◎ResMedが睡眠時無呼吸症研究の5大成果を紹介

ResMed Inc. 2014年03月14日 15時08分
From 共同通信PRワイヤー

◎ResMedが睡眠時無呼吸症研究の5大成果を紹介

AsiaNet 56166
共同JBN 0296 (2014.3.14)

【サンディエゴ2014年3月14日PRN=共同JBN】本日の世界睡眠デーにあたり、睡眠の障害となる呼吸などの呼吸器疾患を治療するソリューション開発のイノベーター、パイオニアであるMesMed(NYSE: RMD)は同社が選んだ過去1年間の睡眠時無呼吸症についての5大研究発見を強調して紹介する。これらの発見は全体として警戒すべき状況を示している。睡眠時無呼吸症は増加していて、突然の心臓死と結びついており、心臓発作、がん、高血圧からの回復を遅らせる。

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1.睡眠時無呼吸症は高いがん罹患率と結びついている
閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)は人体から酸素を奪い(低酸素症としても知られる)、65歳以下の患者でがんになる率を高めることがある。OSAは睡眠中にのどが緩み、気道をふさぐために起こり、脳が覚醒反応の引き金を引き、体が空気を求めてもがくまでいびきをかいたり、呼吸が止まったりする状態を引き起こす。
(Association between Obstructive Sleep Apnea and Cancer Incidence in a large multicenter Spanish Cohort(Campos-Rodriguez et al., 2013 Am J of Respir Crit Care Med))

2.睡眠時無呼吸症は突然の心臓死のリスクを増大させる
ResMedアジア・太平洋のジェフ・アーミットステッド副社長(医学問題)は「酸素は燃料であり、それがなければわれわれの存在は停止する。酸素供給を減少させ、突然の心臓死のようなものと直接関連する睡眠時無呼吸症のようなものは非常に深刻に考えなければならない」と語っている。
(Obstructive sleep apnea and the risk of sudden cardiac death: A longitudinal study of 10,701 adults.(Gami et al., 2013 J Am Coll Cardiol.))

3.治療を受けないと睡眠時無呼吸症は心臓発作からの回復を遅らせる
またアーミットステッド副社長は「睡眠時無呼吸症にかかっているのに治療を受けずにいて心臓発作が起こると、その人の心臓は睡眠時無呼吸症にかかっていない人の心臓のようには治癒しないことを明らかにしているので、これは驚くべき研究である」とも述べている。
(Impact of sleep-disordered breathing on myocardial salvage and infarct size in patients with acute myocardial infarction.(Buchner et al., 2013 Eur Heart J.))

4.睡眠時無呼吸症の治療は血圧を下げる
持続陽圧呼吸療法(CPAP)による睡眠時無呼吸症の治療は睡眠時無呼吸症患者の血圧を低下させる。ゴールド標準として広く受け入れられているCPAP療法は、陽圧の空気を送り出して気道を開けておく空気スプリントをつくり出すポータブルの小型気流発生器と接続したマスクないし鼻枕システムを装着するものである。
(Effect of continuous positive airway pressure(CPAP)on blood pressure in patients with obstructive sleep apnea/hypopnea. A systematic review and meta-analysis.(Fava et al., 2013 Chest))

5.睡眠時無呼吸症患者は男女とも増えている-最大で成人の4人に1人に
成人の睡眠時無呼吸症罹患についての最新のデータは、罹患率が過去20年間に大きく上昇したことを示している。30-70歳の成人の間では男性の13%、女性の6%が中程度から重症の睡眠時無呼吸症にかかっていると推定されている(その前の調査結果では男性9%、女性4%だった)。さらに、少なくとも軽度の睡眠時無呼吸症にかかっている人の数は男性(26%から34%に)、女性(13%から17%に)とも上昇している。
[Increased Prevalence of Sleep-Disordered Breathing in Adults. (Peppard et al., 2013 Am J Epidemiol.)]

全体として研究結果は、治療を受けないと睡眠時無呼吸症は生活の質、健康、死亡率に大きな影響を与えかねないことを示している。睡眠時無呼吸症は、さまざまな研究が引き続き明らかにしているように、がん、脳卒中、心不全、高血圧、糖尿病、肥満、冠状動脈心臓疾患など生命を脅かす慢性疾患の長いリストと引き続き強く関連づけられている。また治療されない睡眠時無呼吸症は特に女性でうつ病とも関連があり、職場や運転中の事故のリスクを高める昼間の眠気とも関連がある。

教育はいまでも効果的な治療の主な障害である。アジア・太平洋地域では睡眠時無呼吸症の人の95%もがいまなお診断も治療も受けていないことを研究は示している。

アーミットステッド副社長は「現在、睡眠時無呼吸症の検査、治療を受けるのはこれまでより簡単である。最新の治療法で患者はより多く眠れるようになるだけでなく、よりよく眠れるようになり、それはより健康になることを意味する」と語っている。

自分か自分の家族の誰かに睡眠時無呼吸症の疑いがあるときは、医師か医療専門家に話せばよい。典型的な症状には絶え間のない疲労感、集中力の低下、起床時の頭痛、抑うつ感、寝汗、体重増加、エネルギー不足、物忘れ、性機能障害、夜間頻尿が含まれる。詳しい情報はwww.resmed.comへ。

▽ResMedについて
ResMedは睡眠障害性呼吸、COPDなどの慢性疾患を治療、診断、管理する医療装置を開発、製造、販売することによって生活を変える。同社はこれらの病気に苦しむひとびとの健康、生活の質を改善するため、革新的な製品、ソリューションを開発し、治療を受けない睡眠障害性呼吸が健康に及ぼす恐れがある深刻な結果についての認識を高めるために努力している。ResMedについての詳しい情報はwww.resmed.comへ。

▽問い合わせ先
メディア
Troy Anderson
Manager, Global Corporate
Communications
O: +1-858-836-6772
news@resmed.com

投資家
David Pendarvis
Chief Administrative Officer and Global General Counsel
O: +1-858-836-5000
investor.relations@ResMed.com

ソース:ResMed Inc.

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