◎兵庫アライアンスが園芸家2名を世界庭園トライアド・フェローに選抜

ロングウッドガーデン 2014年05月16日 10時32分
From 共同通信PRワイヤー

◎兵庫アライアンスが園芸家2名を世界庭園トライアド・フェローに選抜

AsiaNet 56719
共同JBN 0521 (2014.5.16)

【ケネット・スクエア(米ペンシルバニア州)2014年5月16日PRN=共同JBN】兵庫アライアンス(Alliance of Hyogo、リンク)は「The Great Gardens of The World TRIAD Fellowship(世界有名庭園トライアド奨学金)」が今年から発足したと発表した。この他に例を見ない奨学金は米ペンシルバニア州ケネット・スクエアのロングウッドガーデン(リンク)および英グロスターシャー州のヒドコート・マナー・ガーデン(リンク)との提携で行われる。園芸は科学で芸術でもあり、世界中さまざまな方法で表現されている。「TRIAD Fellowship (トライアド奨学金)」は若い園芸家に異なる3つの国の文化および園芸を経験させ、将来プロフェッショナルな園芸家としてのキャリアを築く上で基礎になる知識や国際経験を積ませるという目的を持っている。

写真-リンク

それぞれの国の組織は2名の園芸家を初年度の奨学金制度に参加させる予定である。これら「トライアド・フェロー」は1年間にわたり、世界3大公開庭園のそれぞれで4カ月ずつ生活し、働き、学ぶことになっている。同フェローに応募するためには、候補者は園芸学の何らかの資格、修了証またはより専門的な卒業証書を有している必要がある。

若い園芸家たちはこれらの特別な経験によって世界レベルの園芸を肌で感じながら仕事を始めることができる。今日の世界を代表する庭園で働きながら歴史的な庭園を現代の設計、装飾傾向と関連づけることを学べるようになる。彼らフェローには給料が支払われ、住宅も提供されるため、訓練に専念することができ、同時に世界で最も経験豊富な庭園スタッフと共に働きながら園芸を学ぶことができる。これら園芸家は温室技術、作柄日程計画、統合害虫管理、それぞれが特徴的な世界の3地域の植物同定および文化、植物記録管理、温室管理、造園設計および実施、文化遺産マネジメント、装飾設計などを学ぶことになっている。

兵庫アライアンスが選んだフェロー2人は兵庫県神戸市出身の大川実生氏および京都府左京区岩倉出身の川崎仁美氏である。大川氏は兵庫県立大学で緑環境景観マネジメント修士号を得ている。川崎氏は京都工芸繊維大学大学院の日本美術史の修士号を持っている。大川、川崎両氏は2014年5月、兵庫アライアンスでフェローとして活動を開始し、その後、米国のロングウッドガーデンへと移動し、最終的には英国のヒドコート・マナー・ガーデンで修了することになっている。

ソース:Longwood Gardens

▽問い合わせ先
Patricia Evans, +1-610-388-5442, pevans@longwoodgardens.org;
Abbey Palutis, +1-610-388-5391, apalutis@longwoodgardens.org


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