◎EnogiaとIFPENが排熱回収技術のマイクロタービンを共同開発へ

Enogia / IFP EN 2014年04月04日 14時00分
From 共同通信PRワイヤー

◎EnogiaとIFPENが排熱回収技術のマイクロタービンを共同開発へ

AsiaNet 56392
共同JBN 0382(2014.4.4)

【パリ2014年4月3日PRN=共同JBN】フランスの新興事業Enogia(リンク)とIFP Energies nouvelles(リンク)は3日、熱を電気に変換する一連のランキン(排熱回収)技術を共同開発、マーケティングする戦略的提携関係の取り決めに合意した。この新規構想は、5kWから100kWの発電能力を持つ極めて効率的なマイクロタービンを利用することに基づいている。固定設置(ジェネレーター、熱電併給設置)および特に鉄道、海運など輸送の両面における内燃エンジンの排ガス回収を目指している。

Enogiaは4人のエンジニアによって2009年に創設された新興企業であり、排ガスを電気に変換する有機ランキンサイクル(ORC)を専門とする。事業の中心はEnogiaが設計して製造、発電所の役割を果たす極めて革新的なマイクロタービンである。同社は(5kWからの)低出力タービン分野の世界的リーダーである。Enogiaはすでにフランスと海外で、特に農民が間で使うジェネレーター(メタン利用装置)の効率を高めるための一連の製品の商業化に成功している。

Enogiaは同日、同社タービンの発電範囲を広げる(100kWまで)新しい意欲的構想の実現を支援し、交通市場のニーズに対応する跳躍台としてIFPENとの提携関係を生かす。IFPENは発電効率をさらに高めるために、システム構成を最適化する科学的、技術的支援を与える。システムは100kWから1MWまで、あらゆるタイプのIC(内燃)エンジンの排ガス、冷却装置の両方またはいずれか一方から熱を回収できるようにする。

この技術は2つのタイプの市場を対象にしている。
 *熱電併給システムとジェネレーター。Enogiaの技術は余分に5-10%の電気を生み出すことを可能にする。
 *河川、海運、鉄道、長期利用の大型車両とコーチ。排ガスから熱を回収すれば、燃費は5-10%節約できる。

これら2つの市場においてEnogiaとIFPENはいち早く、さまざまな統合レベル(自立モジュールもしくは統合・集積モジュール)で利用可能な極めて信頼でき価格競争力のある一連のORC製品を提案している。パイロットユニットが工業・研究地区では立ち上がりつつある。

▽問い合わせ先
Enogia
Arthur Leroux
Tel:+33(0)9 51 53 79 09
arthur.leroux@enogia.com

IFPEN
Anne-Laure de Marignan
Tel:+33(0)1 47 52 62 07
anne-laure.de-marignan@ifpen.fr

ソース:Enogia and IFP EN

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