◎FPCがAndroid、Windowsモバイル機器向けのタッチセンサーFPC1021を発売

◎FPCがAndroid、Windowsモバイル機器向けのタッチセンサーFPC1021を発売

AsiaNet 56591
共同JBN 0460 （2014.4.25）

【イエーテボリ（スウェーデン）2014年4月25日PRN＝共同JBN】Fingerprint Cards（FPC）は25日、同社最小となるタッチ指紋センサーFPC1021を発表した。これまでに発表したFPC1020技術と関連市場での好業績を受け、FPC1021はFPCタッチセンサーの製品幅を拡大することになる。FPC1021は、既存製品FPC1020よりも30%以上も小型で、OEMデバイスメーカーが最小限の作業で組み込むことを可能にするためにソフトウエアがプリインストールされAndroidとWindowsのアルゴリズムに対応した状態で発売される。FPC1021はFPC1020と比べて大幅に小型化されたセンサーで業界トップの性能を兼ね備えている。FPC1021は小型サイズではあるが、FPC1021内蔵の照合アルゴリズムを大幅に強化したために業界トップの性能が実現した。OEMデバイスメーカーはタッチ指紋センサーを収納する際デバイスに物理的制約がある場合でも、FPC1021が小型化されたため制約を受けることなくデバイスに組み込むことができる。

FPC1021 LGAセンサー完成品のサンプルは数週間前に作成され、最初の顧客向けエンジニアリング・サンプルの提供が現在始まっている。FPCのタッチ指紋センサー技術は高度にスケーラブルなアーキテクチャーを備えFPC1020技術を広範囲に再利用できるため、大量生産メーカーはFPC1020より3カ月足らず遅い2014年第3四半期には生産を開始できる。

FPCの最高技術責任者（CTO）で戦略・製品管理責任者であるヨルゲン・ラント執行副社長は「FPC1021によって、当社がAndroidおよびWindowsデバイスOEM向けタッチ指紋センサーの展開をリードするという目標達成に全力を挙げていること示した。すでに発表した通り、当社初のタッチ指紋センサーFPC1020は現在、商用モバイル機器に初めて組み込まれているが、FPC1021発売に伴い当社の目標は、指導的地位をさらに拡大し、タッチ指紋センサーの市場リーダーとしてFPCの地位を確固たるものにすることである。FPCは今後数カ月、1年ほどの間に、世界最高のタッチおよびスワイプセンサーの各種製品を開発、発売していくつもりである」と語った。

▽Fingerprint Cards AB（株式公開企業）について
Fingerprint Cards AB（FPC）は固有指紋の分析と照合によって個人の身分を証明するバイオメトリック部品および技術を開発、製造、販売している。この技術は、個別もしくは互いの組み合わせで使用することができるバイオメトリックセンサー、プロセッサー、アルゴリズム、モジュールで構成されている。FPC技術が提供する競争上の利点は、独自の画質、大きな堅ろう性、低電力消費、完全なバイオメトリック・システムなどを含む。これら利点と極めて低い製造コストを実現する能力は、そのような特質に極めて厳しい要求があるスマートカード、携帯電話など、量産製品に実装することができる。同社の技術はまた、IT、インターネット・セキュリティー、アクセスコントロールなどにも利用できる。

Fingerprint Cards AB（株式公開企業）は、スウェーデンのSwedish Securities Market Act（2007:528）およびSwedish Financial Instruments Trading Act（1991:980）に従ってこの情報を開示する。情報は2014年4月25日午前8時（中央欧州時間）に公表された。

（重要情報）
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▽問い合わせ先
Johan Carlstrom,
CEO Fingerprint Cards AB (publ)
+46-(0)31-60-78-20
investrel@fingerprints.com

ソース：Fingerprint Cards AB