SQL Server 2014採用のデータ分析クラウドを提供

Excel+Power BIでビッグデータ活用を手軽に

株式会社ビットアイル(代表取締役社長兼CEO:寺田航平 本社:東京都品川区 以下ビットアイル)は、売上分析、購買分析、在庫予測、マーケティング分析など、企業の分析業務向けにデータ分析クラウドサービス「ビットアイルBIサービス powered by Power BI(以下、ビットアイルBIサービス)」(※1)を提供します。
2014年5月1日に提供を開始し、提供価格は、月額380,000円(税抜)〜です。

「ビットアイルBIサービス」は、データ分析業務に必要となるプラットフォームをサービスとして提供する「BI as a Service("Business Intelligence" as a Service)」(※2)で、プラットフォームソフトウェアとして、マイクロソフトの最新DB製品Microsoft(R) SQL Server(R)2014 Enterprise(以下、SQL Server)と、Microsoft Excel(R)(以下、Excel)でのデータ分析を支援するアドインツール群Microsoft Power BI(以下、Power BI)(※3)を採用。また、ハードウェアでは、大容量データの高速処理を可能にするため、SQL Server にフラッシュメモリストレージを採用しています。

企業のITの部門は、「ビットアイルBIサービス」を活用することで、分析環境に関する機器・ソフトウェアの調達・構築やBI構築に必要とされる要件定義、キューブ作成のためのチューニングといった作業から開放され、それによって、多大な初期投資も不要となり、高度な分析に必要な環境一式を「月額で利用」することができます。BI基盤構築に関する知識がないマーケティング部門や経営企画部門などのユーザー部門で、IT部門の手を煩わせることなく、自由にデータ分析を行える環境をユーザー部門のニーズに合わせて導入しやすくなります。また、普段慣れ親しんだExcelをフロントエンドにデータの入出力、解析後の加工などを行うことができるため、BIに関するツール習得のハードルおよび教育負担を大幅に軽減することができます。加えて、Power BIの強力なデータモデリングと可視化機能により、深い洞察の発見や意思決定に役立つ、高度な分析・レポートが可能です。

これまで、売上分析や在庫量予測など、社内に蓄積している膨大なデータを基にビジネス分析を行うには、高価な専用システムを導入し、そして高度な解析ツールを使いこなすスキルをもった人材を用意する必要がありました。そのため、各種の情報データ・分析・活用に対して、多大な投資や準備期間が必要になり、導入には大きなハードルが存在していました。一方で、変動の激しいビジネス環境に対応するため、マーケティング部門や経営企画部門などのユーザー部門では、素早く自社の状況や外部環境の変化を捉えることが必須となっており、BIの活用が急務となっています。「ビットアイルBIサービス」は、BIを身近なものにするサービスであり、BIプラットフォームの導入における課題と現場ニーズのギャップを埋めるものです。
また、従来型の業務により生じる情報・データのみならず、ソーシャルコミュニケーションや各種センサー機器などにより、これまでにないボリュームの情報・データが発生し蓄積できるようになっています。それらの分析は、新たなビジネス創出に役立つ新しい発見が生まれる可能性を秘めています。「ビットアイルBIサービス」は、こうした「ビッグデータ」活用への入り口をも提供するものです。

【ビットアイルBIサービスの特徴】
■BI as a Service
• Excel+Power BI(フロントエンド)と最新のMicrosoft SQL Server2014 Enterprise(データウェアハウス)によるプラットフォームをビットアイルデータセンター内でホスティング
• 高度な分析が可能なBI環境(ハードウェア・ソフトウェア)を用意し、資産を持つことなく、月単位(最低利用期間1ヶ月)でサービスとして利用
• 利用者は、自分の端末からリモートデスクトップで環境にアクセスして利用

■BI for Everyone:「すべてのビジネスパーソンにBIを」
• BI基盤構築に知識のないマーケティング部門・経営企画などユーザー部門主導で導入が可能
• 導入しやすい利用形態(月額課金、月単位の利用、少額な初期費用)
• 使い慣れたExcelをフロントエンドとして利用するため、ツール習得の教育負担を大幅に軽減
• 低コストながら、Power BIの機能により本格的なデータ分析・レポートが可能
■高速処理対応
• 大量データの高速処理対応に、Microsoft SQL Server2014から実装されたインメモリ OLTP (On-Line Transaction Processing)機能をフル活用するために、高速Input/Outputを実現するフラッシュメモリストレージを採用
• 分析対象データ量や要求処理性能に合わせたリソースのスケールアップ可能
• カスタマイズで専用環境の構築にも対応

■柔軟性
• ビットアイルが提供するIP-VPNなどのサービスの他、ビットアイルのデータセンターは、日本国内の主要キャリアの専用線やVPNサービスの引き込みができるため、ユーザー拠点から高速かつセキュアな接続やデータ転送が可能
• 大量のデータを解析する場合には、USB HDD持ち込みでアップロードデータを受付、インポート作業を対応
• SQL ServerのAlwaysOn機能を利用した高可用性構成も利用可能
• Microsoft AzureへのVPN接続サービスを介したデータバックアップが可能

日本マイクロソフト株式会社様からのエンドースメント

日本マイクロソフトは、この度のビットアイル様における「ビットアイルBIサービス powered by Power BI」の提供を心より歓迎いたします。SQL Server SSD Appliance で定評のある、高速なフラッシュ メモリー ストレージを SQL Server の記憶領域として設定した環境と、Power BI をすぐに利用できるリモート デスクトップ サービスとが、同社の高い構築・運用ノウハウとともに提供されることにより、お客様はセキュリティに配慮した環境で、高速なデータベースと組み合わせた、現場の社員による自由なデータ活用を実現いただけると考えています。Microsoft Azure 日本データセンターの開設および SQL Server 2014 の国内販売開始に伴い、同社とのより深い協業関係を構築し、お客様のニーズにあった最適なサービスを提供してまいります。

日本マイクロソフト株式会社
サーバー プラットフォーム ビジネス本部
業務執行役員 本部長
佐藤 久

以上

このプレスリリースの付帯情報

「ビットアイルBIサービス powered by Power BI」利用イメージ図

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

用語解説

※1 ビットアイルBIサービス powered by Power BIについて、サービス詳細は下記URLを参照ください
リンク

※2 BI(Business Intelligence、ビジネスインテリジェンス)
企業内外にある膨大なデータから有用な情報を引き出して、蓄積・分析・加工をして、企業の意思決定に活用する手法や技術

※3 Power BI
Excelを使ってデータの検出、解析、可視化を行い、データ分析を支援するアドインツール群
本サービスで提供される Power BI 機能は、Office Professional Plus 2013 に含まれる Excel へのアドインツール「Power Pivot」、 「Power Query」、「Power View」および「Power Map Preview」となります。(2014 年 4 月現在)

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