◎4月23日の世界図書デー控え女子中学生の読書アクセス確保を要請 国際大学女性連盟
AsiaNet 56483
共同JBN 0413 (2014.4.15)
【ジュネーブ(スイス)2014年4月14日PRN=共同JBN】国際大学女性連盟(International Federation of University Women 、IFUW)は「世界図書・著作権デー」に際し、特に中学校に通う女子生徒が手軽かつ日常的に紙とデジタルの書籍を読めるように、安価で広範囲なインターネット/モバイル・アクセスを法律で定めるよう各国政府に求めている。
しなやかな社会、持続可能な経済を構築するためには、女子生徒が中等、高等、さらに継続的で非伝統的な教育を受けなければならない。紙とデジタルの書籍にアクセスできるかどうかは、両親の職業、社会階級、収入に比べ、子どもの教育達成にとってより強力な予測因子である(注1)。
IFUWのキャサリン・ベル会長は「本がなければ学問は限られ、学問がなければ経済発展も限られる。電子書籍があれば、すべての女子中学生の教育アクセス向上につながる。その中には社会から疎外された女子生徒、例えば遠隔地や農村地帯に住む生徒、登校の交通手段がない生徒、教育を受けるための安全なアクセスがない生徒、さらに、障害がある生徒が含まれる」と語った。
国際大学女性連盟(IFUW、リンク)はスイスのジュネーブに本拠を置いている。1919年に設立されたIFUWは、質の高い教育や最高水準を目指す訓練へのアクセスを通じて、女性の権利、平等、権限付与を主張する少女、女性の世界的組織として代表的な存在である。
IFUWは国連経済社会理事会(ECOSOC)の特別諮問資格を有し、ユネスコと公式関係を維持する非営利団体(NGO)である。Facebook、LinkedIn、Twitterでフォローできる(@IFUWomen)。
(注1)"Family scholarly culture and educational success: Books and schooling in 27 nations [リンク ]", M.D.R. Evans [リンク ] et al, Science Direct, Volume 28, Issue 2 [リンク ] , June 2010, Pages 171-197
ソース:International Federation of University Women
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