自動車コックピット操作に新たな定義をもたらす3次元ジェスチャー認識と仮想タッチスクリーン

ビステオンジャパン株式会社 2014年05月26日 10時00分
From Digital PR Platform


バンビューレンタウンシップ(米ミシガン州)2014年5月23日 - ビステオン・コーポレーション(Visteon Corporation、NYSE:VC)がこの度、新たに発表した自動車コックピットのコンセプトは、3次元ジェスチャー認識をはじめ近未来を彷彿とさせる先端技術が実現までそう遠くなくなってきていることを実証するものとなっている。

ビステオンが全世界の自動車メーカー向けに紹介しているHorizonコックピットというコンセプトでは、3つの新技術を融合し、車内空調温度調節やオーディオ、ナビゲーションの操作に、革命を起こそうとしている。

• ジェスチャーコントロール - 高度なカメラシステムがユーザーの手の動きを読み取り、コックピット中央の画面上に仮想の『手』を映し出す。これによりHorizon搭載車のドライバーは、手やたった一本の指を動かすだけで機器に直接手を触れることなく、各コックピット機器を容易に操作できるようになる。例えば、ラジオからの音量は、手で調整する仕草を示すだけで、大きくしたり小さくしたりできる。
• 仮想タッチスクリーン - 感圧タッチパッドを組み込むことにより、ドライバーは実際に触れることなく各コックピット機器を操作できる。タッチパッドは圧力の程度を認識し、迅速かつ的確な応答性を実現。さらに革や布といった柔らかい素材とも組み合わせることができるため、設置場所を選ばない。
• デュアルレイヤー・ディスプレイ - 高解像度グラフィックスが二つの異なる平面上(前面/背面)に情報を提示し、ドライバーが対応中の操作のみを前面に表示する。ドライバーはグラフィックスを通して“押す“操作をし、次の画面(背面)にアクセスすることが可能となっている。

ビステオンはヒューマン・マシン・インタラクション(human-machine interaction:HMI)のノウハウからこうした技術を取り入れ、ドライバーのためのユニークな環境を実現している。

一連の技術について、ビステオンのイノベーション・マネージャー、シャーディ・メアは、「Horizonのコックピット・コンセプトは、リアルタイムでレンダリングされた3Dグラフィックスを高度なディスプレイ技術と組み合わせることで実現している。進化を続けるHMI入力技術をいくつも取り込むことによって極めて優れたコックピット・システムを完成させ、直感的で楽しいドライビング体験を実現できるようになった」と語った。

ビステオンはHorizonコックピット発表に先駆けて市場調査を実施、自動車ユーザーを招いてこのコンセプトを発表している。参加したユーザーの7割は、従来の音量ツマミのように手で探るよりもずっと簡単で便利であるとして、次に購入する車には仮想音量ツマミを備えることに強い関心を示した。

Horizonコックピット・コンセプトに関するビデオは、こちらを参照:www.youtube.com/visteon
高画質画像とビデオは、こちらを参照:www.visteon.com/media/
Horizonコックピット・コンセプト・システムに関するイノベーション・マネージャー、シャーディ・メアによる公式ブログは、こちらを参照:リンク

Horizonのコックピットは、ビステオン・コーポレーションの1部門であるビステオン・エレクトロニクスの技術を実証、ユーザー・インターフェース、コネクティビティ、そしてオープンなアーキテクチャー・ソリューションを活用した、革新的な車載ユーザー体験を実現する。


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