「TinCanプロジェクト」新分科会のご案内~「TinCan規格普及分科会」、「TinCan利活用分科会」を2014年8月より開始~(日本イーラーニングコンソシアム)

日本イーラーニングコンソシアム(eLC)のニュースリリース

日本イーラーニングコンソシアム(eLC)と、モバイルラーニングコンソシアム(mLC)は、「TinCan API (正式名称:Experience API)」に関するプロジェクトの一環として以下の2つの分科会を発足し活動を開始いたします。

mLCの会員を対象にメンバー募集を行い、定期的に活動成果をwebサイトを通じて発表いたします。
第1回ミーティングにつきましては、どなたでもご参加いただけますので、ご興味をお持ちの方は是非お越しください。

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1.TinCan規格普及分科会
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本分科会では、以下の課題を解決しつつ、TinCan規格の普及促進を目指します。

<課題と目的>
TinCan API のLMSへの採用促進/APIの標準化、統一化/TinCan技術者資格の創設/学習ポートフォリオの共通化

<分科会の意義>
eラーニングの普及に伴って、受講者や研修管理者にとっては教育手段の1つとして無視できない重みを持ちつつあり、それが故に、eラーニングの学習履歴とその他の学習履歴をITで統合して閲覧、管理したいニーズが顕在化しつつあります。
しかし現実には、講義やセミナー、通信教育、書籍や電子書籍、教育アプリ、EdTech、学校などの学習手段が学習履歴をそれぞれバラバラに管理、もしくは管理すらされていないのが現状です。

一方、IMS-LTI、GLUE、EduPub、TinCanのように学習履歴を保持・受け渡しする規格も提唱され、特にTinCanでは、eラーニング以外の学習経験にも対応しようとする動きが広まりつつあり、この学習履歴の統合IT管理についてはITを使った教育を担うeラーニング業界にこそ、その貢献が求められています。


<「TinCan規格普及分科会」第1回ミーティング>
日時:2014年8月7日(木)16:00~18:00
場所:株式会社デジタル・ナレッジ内「eラーニング・ラボ 秋葉原」
   〒110-0005 東京都台東区上野5-3-4
   リンク
リーダー:はが弘明(株式会社デジタル・ナレッジ)


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2.TinCan利活用研究分科会
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本分科会では、以下の課題を解決しつつ、TinCan規格の利活用に関する提案、研究を中心に行います。

<課題と目的>
テストベッドの公開/具体的な活用例の蓄積/活用アイデアの提案/個人情報の扱い

<分科会の意義>
TinCan/LRS は、従来の LMS(学習管理システム: Learning Management System)に依存することなくあらゆる学習経験履歴の記録・検索・抽出をすることができる仕様となっており、幅広い分野での利用が期待されています。
今回、当分科会の発足に伴い、TinCan API(正式名称:Experience API)に対応するテストベッド版LRS(Learning Record Store)を設置いたします。
当分科会においては、多様な利活用の具体的な共同検討と共に、当テストベッド版LRSを実際に利用して、それぞれの教材と管理ツールの作成・評価を行います。並行して今後利用していく TinCan APIの個別検討と規定も行っていきます。


<「TinCan利活用分科会」第1回ミーティング>
日時:2014年8月1日(金)16:00~18:00
場所:株式会社ヌーサイト 内 「Vous+akasaka」
   〒 107-0052 東京都港区赤坂7丁目9番1号 トーユー赤坂ビル本館 5階
   リンク
リーダー:前田 宏(株式会社ジンジャーアップ)


■TinCan API (正式名称:Experience API)とは?
TinCan APIは、米国ADL(ADVANCED DISTRIBUTED LEARNING)より、「The Experience API specification Version 1.0.0」として2013年4月27日に公開されたたもので、これまでの「事前に用意された教材を学ぶ」というフォーマルな学習形態にとどまらない多種多様な学習活動の履歴を記録・検索・抽出するための仕様です。
LMS(学習管理システム:Learning Management System)に依存することなくあらゆる学習についての記録ができるためさまざまな活用方法が期待されています。


※詳細と参加のお申込みはこちらをご覧ください。
リンク

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■特定非営利活動法人日本イーラーニングコンソシアム 概要
所 在 地:東京都中央区日本橋小伝馬町16-5 新日本橋長岡ビル2F
会長:加藤憲治
電話:03-5640-1017 FAX:03-5640-1018
Email: info@.elc.or.jp
U R L:リンク


事業内容:産・官・学の力を結集し、継続的にユーザーおよびeラーニング事業者の方々に積極的な支援活動を推進するために、発足した特定非営利活動法人です。eラーニングに関わる多くの方々が、企業、学校、官庁等の組織の枠を越えてこの活動に参画し、協力し合う関係を築くことが重要であると考えています。


eLCの活動の中心は以下の3点です。
(1)eラーニング関連情報の取得・調査・研究および提供
(2)eラーニングのユーザーと事業者の方々への啓蒙活動、教育プログラムの開発と教育実践
(3)eラーニング・システムおよびコンテンツに関する標準化技術の研究と標準化推進
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■モバイルラーニングコンソシアム 概要
所 在 地:東京都中央区日本橋小伝馬町16-5 新日本橋長岡ビル2F
会長:小松秀圀
電話/Fax :03-5640-3073
Email: info@.mobilelearningjp
U R L:リンク /


事業内容:モバイルラーニングコンソシアムは、スマートフォン・タブレット端末での学習に特化した団体として2012年6月に設立されました。

・モバイルラーニングの普及促進
・モバイル端末の教育への利活用の促進
・モバイルラーニングコンテンツの検討
・ソーシャルラーニングの検討
・関連テクノロジーの検討
・学習履歴管理方式の検討


上記の設立目的に加え、国内外の関連団体との連携による情報交換、広範なジャンルの方々との交流をベースにしたビジネス展開のサポート及びコンテンツ開発者のためのテストラボの設置等、モバイルラーニングに関わる全ての方にメリットを提供しつつ、知識基盤社会で学びの主流になると予測されるモバイルラーニングの普及に寄与することを目的として活動しています。
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本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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