CTCスーパーエンジニアコラム「ゴダイヴァ夫人」(ITエンジニアリング・コラム)

スーパーエンジニア講師による人気連載コラム

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC)のグループ会社で、ITシステムの保守サポート、運用サービス及び教育サービスを提供するシーティーシー・テクノロジー株式会社(本社:東京都千代田区、以下:CTCテクノロジー)はCTCスーパーエンジニアのCTCスーパーエンジニアのコラム”ゴダイヴァ夫人”を公開しました。

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「給食から牛乳を止めます。」

 学校給食では牛乳が定番メニューですが、牛乳を止めますというのがニュースになっています。完全米飯給食を実施している新潟県三条市では米飯に合わない牛乳を止めて和食にあった味噌汁など他の食材を提供することを試みようというものです。

 当事者の子供達は「牛乳のみたい」、反対に「お茶が良い」など賛否両論ある様子ですが、大人達も「ご飯に牛乳は合わない」や「和食文化の継承」の意見に対して「牛乳は知育である」など酪農地帯の反駁もあります。

 今まで給食には牛乳というのは当たり前だと思ってきましたが、そのルーツは戦後における子供の滋養を確保する目的であり欠食児童対策であったのです。アメリカから援助されたパンと脱脂粉乳が提供されその後、脱脂粉乳が牛乳に代わり給食の定番として定着したのです。

 かくいう筆者も北国の小さな学校で厳寒の冬を迎えると、自分たちで石炭を運びくべたストーブの上に置かれた金タライの中で牛乳瓶を湯煎して温めた 牛乳にミルメーク(粉末状のコーヒー牛乳の素)を入れていただくくのが嗜好でした。(幸いにも)脱脂粉乳は経験しないで済みましたし、地域の特産品である 牛乳は大好きです。

 しかしながら、学校給食が開始されて固定観念となった「給食に牛乳」という組み合わせを再考するのは良いのかもしれません。牛乳に限らず何事も意 味や理由があって慣習化されるのでしょうが、いつの間にかその理由を省みることがなくなり、意味を忘却、あるいは消失し惰性と化している事象も多々あるで しょう。染み付いた既成概念を少しずつ壊していくことは非常に健康的であると筆者は考えるからです。

 その一方で牛乳を止める理由のもう一つに消費税の増税があります。

(この続きは以下をご覧ください)
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