新日鉄住金 耐摩耗鋼を新ブランド化「ABREX(R)」

新日鐵住金株式会社 2014年05月19日 14時02分
From Digital PR Platform


新日鐵住金株式会社(代表取締役社長 進藤孝生 以下、「新日鐵住金」)は、新しい耐摩耗鋼ブランド「ABREX(R)(アブレックス)」を立ち上げました。これは、旧新日本製鐵の耐摩耗鋼WEL-HARD、WEL-TEN ARと旧住友金属の耐摩耗鋼SUMIHARDを統合して新ブランドとしてシリーズ化したものです。
2012年10月の経営統合後、両社の技術を融合し、普通鋼の5~6倍という世界最高グレードの硬さを有する商品や、海外の寒冷地での使用を可能にする高靭性タイプも取り揃えました。また、基本グレードの種類は従来の倍以上に増え、さらに、お客様の個別のニーズに応える、特別仕様にも対応しやすくなりました。新たに熱間圧延ラインを活用した耐摩耗鋼の製造も可能となり、薄い耐摩耗鋼の製造が可能になるとともに、薄手耐摩耗鋼の生産能力が改善されました。
アブレックスは、4か所の製鉄所(名古屋・鹿島・広畑・君津)で製造・供給できる体制を整えました。また、受注生産だけでなく、短納期のご要求にお答えするため、日本国内はもちろん、世界各地に供給問屋を構え、即納体制も整えております。

耐摩耗鋼アブレックスは、土木工事や資源開発に必要な建設機械や鉱山設備、また、資源リサイクルのための破砕機などに使用されています。また、ダンプの荷台や油圧ショベルのバケットにも適用されており、東日本大震災後の東北の復興でも活躍しています。今後さらに拡大する世界の鉱山開発需要にも貢献していきたいと考えています。

アブレックスの生産量は、年間6万トンを超え、順調に生産量を伸ばしています。今後さらに拡大を図っていきたいと考えています。

当社は、この新ブランド「アブレックス」を、東京ビッグサイトで5月27日(火)から開催される、「2014NEW環境展」に出展いたします。アブレックスは、鋼材摩耗を減らし、設備のメンテナンス周期延長や機械の軽量化等に寄与する環境にやさしい鋼材です。今後、日本国内のみならず、海外の展示会でも積極的にPRしていく予定です。

※「ABREX」は、当社の登録商標です。
写真提供:キャタピラー社、ボルボ社、(株)小松製作所


お問い合わせ先:総務部広報センター 03-6867-2977、5807

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