◎ペーター・ハントケ氏に2014年国際イプセン賞

オスロ国立劇場 2014年03月24日 11時00分
From 共同通信PRワイヤー

◎ペーター・ハントケ氏に2014年国際イプセン賞

AsiaNet 56222
共同JBN 0317 (2014.3.24)

【オスロ2014年3月20日PRN=共同JBN】国際イプセン賞は、ドラマや劇作を対象にした世界で最も権威のある賞で、舞台芸術の分野における発展に多大な貢献を果たした個人ないし団体を表彰するものである。受賞者には250万ノルウェー・クローナ(約40万ドル)が贈られる。

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賞はノルウェー政府が2007年に創設、これまでピーター・ブルック、アリアーヌ・ムヌーシュキン、ヨン・フォッセ、ハイナー・ゲッベルスの各氏が受賞した。審査委員会の発表によると、2014年国際イプセン賞はペーター・ハントケ氏に授与されることが決まった。表彰文によると、ハントケ氏は「仕事のための肉体を持ち、それはフォーマルな美しさと輝けるレフレクションの内にあって並ぶものがない。イプセンが、まだ終わってはいないブルジョア時代のモデル劇作家ならば、ペーター・ハントケ氏は疑いもなく演劇界における最も輝ける叙事詩人である」。審査委員会の発表文全文は以下のサイトを参照。リンク

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▽ペーター・ハントケ(Peter Handke)氏について
ペーター・ハントケ氏はオーストリア・ケルンテン州で生まれ、1961年から65年までグラーツ大学で法学を学んだ。1965年に最初の自作が認められると大学を中退した(「スズメバチ(Die Hornissen)」1966年)。同年、伝説的な戯曲「観客罵倒」(クラウス・パイマン演出)がフランクフルトで上演された。それ以来小説や散文30作品以上を出版、戯曲や映画脚本を執筆した。その中にはヴィム・ヴェンダース監督で映画化された名画「ベルリン・天使の詩」(1987年)が含まれる。文学上の業績に対してこれまで国際的な文学賞を多数受賞、現代欧州文学を代表する1人とみなされている。パリ郊外のシャビルに在住。

▽国際イプセン賞(International Ibsen Award)について
表彰式は9月21日に国際イプセン祭の期間中にオスロ国立劇場で開催される。フェスティバルはハントケの「Immer noch Sturm (嵐はまだ続く)」で閉幕する。賞金はノルウェー政府が文化省を通じて授与する。賞は1年おきにヘンリク・イプセンの誕生日に授与される。

審査委員会のメンバーは以下の各氏:ペル・ボウイ・ハンセン(委員長)、テレーゼ・ビョルンボウ(副委員長)、ハンネ・トムタ、クリスチアーネ・シュナイダー、ブライアン・マクマスター、トマス・オベレンダー、ロマン・ドルチャンスキー

これまでの受賞者は以下の各氏:ピーター・ブルック、アリアーヌ・ムヌーシュキン、ヨン・フォッセ、ハイナー・ゲッベルス

ヘンリク・イプセン氏は1828年3月20日、スキーンで生まれた。

イプセン賞、今年の受賞者、写真についての詳しい情報は以下のサイトを参照。
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▽問い合わせ先
Anne Berentsen,
+47-99-52-44-38 /
anne.berentsen@kulturmeglerne.no

ソース: The National Theatre in Oslo

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