◎コマンダチューバ・フォーラムで税制、教育、アグリビジネス、行政改革を議論

コマンダチューバ・フォーラム 2014年05月07日 14時15分
From 共同通信PRワイヤー

◎コマンダチューバ・フォーラムで税制、教育、アグリビジネス、行政改革を議論

AsiaNet 56676
共同JBN 0501 (2014.5.7)

【サンパウロ(ブラジル)2014年5月7日PRN=共同JBN】ジョアン・ドリア・ジュニア氏が会長を務めるビジネスリーダー・グループLIDEが後援する第13回コマンダチューバ・フォーラム(COMANDATUBA FORUM)は5月1日から4日までブラジル・バイア州で開催され、320人のビジネスおよび政界のリーダーが「ブラジル開発の指針」について議論した。フォーラム初日の夜には式典が開かれ、ブラジル発展に重要な寄与をしたLIDE常任理事に「LIDE AWARD 2014」賞が授与された。

ブラジル大統領候補2人、アエシオ・ネベス上院議員およびエドアルド・カンポス元ペルナンブコ州知事がLIDEセミナーの席上で自らの綱領を発表したが、同セミナーに参加した政財界の代表の中にはカンポス氏の副大統領候補マリーナ・シルバ氏、Gerdau Group取締役会会長で起業家のジョージ・ガード氏、Amilpar取締役会会長でLIDE起業家グループの1員であるエドソン・ブエノ氏がいた。

アエシオ・ネベス氏は地域得票および5年の任期の再選制度を擁護した。同上院議員は「われわれはすべてブラジル人だ。ブラジルをわれわれ対彼らという形に2分できない」というキャッチフレーズを使い、ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ前大統領の2期目に行われたマクロ経済面の主要政策に対する変更を批判した。ネベス氏の見方では次期大統領はインフレ拡大、低成長、信用喪失など深刻な問題を抱えることになると言う。

LIDE会長のジョアン・ドリア・ジュニア氏は「ジルマ・ルセフ大統領の孤立化には当惑している。ブラジルでは距離を置いて暮らすのはむずかしい」と述べた。同氏の考えによれば、アエシオ、カンポス両氏に代表される反対勢力はブラジルの現在の景気低迷、休止状態の結果だとのこと。

租税負担の問題が両候補間の不一致点の一つになっている。アエシオ・ネベス氏は税の問題を2つに分けている。同氏は当選の暁には最初の数カ月間に税制を単純化する提案を行うための特別部局を新設するとしている。その後、政府支出を厳しく抑え、最終的には完全な変革を行うとしている。他方、エドアルド・カンポス氏は政府省庁の削減およびグループ別の税制改革による金融、租税政策間のシナジー効果の増大を支持している。

現在の教育にはアパルトヘイト(人種隔離)があると考えるエドアルド・カンポス氏は教育に対する投資を強く批判した。「政府は何兆レアルもエネルギーに費やしているが、Fundeb(基礎教育の管理・発展と教員の資質向上基金)にはわずか120億レアルだけだ」と述べた。カンポス氏は「われわれは古い服を脱ぎ捨て、新たな出発をしなければならない」と述べたが、その意味は政府を変える時が来たということだ。

このフォーラムは年に1度、国レベルの環境に影響を与える経済政策、企業管理、社会責任について討議する目的で開催されている。

ソース:FORUM DE COMANDATUBA

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