◎OCSiAlがナノチューブ納入契約を締結、中国市場に参入
AsiaNet 57661
共同JBN 0909 (2014.8.27)
【上海2014年8月26日PRN=共同JBN】
*世界的なSWCNT先進メーカーOCSiAlがアジア市場へ進出を拡大
OCSiAlは中国のナノ産業の主要企業へ単層カーボンナノチューブ(SWCNT)100キログラムを納入する契約を締結した。最近発表した韓国での大型商談の覚書締結(リンク )に続くこの画期的な契約により、SWCNT先進メーカーのOCSiAlはアジア太平洋への進出を拡大した。
こうした契約はSWCNT市場にとって重要だ。これまで年間で合計500キログラムがやっとだった業界に、構造変化が起きたことを示す。OCSiAlの2015年の受注は現時点で、市場の限界とみられた水準を突破し、さらに増え続けている。OCSiAlでマーケティングと販売を担当するグリゴリー・グレビッチ副社長は「今の状況から見ると、市場の2倍成長、3倍成長は時間の問題だ。現在では、これまでになくはっきりとそう言える。当社は上質なSWCNT素材の優位性と真に割安な価格を組み合わせ、文字通り幅広い応用が利く有望な商品を創り上げた。現在は最も楽観的な予想さえ上回る需要が入っているが、すべての注文に応じるために生産を10倍に増やす計画だ。幸いにもわが社の技術は楽に拡張可能である(リンク )」と述べた。
グレビッチ副社長はアジア市場の超有望性と躍動感から見て、アジア市場がOCSiAlの事業には特別な重要性を持つと語る。「中国と韓国は飛躍的成長を遂げており、わが社の製品は両国で極めて有望であると思う。アジアのパートナー企業へ完璧な品質と採算性の高いTuballブランドのSWCNTを届けるため、当社は研究開発(R&D)を怠らず、新しいフォームレーションの設計を続けていく。ナノ技術に関心を持つすべての人を、中国(上海)国際電池工業展示会(CNIBF)やChina Compositesの展示会に出展する当社ブースに招待したい」と述べた。
ソース:OCSiAl
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