イタウ・アセット・マネジメントがOmgeo CTMとOmgeo ALERT導入によるポストトレード業務の自動化を実現

オムジオ株式会社 2014年01月31日 12時23分
From Digital PR Platform


ポストトレード業務合理化のグローバル・スタンダードであるオムジオは、イタウ・アセット・マネジメント(以下「イタウ」)が、Omgeo Central Trade Manager(Omgeo CTM)とOmgeo ALERT(ALERT)を導入し、使用を開始したことを発表しました。オムジオの当該サービスの導入により、イタウは証券会社など世界中の取引当事者とのポストトレード業務を自動化する事が可能になります。同社は最初の段階として海外との取引をOmgeo CTMで自動化し、順次国内の取引にこのセントラル・マッチング機能を拡大・活用することを検討しています。

Omgeo CTMは、国内および海外の株式、債券、上場デリバティブ(先物および上場オプション)、ならびにコントラクト・フォー・ディファレンス(差金決済)取引の約定照合のための戦略的なプラットフォームです。また ALERTは、決済口座情報(SSI)の管理、および取引当事者間での情報共有するためのデータベースで、業界最大で最も市場ベースの規則に準拠・対応し、自動的に正確なSSIをOmgeo CTMのトレード情報に付加する事ができます。

ブラジルの取引所であるボペスパ(Bovespa)の報告によると、2012年には株式取引が年間で10.6パーセント増加し、総取引高は1兆7,800億レアル(8,710億米ドル)にも達しています。取引量の増加につれ、取引業務も注目されるようになりました。これまでブラジルの資産運用管理会社は、社内で開発された応用が難しいマニュアル作業を必須とするポストトレード業務に依存して、取引確認、取引承認、および取引照合を行ってきました。そして、取引量の増加により、これらの会社ではポストトレード業務を時間内に終了させるプレッシャーが大きくなりました。そのためブラジルの資産運用管理会社は、マニュアルの処理にまつわるリスクやコストを軽減し、オペレーション全体の取引量拡大を可能にする自動化されたポストトレード業務フローに着目するようになっています。

1,600億米ドル以上の資産を運用するイタウは、Omgeo CTMと ALERTの導入により、グローバルなソリューションであるベストプラクティスを享受できるようになります。導入以前のイタウでは、海外の株式取引処理にファックスや電子メール、エクセルなどを使用していました。オムジオのサービス導入により、イタウは効率性を著しく向上させ、取引のフェイルを削減することができます。

「グローバル・マーケットでは流動性がますます高まり、取引量も増え続けているため、ポストトレード業務を自動化することは当社の最優先課題になっていました。Omgeo CTMと ALERTの導入により、全体的なリスクが軽減され効率性が向上するだけでなく、高い評価を受けているソリューションの導入によって国際的なプラットフォームの機能を拡大し、証券会社などの取引先企業とのインタラクションを合理化するという当社の積極的な取り組みが改めて実証されることになります」と、イタウのディレクター、リカルド・ソアレス(Ricardo Soares)氏は述べています。

オムジオのグローバル・リレーションシップ・マネージメント担当エグゼクティブディレクター、シェルドン・ウォリック(Sheldon Warrick)は次のように述べています。「ブラジルのマーケットは、中南米地域の他のマーケットと同様、ここ数年は資金の流入が大幅に増えており、経済の隆盛と共に市場も活発になり、取引量も増大しています。そのため、取引とポストトレード業務の自動化への注目が地域を通じて大いに高まっています。ブラジル最大の資産運用会社であるイタウがOmgeo CTMとALERTを導入してポストトレード業務を自動化させることは大変光栄です」

現在、全世界で1,500以上の機関投資家と証券会社などがOmgeo CTMを利用しており、同様に、1,800以上の企業が ALERTを利用しています。また中南米では、30を超える大手機関投資家、および証券会社がオムジオのサービスによって、ポストトレード業務を合理化しています。

イタウ銀行について
イタウ銀行は中南米最大にして世界屈指の銀行であり、およそ9万6,000人の社員を有し、北中南米、アジアおよびヨーロッパ20ヶ国で活動しています。総合銀行であるイタウ銀行は、多様なプロフィールの顧客(大規模な多国籍グループから地域の小規模な起業家にまでいたるあらゆる規模の法人および個人)に多様なサービスと商品を提供しています。イタウ銀行はブラジル国内におよそ5,000のフルサービス支店を展開し、約2万8,000のATMを設置しています。イタウ・アセット・マネジメントは、イタウ銀行の運用部門です。詳細については、下記のウェブサイトをご覧ください。www.itau.com.

オムジオについて
2001年に設立されたオムジオは、機関投資家からブローカー、カストディアンバンクに至る取引ライフサイクルを自動化しており、世界52か国、6,500のお客様、および80社のテクノロジー・パートナー間で、シームレスな接続と相互運用を実現しています。オムジオによるポストトレード業務の自動化、合理化により、お客様は取引のクリアリングと決済を迅速に行うことができ、取引および信用リスクの削減が可能になります。オムジオの強みは、グローバルなコミュニティを有し、市場や規制環境の変化に対応しながら、お客様の投資戦略のもとで明確なリターンを実現するためのソリューションを提供する能力にあります。オムジオは国境、アセットクラス、そしてトレード・ライフサイクルを問わず、投資業界における業務効率のグローバル・スタンダードを確立しています。オムジオはDTCC(米国保険振替機構)の子会社です。オムジオに関する詳細は、www.omgeo.comをご覧下さい。

<お客様、ユーザー様お問い合わせ先>
オムジオ株式会社 久元
E-mail: satomi.hisamoto@omgeo.com

<報道関係お問い合わせ先>
広報代行 株式会社プラップジャパン 鈴木、矢畑
電話:03-4570-3191 E-mail: m-suzuki@prap.co.jp

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