映画のバリアフリー字幕、副音声をスマホで

<映画の音声に同期して、字幕、副音声を再生します>

映画・映像のバリアフリー視聴拡大に取り組む、NPO法人メディア・アクセス・サポートセンター(以下、MASK)と、オランダCivolution社の音声電子透かしによるセカンドスクリーン・ソリューション『SyncNow』の販売・サポートを行う、アイティアクセス株式会社は、スマホのアプリ『おと見』(MASC開発、iOSおよびAndroidOS対応)を使って、映画館のスピーカーから流れる音声を拾って情報保障を行うサービスを映画館で開始します。
 映画本編の音声に、『SyncNow』を使って、作品識別情報とタイム情報を埋め込み、スマホアプリ『おと見』と同期させてバリアフリー字幕や多言語字幕、及び視覚障害者向け副音声等をスマホやタブレットPCに送出する仕組みです。
 国内でも普及が進むスマートフォンとアプリをユーザーインターフェイスとしt活用することで、より多くの方が手軽に情報保障を受けることができる画期的なサービスです。

バリアフリー映画の第一弾として、劇場公開作品《渚のふたり》にて、映画館でiPodtouchの貸出を行い、必要とされる方に英語字幕を表示、視覚障害者用副音声を再生させるサービスを行います。今後の展開として、スマホアプリ『おと見』を一般配信し、映画のバリアフリー化を推進することを計画しています。
*《渚のふたり》では、色分けされたバリアフリー字幕を劇場スクリーンに表示します。


                     劇場公開作品 《渚のふたり》
                    
                   02月15日(土)より「シネマート新宿」
                   02月22日(土)より「シネマート心斎橋」
                  
渚のふたり ( リンク )


背景:
芸術へのアクセス保障を含む「障害者権利条約」が批准決定しました。超党派による「障害者の芸術文化進行議員連盟」も設立され、映画・映像のバリアフリー化についても本格的な議論が始まっています。このシステムを使うことで劇場設備は最小限で対応可能です。耳が聞こえない、聞こえにくい方には字幕、目が見えない、見えにくい方には副音声が必要です。また超高齢社会、そして2020年東京オリンピックに向かう日本において、外国人観光客の増加も想定され、この動きがユニバーサルデザインにつながっていきます。


特長と将来性:
・バリアフリー字幕の他、英語・中国語などの多言語の字幕、手話等の映像、視覚障害者洋服音声等の音声等、あらゆる情報の配信がスマートフォンなどのセカンドスクリーンで同時に対応可能。
・ヘッドマウントディスプレイを使用することでスクリーンの前に字幕が浮いて見える。
・電波や無線LANを一切使用しないため、映像や音声を流せる装置と携帯端末さえあれば、日本全国、どこでも、誰でも利用可能。
・携帯端末を持込可とすれば、映画館の設備投資は不要。
・映画館の他、博物館・美術館の映像展示物、アトラクション等への対応も可能。



<本件に関するお問い合わせ>  (1月29日(水)19時 一般試写会 取材可能)


情報保障サービス及びバリアフリー上映会に関するお問い合わせ
NPO法人メディア・アクセス・サポートセンター 事務局長 川野浩二
TEL:03-5937-2230/FAX:03-5937-2233
E-mail: info@npo-masc.org


SyncNowに関するお問い合わせ
アイティアクセス株式会社 営業部 福田美穂
TEL:045-474-9095/FAX:045-474-8823
E-mail: info@itaccess.co.jp

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