◎業界団体International M2M Councilが1カ月で500余りの新メンバー獲得
AsiaNet 55887
共同JBN 0187 (2014.2.20)
【ロンドン2014年2月20日PRN=共同JBN】「Internet of Things(IoT、モノのインターネット)」に対する新しい業界団体International M2M Council(IMC)は先月(1月)、新たに500余りの新メンバーを獲得し、このセクターにおける業界リーダーシップのニーズが高まっていることを示した。新たなIMCメンバーの一部は、世界でM2M(マシン・ツー・マシン)テクノロジーを展開するフェデックス(FedEx)、現代(Hyundai)、サウジアラムコ(Saudi Aramco)、シーメンスヘルスケア(Siemens Healthcare)、タタグループ(Tata Group)、米国防総省など大企業の個人が含まれている。
IMCのキース・クライシャー事務局長は「これまでは世界的レベルでリーダーシップ欠如があったことは明らかである。IoTビジネスモデルを展開したい企業は、経費はどれほどとか、リスクはどのようなものかなどの情報に飢えている。われわれグループの使命達成は容易ではないが、Internet of Thingsのビジネスケースを示すという簡単なことである」と語った。
IMCはこの目的のため、新しいIoTコンテンツライブラリーを展開する。それはバルセロナで開かれるMobile World Congress開催中にM2M展開に対するROI(投資利益率)を強調して50例余りの研究結果が含まれる。同グループは既に、M2Mテクノロジーに対する重要なマーケットであるエネルギー、ヘルスケア、ロジスティックス産業に有用な週刊ニュースレターを発行している。先月になってようやく広範なメンバー勧誘努力が始まり、資格を認められたアダプターメンバーは、無料でIMCライブラリーを利用できるが、むしろメンバーのデモグラフィック情報を提供することが許される。IMCは量的研究、ベストプラクティスなどの確立のためにこの情報を利用する。
ドイツテレコムのM2M Competence CenterバイスプレジデントでIMC会長のユルゲン・ハーゼ氏は「われわれは全産業に不可欠の絶対的戦略として、世界規模の業界グループの確立を目指している。IMCはメンバーが得られる具体的な恩恵を持って、M2Mの展開で主要な役割を果たしたい」と語った。ドイツテレコムに加えて、IMC理事会を構成するほかの企業は、AT&T、ディジインターナショナル(Digi International)、Iridium、Kore Telematics、オラクル(Oracle)、Orbcomm、テレコムイタリア(Telecom Italia)、Telit、Wylessなど。
クライシャー事務局長は「それはウイン・ウインの関係である、アダプターメンバーは重要な情報を取得し、支援メンバー企業はこれらアダプターに特別に接触ができる。われわれはグループ外のアクセスについて共有しない」と語った。
▽International M2M Council(IMC)について
IMCは世界的にM2Mテクノロジーのソリューションプロバイダーとアダプターを寄せ集めて、幅広く産業および消費者セクターにわたるコネクティビティーを育成する。詳しい情報はwww.im2mc.orgを参照。
ソース:International M2M Council
▽問い合わせ先
International M2M Council,
+44 20.7596.8777,
info@im2mc.org
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