SecureDocの新しい拡張機能によりセキュリティを犠牲にすることなく BitLockerの容易な管理を実現

SecureDocの新しい拡張機能によりセキュリティを犠牲にすることなくBitLockerの容易な管理を実現、ウインマジックのSecureDocが備えるプリブート認証機能が、Microsoft BitLockerおよび企業の部門サーバにおけるTCG Enterprise準拠ドライブの管理に対応。

2014 年 2 月 25 日(火曜日)東京発 – ディスク暗号化ソフトウェアの先進企業、WinMagic Inc. の日本法人であるウインマジック・ジャパン株式会社(以下ウインマジック)(本社:東京都港区、代表取締役:石山 勉)は本日、様々なデバイスに保存されている暗号化データを管理する同社のデータセキュリティソフトウェア SecureDoc が機能強化され、Microsoft Windows ネイティブのディスク暗号化機能である BitLocker の管理に対応したことを発表しました。今回ウインマジックは、Trusted Computer Group(TCG)Enterprise 準拠ドライブのサポートを強化するとともに、暗号化の管理につきものの様々な問題にお客様が直面することなく、最先端のストレージのアプローチや一般的なオペレーティングシステムに対応するデータ保護を実現することになります。

2014 年 4 月に提供開始を予定している SecureDoc のこのような機能拡張により、業界でもっとも堅牢なデータ暗号化とセキュリティサポートがお客様に提供されます。ウインマジックとシーゲートは、RSA Conference 2014 の Moscone Center West 会場の2018 号室で 2 月 24 日(月)に行われる TCG セミナーにおいて、SecureDoc による TCG Enterprise 準拠ドライブ管理のデモンストレーションを実施します。

Microsoft BitLocker は、データ保護に広く利用されている Windows ネイティブの暗号化機能で、SecureDoc Enterprise Server(SES)による管理機能を活用している BitLocker のユーザは、暗号化につきものの数多くの問題を解決することができます。暗号化における問題の筆頭に挙げられるのは、暗号化されたノート PC のパスワードのリセットとユーザのプロビジョニング作業です。

BitLocker を単体で使用する場合、ユーザや管理者は強力なネイティブ暗号化機能を活用することができますが、PC の利用認証はデバイスベースであり、今日のビジネスで不可欠なユーザによる認証機能は提供されません。これに対し、SecureDoc の BitLocker 管理機能などのソリューションは、このネイティブ暗号化では不充分な点を補完します。SecureDoc の管理機能では、次のような方法で BitLocker の機能を強化します。

•強力なユーザ認証および多要素認証機能が利用可能となり、BitLocker の制御とセキュリティをさらに強化します。管理者は、スマートカードや他のトークンなどによる多要素認証に加えて、PIN 単体での認証の代わりに既存のネットワークログイン用の認証情報が活用可能となり、システムへの不正なアクセスを遮断し、高度なデバイスセキュリティを確保できます。この多要素認証のアプローチは、多くの政府機関やセキュリティ要件の厳格な企業組織において必要不可欠です。

•さらに重要な点は、SecureDoc 独自の PBConnex 機能によって、ローカルネットワーク経由でユーザを認証するプリブートネットワーク認証が可能になることです。また IT 管理者は、対象のマシンの場所に出向いたりユーザに複雑なチャレンジレスポンスによるパスワードのリカバリを実行させることなく、パスワードのリセットや Active Directory のロールアサインメントが可能になります。この結果、デバイスのセキュリティを犠牲にすることなく IT の運用に要する負荷が飛躍的に軽減されます。

PBConnex は、暗号化の導入に伴う苦痛を取り除くことができるため、使用しているマシンが暗号化されていることをエンドユーザに意識させることなく、暗号化されたノート/デスクトップ PC を管理することができます。今回の SecureDoc の機能強化により、BitLocker のユーザは PBConnex を活用した暗号化の容易な管理だけでなく、ログインプロセスにおいて暗号キーが危険にさらされることがなくなり、さらなるセキュリティの強化が実現することのメリットを享受できるようになります。

今日の企業では、ハードウェアとソフトウェア両方の暗号化をはじめ様々なセキュリティ手法が混在する環境で業務を行うケースが増えています。今回 SecureDoc が BitLocker の管理に対応したことで、お客様は自社のニーズに最適なデータ暗号化ソリューションやその運用方法の選択に迷う必要がなくなります。ノート PC などのモバイルデバイス上の SecureDoc、SED 管理、あるいは紛失や盗難の危険性の低いデスクトップの BitLocker を問わず、SES は単一のコンソールからすべて管理することができます。

「フルディスク暗号は、保存されているデータの保護に最適なソリューションとしてこれまで利用されてきました。しかしながら、フルディスク暗号にはエンドユーザあるいは企業組織に混乱を生じさせる可能性や、また透過的ではないという欠点もありました」と、ウインマジックの創設者/CEOのThi Nguyen-Huuは述べています。「モバイルデバイスおよびサーバにおける SED の採用、そしてOS に組み込まれた暗号化機能の登場は、そのような混乱の発生を抑える第一歩として大変有効です。しかしながら、これは出発点にすぎません。単体のコンソールですべてのセキュリティを管理可能なウインマジックのソリューションにより、Windows、Mac、Linux など多様なプラットフォーム上で暗号化されているデータはすでに確実に保護されており、USB リムーバブルメディア、ネットワークあるいはクラウドを使用するデータの安全な交換も実現しています。SecureDocのマルチプラットフォーム対応の暗号化とキー管理が今回BitLockerや部門サーバまでそのサポートを拡張したことで、ウインマジックは保存データのシームレスな保護に向けてさらに一歩前進しました。今回の機能拡張は、データの保存場所に関係なく、また実際の暗号化手法にも依存しません。このアプローチは、確かなセキュリティを実現するためにはエンドポイント上で暗号化を実行し、暗号キーは第三者ではなく企業組織自身が制御しなければならないという、ウインマジックの一貫したポリシーに基づいています。」

SecureDoc OSA for Servers

ウインマジックは、TCG の創設以来同団体との連携を続けており、SED 向け OPAL 仕様をサポートしています。この領域におけるウインマジックのリーダーシップは、OPAL 準拠ドライブに対する業界トップレベルのサポートや、SED 管理機能と組み合わせた PBConnex の革新的な活用ソリューションである SecureDoc OSA(Operating System Agnostic)の提供によって実証されています。

SecureDoc OSA は、オペレーティングシステムにソフトウェアを一切インストールすることなくハードドライブを暗号化する機能を SecureDoc のユーザに提供します。OPAL 準拠の SED を使用する場合、管理と認証はプリブート環境で実行されるため、OS 固有のインストールパッケージを作成する必要がありません。SecureDoc OSA は、社内環境で Linux などを活用すると同時に、システムの監査やセキュリティの管理も実行したいとお考えの企業や組織に理想的なソリューションを提供します。

またウインマジックは、TCG Enterprise 準拠ドライブに対しても同様のアプローチをとっています。企業内サーバに対する要求を満たすためには、TCG Enterprise 準拠ドライブをサポートする大規模ストレージが必要です。TCG Enterprise 準拠ドライブは、もっとも安全で効率的な方法でディスク上のデータを暗号化する優れた機能を提供します。SecureDoc OSA for Servers によって、ウインマジックは IT 管理者が抱える困難を解決し、プリブートネットワーク認証機能を活用して部門サーバの起動/再起動をリモートから無人で実行可能にします。ウインマジックは、これまで暗号化サーバでは不可能だった機能を提供できる唯一の企業です。

ウインマジックは、2014 年 4 月に SecureDoc 6.4 の提供開始を予定しております。


【ウインマジックについて】
ウインマジックのSecureDocは、デスクトップ PC、ノート PC、タブレットデバイス、そしてUSBメモリやCD/DVD、SDカードをはじめとするリムーバブルメディアに保存されているデータすべての保護を容易に実現するディスク暗号化ソリューションです。Microsoft Windows、Mac OS、Android、そしてLinuxの各プラットフォームをサポートするSecureDocでは、標準的なドライブとシーゲートなどの Opal 標準準拠ドライブをはじめとする自己暗号化ディスクドライブ(SED)の両方を容易に一元管理し、使用することができます。ウインマジックは、ビジネスのリスク軽減、プライバシーや法的規制のコンプライアンス要件への対応、さらに不正アクセスからの大切な情報資産の保護を実現する同社の高度なテクノロジーによって、世界中の何千もの企業や政府機関から高い信頼を得ています。充実したプロフェッショナルサービスとカスタマサービスを誇るウインマジックは、今日、80 を超える国々で 300万以上におよぶSecureDocのユーザを支援しています。ウインマジックの詳細は、http://www.winmagic.com/jp をご覧ください。

WinMagic、SecureDoc、SecureDoc Enterprise Server、Compartmental SecureDoc、SecureDoc PDA、SecureDoc Personal Edition、SecureDoc RME、SecureDoc Removable Media Encryption、SecureDoc Media Viewer、SecureDoc Express、SecureDoc for Mac、SecureDoc Central Database は、米国およびその他の国における WinMagic Inc. の商標です。本文中のその他の社名、製品名等は、各社の商標、または登録商標です。

(C)2014 WinMagic Inc. All rights reserved.

本プレスリリースに関するお問合わせ先:
ウインマジック・ジャパン株式会社
〒105-0022 東京都港区海岸 1-2-3
汐留芝離宮ビルディング 21 階
http://www.winmagic.com/jp

(製品情報に関するお問合わせ先)
Email: sales.jp@winmagic.com
Tel:03-5403-6950
(取材のお申込先)
Tel:03-3537-1108
Email: winmagic@mlrev.co.jp

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