WR44は、約780平方kmのサービスエリアの毎年2000万人以上の乗客に提供される米国の公共交通機関向けのバスおよび路面電車の乗客に無線インターネットサービスを提供します。
・ディーゼル、ガス、化学薬品向けの高精度・高信頼性のタンクレベルモニタリングソリューションのプロバイダである1844myfuels社は、Sensors2Cloudアプリケーションを使用してカスタマに提供するタンクのデータを取得するため、Digiのバッテリー駆動のConnctTank、 ConnectPort X4セルラー通信、Device Cloudを採用しました。
●製品ハイライト
・世界初のGobi 4G LTEセルラールータを第4四半期に発表しました。初のM2Mルータは、単一デバイスを使用する北米のVerison、AT&T、Sprintの2G・3G・4Gネットワークへの接続を実現します。私たちは、小売、輸送、エナジー、官公庁など複数のヴァーティカルな産業で当社のセルラービジネスがグローバルに強い弾みを継続できると見込んでいます。

【2015年度について】
Digi International社では、2015年度の第1四半期に4,750~5,050万ドルの売上を見込んでおり、2015年度トータルでは、1億9,300万ドル~2億1,300万ドルの売上、および0.02~0.22ドルの希薄化後1株当たり利益を予測しています。

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]