ThingWorx、世界に分散するIoT導入・展開のための高度なソフトウェアプラットフォームを提供

ThingWorx Rapid Application Development Platform v5.0は、開発者の作業を促進し、
クラウド、オンプレミス、オンデバイスの展開が選択可能なサーバフェデレーション機能を提供


【2014年 6月17日】PTC(本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq: PTC、社長兼CEO:ジェームス・E・へプルマン)の日本法人であるPTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑原 宏昭)は、本日、PTCの子会社で、モノのインターネット(IoT)プラットフォームのリーディングカンパニーであるThingWorxが、ThingWorx(R) Platform v5.0の提供を開始したとのThingWorxの発表を明らかにしました。ThingWorxは、接続された世界のアプリケーションを開発、実行するための初のソフトウェアプラットフォームです。ThingWorx v5.0高速アプリケーション開発プラットフォームの発表により、ThingWorxはリーダーとしての地位をさらに高めることになります。

最新版ThingWorxプラットフォームでは、開発者の生産性を継続して高めるとともに、クラウド、オンプレミス、ハイブリッド、オンデバイスでの導入が可能な独自のサーバフェデレーションが加わりました。ThingWorxの技術を活用する企業では、モノのインターネット(IoT)アプリケーションをすばやく開発・展開し、世界に分散するインフラ上の数百万におよぶ機器に対応させる拡張性を実現することができます。

調査会社のIDC社が発行したレポート「Worldwide Internet of Things 2013-2020 Forecast: Billions of Things, Trillions of Dollars」では、IoTに接続されるモノの数は2020年までに世界で300億ユニット、売上高は8.9兆ドルに達すると予想されています。速いスピードで進む世界において、IoTアプリケーションを開発する企業がビジネス上の価値を継続的に生み出すためには、人、システム、現実世界のモノの世界をつなぐアプリケーションを、短期間で開発するためのツールや機能を持つ開発プラットフォームが必要です。

IDC社 モバイルサービス& IoT担当プログラムバイスプレジデントのキャリー・マクギリブレー(Carrie MacGillivray)氏は「モノのインターネット(IoT)は、売上高の拡大と、顧客とのより密接な関係の構築という2つの面で大きな機会をもたらします。現在、IoT戦略を推進するすべての企業では、すばやく展開ができ、使いやすく、IoTが持つ莫大な機会を生かす拡張性を提供できるアプリケーション開発プラットフォームが必須になります」と述べています。

ThingWorx Platform v5.0 の主な機能:
- 導入・展開に柔軟に対応する選択肢の提供。グローバル展開を可能にする高い拡張性。ThingWorxサーバ連携機能により、クラウド、オンプレミス、ハイブリッドや、オンデバイスでさえも展開が実現。これによりパフォーマンス、信頼性、自律性、セキュリティの面で最適な場所にアプリケーションや分析機能の展開を実現
- ThingWorxが特許取得済の次世代 AlwaysOn(TM) プロトコル。業界をリードする効率的かつ安全な通信プロトコルを提供。消費電力や使用帯域幅を最小化するようチューニング可能な、低レイテンシーの双方向通信で、運用コストや総所有コストを大幅に低減。また、ThingWorxは、場所を問わない展開というテーマに沿い、Java、.NET、C、iOS、Android等の好みのプログラミング環境で短期間にエッジデバイスを開発するための様々なソフトウェア開発キット(SDK)を導入
- ThingWorx MatrixMultitenancy(TM) セキュリティモデル。今日の複雑なビジネス環境に直接対応し、デバイスや情報の簡単で安全な可視化やアクセス管理を実現する新たなアプローチ。顧客、ディーラーネットワーク、サービス会社、社内ユーザが作業を実行するための適切な権限を与え、かつ慎重な扱いが必要なデータをアクセス権のないユーザから保護

ThingWorx社長のラス・ファデル(Russ Fadel)は「ThingWorx Application Platform v5.0を発表できたことを非常に喜ばしく思います。ThingWorxはIoT開発者の生産性に寄与する標準プラットフォームとして認識されていますが、今回の最新版は、展開の容易さに新たな基準を打ち立て、パフォーマンス、自律性、コスト、プライバシーの最適化に貢献します。ThingWorxは、製品の運用状態のリアルタイムデータに関する洞察を提供するアプリケーションを通じてビジネス上の価値を生み出すことを可能にし、企業が持つIoTの力を解き放つことを引き続き支援していきます」と述べています。


【関連情報】
- 画像とキャプション
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- ThingWorxプラットフォーム (ウェブサイト)
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- ThingWorxパートナーエコシステム(ウェブサイト)
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- PTC のThingWorx買収について(ウェブサイト)
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【ThingWorxについて(PTC子会社)】
PTCの子会社であるThingWorxは、「モノがネットに接続された環境」におけるアプリケーションの開発と実行を効率的に行う基盤技術を提供します。ThingWorxの提供するモデルベース開発機能と検索ベース・インテリジェンス機能が、アプリケーション開発作業を容易にします。従来のアプリケーション開発にまつわる費用とリスクを最低限に抑えつつ、アプリケーションが価値を生み出すまでの時間を短縮できます。ThingWorxプラットフォームは、Web2.0、検索、ソーシャルコラボレーションの重要な機能を結合し、それらの機能を機器類、センサー、システム、産業機器や、相互に接続されたソリューションなど「モノ」の世界に提供します。製造、エネルギー、食品、遠隔監視や遠隔サービスといったさまざまな分野で、多くの企業が既にThingWorxを利用して革新的なアプリケーションや、相互に接続されたソリューションを提供しています。また同様に、スマートシティ、スマートグリッドや高度にIT化された農業・輸送など、急速に成長する「モノのインターネット」のアプリケーションでもThingWorxの利用が拡大しています。Webサイト:www.thingworx.com

【PTCについて】
PTC(本社:マサチューセッツ州、Nasdaq: PTC)は、製造業における継続的な製品とサービスの優位性(Product and Service Advantage)の実現を可能にします。PTCのテクノロジーソリューションは、インターネット接続された高度な情報処理能力を持つスマートな世界を見据え、お客様の製品開発、運用、サービスの変革を促進します。1985年に設立されたPTCは、世界各国に約6,000名の従業員を有し、グローバル規模で分散化し急速に変化する製造業界に携わる28,000社を超える顧客企業を支援しています。

【PTCジャパンについて】
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM)、サプライチェーン マネジメント (SCM)、サービス ライフサイクル管理 (SLM) の各テクノロジーソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。全社に渡り製品イノベーションへの貢献を可能にする新しい設計ソフトウェアファミリーの PTC Creo、製品データ管理/製品開発コラボレーション/製品分析・品質ライフサイクル管理の PTC Windchill、ソフトウェア要件管理/変更・構成管理/テスト管理/実装管理のPTC Integrity、ダイナミック・パブリッシング・システムの PTC Arbortext、技術情報/サービスナレッジ管理/補修部品管理/保証・契約管理/フィールドサービス管理/サービス物流管理のPTC Servigistics、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える PTC Mathcad といった革新的なソフトウェア製品、および製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。1992年3月設立。国内4事業拠点。Webサイト:リンク

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* PTC、ThingWorxの社名、ロゴマークおよび、すべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC Inc.(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

以上

プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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