◎Unisense FertiliTechが体外受精卵の培養皿EmbryoSlideで米デザイン特許取得

Unisense FertiliTech A/S 2014年04月10日 14時37分
From 共同通信PRワイヤー

◎Unisense FertiliTechが体外受精卵の培養皿EmbryoSlideで米デザイン特許取得

AsiaNet 56464
共同JBN 0407 (2014.4.10)

【オーフス(デンマーク)2014年4月10日PRN=共同JBN】デンマークのUnisense FertiliTech A/S社は10日、培養皿EmbryoSlide(登録商標)のデザイン全容に対する米特許を取得したと発表した。培養皿は体外受精(IVF)中のヒト胚(胎児)の最適化培養目的で、EmbryoScope(商標)タイムラプスシステム(微速撮影システム)とともに使用される。同様のデザイン特許は欧州、日本、インドで取得されており、中国、ブラジル、イスラエルでもその見込みである。

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体外受精(IVF)中のヒト胚は、胚の質を評価し、新生児として誕生する最大の可能性を持つ胚を評価するため、通常はふ卵器から取り出される。EmbryoScope(商標)タイムラプスシステムは、顕微鏡と画像撮影の統合システムを備える非常に安定したふ卵器を組み込んでいる。同システムは培養皿EmbryoSlide(登録商標)の中に置かれる胚を自動的に確認し、焦点を合わせて、多くの焦平面で画像を取得して、ヒト胚の発育状態についてタイムラプス映像を創り出す。医療専門家はこれらの映像を使って、胚の移植が最も適したタイミングを決定する。

正確なタイムラプス分析には、細胞分裂事象やその他の形態変化の事象が観察できるような高品質の画像が特に重要になる。優れた画像の質を取得するカギは、最適の画像撮影ができるよう狭い区域に胚をそのまま保持する必要がある。その独自の培養ウェル設計によって、ヒト胚は隣接のウェルに流れ込む可能性もなく一定の空間の中で発育することができる。それぞれのウェルは間違った胚が不用意に転移するのを防止するため厳密に特定される。最後に、培養皿が正確に考案された加熱アームの中に収められて、温度の安定性を最適化するよう設計されている。これら独自の機能は欧州、米国、日本、中国において特許で守られている。

Unisense FertiliTechのマイ・フォルショウ特許担当マネジャーは「このデザイン特許は、当社IPポートフォリオにとって歓迎すべき追加となり、われわれは画像取得、ヒト胚の処理と評価で最先端を維持することができる」と語った。

Unisense FertiliTechは、生殖補助医療における臨床診療を向上させる用途で開発した手段と発明の成果に対する知的財産権を拡大し続けている。ヴァン・ラスムッセンCCO(チーフコマーシャルオフィサー)は「当社の積極的な特許ポートフォリオは、世界にクリニックに革新的な新技術をもたらすことに注力する現行の開発計画の表れである」と語った。

▽Unisense FertiliTech A/Sについて
Unisense FertiliTech A/SはUnisense A/Sの子会社として、2003年にデンマークのオーフスに創設され、生殖補助におけるヒト胚の培養と評価を向上する技術を開発している。Unisense FertiliTechはEmbryoScope(商標)タイムラプスシステムを開発、製造し、世界の40カ国余りで13万5000人以上お患者の治療に利用されている。EmbryoScope(商標)タイムラプスシステムは、欧州ではClass IIの医療機器としてCEマークを受けており、米国では臨床用途で認可されるFDA 510Kを取得している唯一の体外受精(IVF)タイムラプスシステムである。

▽問い合わせ先
Mai Faurschou, Patent manager
mfi@fertilitech.com

Francesca Bahr, Marketing manager
fab@fertilitech.com,  +45 40255538

ソース:Unisense FertiliTech A/S

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