津波からの避難に便利な電動カートを発売

みちのくトレード合同会社 2014年02月05日 10時20分
From 共同通信PRワイヤー

2月5日

みちのくトレード合同会社

津波からの避難に便利な電動カートを発売

小型電気自動車の開発・販売を行うみちのくトレード合同会社(神奈川県小田原市)は、買い物や緊急時の避難に便利な電動カート(Electric Vehicle) 「おさんぽEV とれ蔵(トレゾウ)」を26年夏から発売します。
(リンク)

「おさんぽEV とれ蔵(トレゾウ)」は、子供からお年寄りまで誰でも簡単に公道(歩道)を最高時速6km/hで走行できる電動カートです。免許は必要ありません。普段のお出かけや買い物に便利なほか、大地震発生後の津波からの避難等の緊急時・災害時にも、脚の不自由な高齢者が1人で安全・簡単・迅速に避難することができます。

【特長】
○座席下に買い物カゴ(約22l)を収納できるので、普段の買い物に便利です。買い物カゴに非常用携行品(食料、水、着替え、ライト等)を常備しておけば、地震発生直後に買い物カゴごと搭載してすみやかに避難を開始できます。
○最高速度6km/hで避難した場合、1分間に100m、5分間で500mを迅速に避難できます。
○避難の最中は避難者が集中し、混雑・混乱が予想されます。避難ブザーボタンを押すと前進間に断続的に警告音を発し、自車位置を周囲に知らせながら安全に走行できます。
○回転式クッションシートで脚の不自由な方でも楽に乗り降りができます。

【性能・諸元】
全長:110cm    全幅:51cm     全高:93cm    重量: 60kg
最高速度:6km/h  モーター出力:270W 登坂能力:10度   回転半径: 1.5m
走行距離:約12km  充電時間:約6時間   最大積載量:100kg(乗員含む)

【販売予定価格】
約25万円

【開発の背景】
 東日本大震災においては多くの方が津波の犠牲となりましたが、その6割以上は60歳代以上の高齢者でした。脚が悪く、わずか数百mの距離を避難できない1人暮らしのお年寄りがたくさんいます。また、1人では避難できない高齢者を家族や知人が車で迎えに行き、渋滞に巻き込まれ津波に飲まれるケースもあったと報じられています。津波の被災地だけでなく、東京でも公共交通機関が麻痺し、都心の道路が大渋滞して膨大な帰宅困難者が発生しました。
 一方で、公共交通機関の削減やガソリンスタンドの減少傾向が続いており、「交通弱者」や「買い物難民」なる言葉が生まれるなど、非常時だけでなく日常生活でも移動に支障を来たすお年寄りが増えています。
 このような問題の解消のために、新時代の乗り物として注目を集める電気自動車が果たすべき社会的な役割は大きいと考えます。 



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