経理マン向け超簡単ITコラム「キャッシュの仕組み」

鈴与シンワートは、経理マン向け超簡単ITコラム「キャッシュの仕組み」を公開しました。

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こんにちは、新宮りつ子です。
冬休みでキャッシュを使い果たした私ですが(笑)、今日はキャッシュの解説をしたいと思います。

IT用語でキャッシュといえば、cash(現金)ではなく、cache(貯蔵庫)です。使いにくい場所にあるデータをキャッシュにコピーし、次回からはそれを使うことで処理を高速化する仕組みです。

コンピュータは、CPU(中央処理装置)、メインメモリ(主記憶装置)、ハードディスクなどで構成されています。
CPUは作業する人間、メインメモリは作業机、ハードディスクは机の引き出しに例えられます。 CPUはそれだけでは作業ができません。
作業内容が書かれたプログラムをハードディスク(引き出し)から読み込み、それに従って作業を行います。
また、CPUは記憶ができないので、途中経過を頻繁にメインメモリ(作業机)へ保存しなければなりません。
メインメモリ(作業机)はCPUから高速にアクセスでき、使い勝手が良いですが、電源が切れると内容がクリアされてしまうので、長期的な保存には向きません。
ハードディスク(引き出し)は電源を切っても保存内容が維持されますが、CPUからの書き込み・読み込みの遅さがネックになっています。

そこで、ハードディスクの中の良く使うデータをメインメモリにコピーし、作業中はアクセスしやすいメインメモリを使うことで、作業を高速化するようにします。
このメインメモリに置かれたコピーを「キャッシュ」といいます。

キャッシュはインターネットの世界でも活用されています。
この場合、ハードディスクに当たるのはWebサーバです。遠く離れたサーバから、Webページや画像を読み込むには時間がかかります。
特に画像はサイズが大きい割に更新されることが少ないので、同じ画像を何度も読み込むことは無駄になります。
そこで、Webページの画像をWebブラウザのキャッシュメモリに残しておくことで、次回からの画面表示を早くするのです。
キャッシュにデータが残っている限り、ブラウザはインターネットにはつながずに、キャッシュからWebページを表示します。

(この続きは以下をご覧ください)
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