◎2013年営業利益は72%増 Grupo Aeromexico
AsiaNet 55880
共同JBN 0189 (2014.2.24)
【メキシコ市2014年2月24日PRN=共同JBN】メキシコ最大の国際航空会社Grupo Aeromexico S.A.B. de C.V.(Aeromexico、アエロメヒコ、BMV:AEROMEX)は24日、2013年の第4四半期と通年の監査前決算を発表した。
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2013年の第4四半期
*営業利益は前年同期比71.8%増の6億3400万ペソ。営業利益率は前年同期より2.2%ポイント高い5.9%を達成した。
*第4四半期のEBITDAR(金利・税金・償却・リース料支払い前利益)は21億ペソで、前年同期と比べて26.4%増加した。調整済みEBITDAR利益率は2.8%ポイント伸びて19.6%となった。
*第4四半期の純利益は3億8500万ペソ。前年同期の純利益には、グループのロイヤルティープログラムを管理する子会社、PLMの20%株を売却したため、6億0100万ペソの利益が含まれていた。これを除いた2012年第4四半期の純利益は1000万ペソとなる。
*2013年第4四半期の総収入は107億ペソで、前年同期比8.7%の増収だった。
*燃料を除くCASK(コストを、座席数と運航距離の積算値で割った値)は前年同期より5%低下し、4四半期連続で前年同期より低くなった。
*新たに4機の引き渡しを受けた。そのうち2機はボーイング787-8、1機はボーイング767、もう1機はエンブラエル190。一方でエンブラエル145の3機が退役したため、2013年12月31日時点のGrupo Aeromexicoの就航機は117機となった。
*2013年の定時運航パフォーマンスは87.7%で、前年より7.7%ポイント向上した。
Grupo Aeromexicoのアンドレス・コネサ最高経営責任者(CEO)は「2013年は厳しい経済環境と知られていたが、わが社は第4四半期に非常に堅調な業績を達成した。営業面ではCASKを引き下げて競争力を高め、4四半期連続で利益率を伸ばした」と述べた。
▽Grupo Aeromexicoについて
Grupo Aeromexico, S.A.B. de C.V.はメキシコで民間航空事業やロイヤルティープログラム事業を行う子会社を傘下に置く持ち株会社である。メキシコ最大の航空会社であるアエロメヒコ航空は主要ハブ空港とするメキシコシティ国際空港の第2ターミナルから毎日600便以上を、メキシコ国内47都市、米国17都市、中南米13都市、欧州3都市、アジア2都市、カナダ1都市を含む3大陸80都市以上へ運航している。
グループが保有する115機以上の航空機群はボーイング787、777、767、737ジェット旅客機および次世代のエンブラエル145、170、175、190である。アエロメヒコ航空は2012年に、ボーイングから737MAXジェットを90機、787-9ドリームライナー10機の計100機を購入するというメキシコ航空史上で最も重要な投資戦略を発表した。
アエロメヒコ航空は航空連合スカイチーム(SkyTeam)の創設メンバーとして、加盟19航空会社が就航する178カ国、1000都市余りにサービス網を広げ、乗客は世界530カ所の空港プレミアムラウンジを利用できるなどの特典がある。デルタ航空、アラスカ航空、アビアンカ航空、ラン航空、TACA航空、TAM航空とはコードシェアで提携し、米国、ブラジル、カナダ、チリ、コロンビア、ペルーなどの国々へは幅広いネットワークがある。詳細はリンク、リンク。
ソース:Grupo Aeromexico S.A.B. de C.V.
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