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4技能型アカデミック英語能力判定試験「TEAP(ティープ)」 CBT(Computer Based Testing) 開発着手のおしらせ

公益財団法人 日本英語検定協会 2014年09月30日 15時52分
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公益財団法人 日本英語検定協会
学校法人 上智学院
株式会社 教育測定研究所

公益財団法人 日本英語検定協会 (理事長:松川孝一、所在地:東京都新宿区、以下、「英検協会」) は、学校法人 上智学院(理事長:高祖敏明、所在地:東京千代田区紀尾井町7-1、以下、「上智大学」)と共同開発しました4技能型アカデミック英語能力判定試験「TEAP(ティープ)」(Test of English for Academic Purposes、以下、「TEAP」)におきまして、このたび、株式会社教育測定研究所 (代表取締役社長:高村淳一、所在地:東京都港区、以下、「JIEM」)に協力を仰ぎ、従来のペーパーテスト方式(Paper based Testing、以下「PBT」)に加え、新たにCBT(Computer Based Testing)の開発に着手し、再来年2016年度、春のご提供をめざすことをここにお知らせ申し上げます。

「TEAP」は、「大学入試を変える」をコンセプトに、外国語教育、第二言語習得理論に知見をもつ上智大学と、英語検定に50年の実績をもつ英検協会とが、約5年の歳月をかけて共同開発し、大学で学習・研究する際に必要とされるアカデミックな場面における英語運用力(英語で資料や文献を読む・英語で講義を受ける・英語で意見を述べる・英語で文章を書く等)をより正確に測定する試験です。末頁に主な特徴を記載しましたのでどうかご参照願います。

今年度2014年の7月に初の試験実施がスタートいたしました。全国の高校生、約3,000名が受験し、今年度二回目となる9月の試験もさらに受験者が増加し、おかげさまで英語教育関係者や大学入試に従事される各大学の先生方、それに有識者の皆様方から一定のご評価を頂戴しております。

一方、ここ最近の我が国の英語教育を取り巻く環境は急速な変化を遂げています。昨年度から大学入試に関する議論が活発化し、教育再生実行会議の第四次提言では、2018年度を目処にいよいよ抜本的な入試改革の実行が明言されました。さらには知識偏重の1点刻みの選抜から脱却し、将来的には試験問題データを集積しCBT方式での実施についても言及しています。これもひとえに国が掲げる、「グローバル人材の育成」の方針によるところにほかならず、小・中・高の各段階での英語教育改革の推進にはじまり、大学入試における4技能(読む・聞く・書く・話す)をバランスよく測定する外部の検定試験の積極活用の動きが加速している現状は当然のことといえます。今後は4技能の測定にとどまらず、複数の技能を統合し運用する能力や、新学習指導要領に準拠した論理的思考力を加味した、より実践的で多面的な測定テストの開発が求められるものと考えます。

英検協会では、こうした状況にいち早く対応するため、「TEAP」におきましても、従来型のPBTに加え、「TEAP」の発展型との位置づけで多様な出題を可能にし、なおかつ受験者の時間や場所の制約を減少させる国際テストの主流であるCBTの導入は必須と判断いたしました。

そこで本分野の専門機関としてリーディングカンパニーであり、日本で唯一、テスト理論の研究やテスト理論に基づいたテスト開発、加えてCASEC(キャセック)をはじめとしたICT (Information and Communication Technology) を活用したテスト研究、及び開発・運営で実績があり、さらには全国学力・学習状況調査をはじめとする国内外のさまざまな試験運営を実施するJIEMに協力を仰ぎ、英検協会と上智大学、そしてJIEMと共同で冒頭にご案内いたしましたCBTの研究を進めてまいりました。ここに、言語運用能力、数理論理力、分析力、問題解決能力等を測定する総合的英語運用力を測るテストとして「TEAP CBT」の提供をさせていただくこととした次第です。

なお、「TEAP CBT」のおおよその特徴は下記に列記させていただきますが、あくまでも現時点でのコンセプトベースにほかなりません。したがいまして、その詳細をご紹介させていただける段階となりましたら早急にお知らせいたしますので、今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。

最後に、「TEAP CBT」の将来的展望としましては、まずは大学の教育レベルにふさわしい受験者の英語能力を測定するテストとしての位置づけですが、今後は広範囲の英語学習者のためのテストへと昇華させ、一人でも多くの学習者の英語能力向上に寄与するとともに、生涯学習としての英語学習を推奨し、ひいては我が国の「グローバル人材の育成」方針に全面的に貢献をしていく所存です。



「TEAP CBT」の特徴(コンセプト)

1. 最新の大学受験入試用英語テスト、スコアで能力を判定

2. 海外の英語力測定CBT試験と同様、英語活用の実態に即し、4技能を複数組み合わせたインテグレートタスク(統合型問題)を出題

3.大学生がキャンパスで遭遇する状況に合わせたタスクベースの出題をおこない、実際の英語運用能力を問う

4.オンラインで、対面式のインタラクティブなスピーキングテストの実施

5.リーディング・リス二ングセクションにおいては、解答の正誤に応じてレベルに合った問題が出題されるアダプティブ方式を採用。より短い時間でより幅広い英語レベルをより正確に能力判定することが可能

6.論点を明確にすることや論理的表現を展開する等、論理的思考力を問う問題を出題

7.PBTでは実現できない、英語での指示を解釈しながらコンピューター上で操作をおこなうICT問題の導入

8.既に公開されているCommon Scale for English(CSE)とも連動し、英検協会他が既に実施している英検、TEAP、IELTS、英語能力判定テスト等からのCSEスコアを目安に学習目標の設定が可能

9.PBTでは、年3回だった受験日程を、ICT/CBTの活用により、場所や時間の制約を減らすことで全国各地域にて通年での実施を目指す    




■公益財団法人 日本英語検定協会について

公益財団法人 日本英語検定協会は、「実用英語の普及と向上」を目的に1963年に設立されました。以来、“英検”の名称で親しまれている実用英語技能検定の実施・運営のほか、児童向けの「児童英検」やビジネスパーソン向け英語能力テスト「BULATS(ブラッツ)」、留学・海外移住のための英語運用能力試験である「IELTS(アイエルツ)」、さらには英語教育に関する優秀な研究企画に助成金を交付する「英検研究助成金」制度など、実用英語の普及・向上に向けた様々な取り組みを展開しております。2012年4月、内閣府からの認定書交付を受けて正式な団体名称を「公益財団法人日本英語検定協会」に改めています。
英検協会ウェブサイト:リンク

■学校法人 上智学院について

上智学院は、上智大学、上智大学短期大学部、上智社会福祉専門学校、聖母看護学校の4つの教育機関を運営している学校法人で、カトリックのイエズス会が設立母体です。上智大学はキリスト教ヒューマニズムの精神に基づいており、教育の精神は“Men and Women for Others,with Others”(他者のために、他者とともに)です。
千代田区の四谷キャンパスは、東京の中心に位置しており、大変恵まれた立地で教育研究活動を展開しています。この四谷の地から日本全国、さらに世界にネットワークを広げながら、「世界に並び立つ大学」を目指しています。 上智大学ウェブサイト:リンク

■株式会社教育測定研究所について

教育測定研究所は、「教育分野における正しい教育測定技術(テスティング)の研究および、その成果である正しいテスト法の流布・流通を通して、効果的な教育の実践、ひいては個人の能力の発展に寄与すること」を理念として、2001年に設立されました。世界6拠点(日本、シンガポール、インド、中国、香港、フィリピン)で国際機関や行政・企業・大学に対して、CASEC(キャセック)をはじめとする自社開発のテストやラーニングサービスの提供のみならず、様々なテストの開発・分析・コンサルティング・オペレーションサービスを展開しています。
JIEMウェブサイト: リンク


<本件の問い合わせ先>
公益財団法人 日本英語検定協会 広報マーケティング室  皆川英明
TEL: 03-3266-6840  FAX: 03-3266-6570 E-mail: kouhou21@eiken.or.jp

(ご参考)
「TEAP」の主たる特徴

1.学習指導要領で求められる高等学校での英語学習を踏まえた問題設計となっています。

2.年間複数回チャレンジでき、受験者は各大学が設定する「TEAP」の出願基準をクリアすれば入試日に英語の試験を受験する必要がありません。大学側も受験者のより正確な学力を基準に選考できます。(※出願基準等は「TEAP」をご採用の各大学にお問い合わせください。)

3.「TEAP」の結果通知は、受験者の英語力向上のための効果的なフィードバックがなされています。

4.大学で学習・研究する際に必要とされるアカデミックな場面での英語運用力(英語で資料や文献を読む、英語で講義を受ける、英語で意見を述べる、英語で文章を書く…等)をより正確に測定します。

5.日本の英語学習者の弱点とされる、「Speaking」と「Writing」におきまして、世界的権威のひとつとされる英国・ベッドフォードシャー大学の研究機関、CRELLA(Centre for Research in English Language Learning and Assessment)にその監修を仰ぎ、その質は世界的な基準を満たしたものです。

6.「Speaking」において対面式を採用しており、受験者と面接官とのやり取りにより、本来グローバル人材に必要とされる双方向でのコミュニケーション能力を的確に測定します。

「TEAP」のテスト形式は、実用英語技能検定(英検)をはじめとする英検協会が実施・運営する検定試験と同様、総合的な英語力を正確に把握するために「読む」・「聞く」・「書く」・「話す」の4技能で構成されており、受験者は、その使用目的やニーズに合わせて3つのパターンから選択し受験いただきます。(※詳細は末尾「TEAPウェブサイト」をご参照願います。)

なお「TEAP」を利用して入試をおこなう大学につきましては、直近2015年度入試では、上智大学、立教大学、関西大学がすでにその採用を決定しており、他大学につきましても、全国の国公立、私大を問わず、多くの大学がその採用に前向きと伺っております。(※「TEAP」入試採用大学につきましては、正式決定となりましたら、随時ご公表させていただく予定です。)


リンク
<TEAPウェブサイト>

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