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OKI、就寝時などの微細な呼吸レベルの動きも検知する「見守りシステム」を発売

ドップラー効果を利用したマイクロ波電波センサーで、詳細な生活行動の可視化を実現

Tokyo, Feb 27, 2014 - ( JCN Newswire ) - OKIは、このたび就寝時などの微細な呼吸レベルの動きまで検知可能な「電波型超高感度人感センサー」の商品化に成功しました。同センサーを用いた「見守りシステム」を、2014年2月28日より見守り、介護、セキュリティなどの市場向けに販売を開始します。また、システム販売のほか、「電波型超高感度人感センサー」とPCなどへの接続ユニット、PC上で動作する評価ソフトを組み合わせた開発用キットの販売もあわせて開始します。

このたび発売した「見守りシステム」では、ドップラー効果を利用したマイクロ波電波センサーに、人の呼吸成分を効率よく検出するアルゴリズムを新たに開発して実装した「電波型超高感度人感センサー」を用いています。これにより、活動時だけでなく就寝時などの安静状態においても、体調変化や生活リズムの変化をリアルタイムに把握して可視化することが出来ます。これにより詳細な見守りやセキュリティ管理が可能となります。

近年、少子高齢化をはじめとした社会環境の変化にともない、見守りやセキュリティ分野への関心が高まっています。これらの分野で利用されてきた検知システムでは、主に焦電型赤外人感センサー※2が使用されており、動いている人の検知には適していますが、温度環境の影響を受けやすく、静止し温度変化のない物体の検知はできないため、安静中の人の状態検知に課題がありました。

OKIはこれらの課題に着目し、物体の動きによる揺らぎの違いから周囲の動く物体の影響を排除しつつ、人体の動きを高精度に抽出する研究を行い、微細な動きに反応するドップラー効果※3を利用して物体の動きを捉え、動きの揺らぎの違いに着目し人を検知する「電波型超高感度人感センサー」を開発し商品化に成功しました。同センサーを利用することにより、より詳細な見守りやセキュリティ管理の可視化を容易に実現できます。弊社は、見守り、介護、セキュリティなど各市場において、それぞれの分野に合せたカスタマイズを行い、積極的に販売していきます。

【販売計画】

■ 電波型超高感度人感センサーを用いた見守りシステム
標準価格: 個別見積もり
出荷時期: 受注生産
■ 販売目標: 年間 10システム
■ 電波型超高感度人感センサー 開発キット
構成: センサー、I/F変換装置、接続ケーブル、評価ソフト
標準価格: 500,000円(税別)
出荷時期: 受注生産

【電波型超高感度人感センサー 仕様】

項目
温湿度条件:
- 温度条件: -10度~+40度
- 湿度条件: 95%以下
外形寸法: 110mm(W)x90mm(D)x40mm(H)以下
電源: DC+8V~DC+12V
消費電力2W以下

【主な特長】

1.広い検知エリア
おおよそ8畳間を一つのセンサーでカバー。また、複数の無線チャネルを備えているため近接してセンサーを設置でき、容易に検知エリアの拡張が可能。
2.小型化により設置が容易
センサー部が小型(78(W)×98(H)×26.5(D) [mm](突起物含まず))であり、また、配線もLANケーブルのみであるため、天井などへの設置が容易。
3.継続的な活動量の検知
布団、毛布などは電波が透過するため、就寝時なども継続的に活動量の検知が可能。また、電波により動きのみを検知し、カメラなどを使用していないので、プライバシーが保たれた状況で検知可能。

【用語解説】
※1: マイクロ波電波センサー
10.5GHz、24GHzなどのマイクロ波帯の電波を用いたアクティブ型センサー。電波を発信し、物体などに反射波を受信することで、周囲の物体を検知することができる。ドップラー効果を用いたセンサーでは、主に動く物体の速度を高感度に検出できる特長がある。
※2: 焦電型赤外人感センサー
焦電効果を利用して人などの発する赤外線による温度変化を検知するセンサー。安価で幅広く普及しているが、静止し温度変化のない物体の検知は原理的にできない。また、温度環境の影響を受けやすく、体表面の温度と周囲環境温度の差の少ない夏場は精度が低下しやすいといった課題がある。
※3: ドップラー効果
音波や電波などの波の発生源と観測者との速度差によって、波の周波数が異なって観測される現象のこと。速度差に比例して周波数が変化する。また、波が動く物体で反射する際にも発生する。

概要:沖電気工業株式会社

OKIは米国でグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業した、日本で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーです。先見性と勇気をもって果敢に挑戦・行動するという、創業以来の「進取の精神」を連綿と受け継ぎ、ブランドスローガン「Open up your dreams」のもと事業展開しています。現在、「金融システム」「通信システム」「情報システム」「プリンタ」「電子部品・モジュール他」の5つの分野において、OKIグループは社会の発展に寄与する最先端技術の商品・サービスをお客様にお届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献しています。詳細はこちらからご覧ください。 リンク

お問合せ先:
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
広報部 山本 
電話: 03-3501-3835
e-mail: press@oki.com

本件に関するお客様からのお問い合わせ先
社会システム事業本部 交通防災システム事業部 統合SE部
電話: 03-3452-4138
統合営業本部 官公営業本部 市場開発営業部
電話: 03-5445-5016

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