ロボット漫画の元祖『タンク・タンクロー』が80年の時を超えて電子復刻!! 戦時中に満州で発行した希少本なども含めて SF漫画のパイオニア・阪本牙城作品を一挙リリース



マンガNo.1(※1)の電子書籍販売サイト「eBookJapan」(リンク)を運営する、株式会社イーブックイニシアティブジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小出斉(こいでひとし)、以下eBookJapan)は、この程、『タンク・タンクロー』の作者として知られる故・阪本牙城(さかもと がじょう)作品を電子書籍で初めてリリースすることとなりました。

1934年に「幼年倶楽部」(大日本雄弁会講談社)で雑誌連載が始まった『タンク・タンクロー』は、『のらくろ』(田河水泡)や『冒険ダン吉』(島田啓三)同様に昭和初期の子ども達に圧倒的な人気を誇りました。胴体の8つの穴からは、プロペラや大砲等あらゆる道具が飛び出し、大空を飛び海や地に潜るという優れたロボットのタンク・タンクロー。漫画史に造詣が深い、日本大学芸術学部図書館長の清水正氏は「小説家の大江健三郎やSF作家として著名な小松左京なども愛読者であった『タンク・タンクロー』は、『ドラえもん』の源流」であると指摘しています。

今回eBookJapanからリリースされる作品は、単行本刊行当時の作品内容をそのまま電子復刻いたしました。中には、阪本牙城が1939年から旧満州開拓総局の広報担当嘱託として現地に暮らして描いた『鍬の兵隊』も含まれ、当時の満州での日本人の暮らしぶりが絵と文章によって、細部にわたって綴られています。

第2次世界大戦後、阪本牙城は漫画家としての筆を折り、水墨画に専心したこともあり、漫画作品は久しく世間から忘れ去られかけましたが、この度、ご遺族のご意向を踏まえて、初めて電子書籍化することが出来ました。「歴史的に貴重な阪本牙城の作品がこのたびeBookJapanの電子書籍で読めるということで、まことにありがたい」(清水氏)等、研究者とファンが後を絶ちません。ぜひ、一度手に取ってマンガの歴史を感じてください。


【阪本牙城プロフィール】
東京都あきる野市五日市出身。東京府立第二中学校卒業、1934年、ロボット漫画『タンク・タンクロー』を「幼年倶楽部」(大日本雄弁会講談社)に連載して人気を博す。
他の代表作に『ジャンケンポンチャン』『がらがら先生』『げんこつ和尚』など多数。1939年、満州(現中国東北部)に渡り、満州国政府開拓総局の広報担当嘱託、「義勇隊漫画部隊」を結成しその部隊長となる。1946年、終戦により日本に帰国。
その後は漫画家の筆を折り水墨画に専心。1949年より臨済宗天竜寺派 大森曹玄老師に師事し「自適居士」の安名を受ける。1973年8月8日没。行年77歳。


◆eBookJapan特設ページ
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eBookJapanは後世に伝えるべき貴重な出版資産の電子書籍化に今後も積極的に取り組んでまいります。


■eBookJapanの主な特長
・世界最大級のマンガ作品数をはじめ、23万冊を超える “充実のラインナップ”
・購入した作品は複数端末(*)で楽しめ、背表紙表示も可能な “トランクルーム本棚”
・手軽なブラウザでも、ダウンロード後はオフラインでも楽しめる “高画質リーダー”
*WindowsPC、Mac、iPad/iPhone/iPod touch、Androidに対応。


■eBookJapanの取り組み 「宇宙初の電子本をみんなで創ろう!」プロジェクト

「世界初(※2)の宇宙空間における電子書籍読書実験」に若田宇宙飛行士が成功いたしました。
若田宇宙飛行士が「きぼう(日本実験棟)」船内で読書している動画を「宇宙電子本」と合わせて一般公開しております。
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(写真提供:JAXA)


■株式会社イーブックイニシアティブジャパンについて
2000年に「SAVE TREES!」を合い言葉に創業した電子書籍業界の老舗です。2011年に東京証券取引所マザーズ市場に上場、2013年に東証一部へ市場変更。 (コード:3658 “365日ハッピー”)
コーポレートサイト: リンク
電子書籍販売サイト: eBookJapan (リンク)


※1 有料電子コミック利用者の「電子コミックの購入先」(複数回答)において最も利用者の多い電子書店となりました。出典:インプレスR&D インターネットメディア総合研究所「電子コミックビジネス調査報告書2012」3.5.2 電子コミックの購入先(P.76)
※2 日本宇宙フォーラム(JAXAの広報・宇宙実験を支援している一般財団法人)調べによると、これまで宇宙飛行士が宇宙において商用目的で電子書籍を利用した事実はなく、宇宙飛行士がプライベートで電子書籍を利用したという事実についても現時点では確認されていません。(一般財団法人 日本宇宙フォーラム:リンク)

プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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