◎世界の偽物携帯電話の販売高は年間60億米ドル MMFが調査報告書発表

モバイル・マニュファクチュアラーズ・フォーラム 2014年02月07日 16時59分
From 共同通信PRワイヤー

◎世界の偽物携帯電話の販売高は年間60億米ドル MMFが調査報告書発表

AsiaNet 55693
共同JBN 0117 (2014.2.4)

【ブリュッセル2014年2月4日PRN=共同JBN】モバイル機器メーカーの国際組織モバイル・マニュファクチュアラーズ・フォーラム(Mobile Manufacturers Forum、MMF)が発表した調査研究報告によると、世界のブラックマーケットに出回っている偽物や低品質の携帯電話は1年間で60億米ドルに相当することが分かった。MMFの調査報告書は世界の偽物、低品質な携帯電話に関するこれまでで最も包括的なもので、世界の主な携帯電話ブランドが何か月もかけて分析してきた。

MMFのマイケル・ミリガン事務局長は「この調査研究は、2013年には実在の小売店を通じて1億4800万台の偽物や低品質の携帯電話が販売されたと推定しており、それよりもっと多くの偽携帯電話が非正規の小売アウトレット、オンラインのオークションサイト、ブラックマーケットで売られたと見ている」と語っている。

インドだけでも偽物携帯電話は携帯電話市場の20%を占めている。これは年間15億米ドルの販売損失につながり、8500万米ドルの直接税未収、4億6000万ドルの間接税未収が生じている。

ミリガン事務局長は「偽物携帯電話は安価な低品質の素材でできており、危険なレベルの鉛のような金属、化合物を含んでいることが分かっている」と述べている。

ユーザーはしばしば、安い携帯電話をインターネットで探して、それとは知らずに偽物の携帯電話を購入している。このウェブサイトリンクは、潜在的に危険な偽物の携帯電話、バッテリー、充電器を見分け、購入を避けるのに役立つ。

以下は偽物電話を見分ける方法のいくつかである。
*IMEIナンバー:正規の携帯電話にはキャリア・ネットワークに登録する固有のシリアルナンバーが付いている。偽造電話の場合、他の複製だったり、無効のIMEIナンバーになったりしている。
*価格:余りに安い場合は恐らく偽造電話。
*低品質:印刷ずれ、ミススペリング、ラベルのゆがみなどは偽造のサイン。

詳細:Counterfeit/Substandard Mobile Phones - A Resource Guide for Governments リンク

▽問い合わせ先
Michael Milligan, Secretary General, MMF
+852-6204-6219
michael.milligan@mmfai.org, リンク

ソース:Mobile Manufacturers Forum

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