クラウドマネージメントツールSCALR(スケーラー)を 初のアジア地域拠点として 日本国内データセンターで提供開始

—日本をはじめ、アジア諸国でより高速なレスポンスを実現ー

クラウドインテグレーションサービスを提供するクリエーションライン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安田忠弘 以下クリエーションライン)は、米国のSCALR社(本社:アメリカ、サンフランシスコ、CEO:セバスチャン・スタディール)から委託を受け、株式会社ビットアイル(本社:東京都品川区、代表取締役社長兼CEO 寺田航平 以下ビットアイル)とともに、2014年1月22日(水)に、日本をアジア地域の拠点として、日本国内データセンター(ビットアイル)から、クラウドマネージメントツール「SCALR」の提供を開始します。

SCALRは、米国SCALR社によって提供されているマルチクラウド対応のクラウド環境管理ツールで、Amazon Web Services(AWS)をはじめ、複数のクラウド環境でシステムを構築し、統合的に運用・管理することが可能です。SCALRは、AWS、Rackspace、IDCフロンティア等の複数のクラウドサービスやOpenStack、CloudStack等のプライベートクラウド環境と接続可能なほか、LAMP構成用、RDBMS用、KVS用、ロードバランサ用などの目的に併せたテンプレート(ロール)を標準で実装しています。WebベースのGUIを備え直感的に操作することが可能であり、日本ではWeb型アプリケーションサービス事業者など、IaaSクラウドサービスを利用する多くの事業者で利用されています。

 これまでSaaS型のSCALRは米国の拠点より提供されていましたが、より快適なレスポンスを実現するため、日本をアジア地域の拠点として、日本国内のデータセンターからサービスを提供することとなりました。クリエーションラインとビットアイルは、SCALR社より委託を受け、それぞれ、サービスの運営・サポート(クリエーションライン)とデータセンターやサーバーの運営(ビットアイル)を担当いたします。ユーザの契約先は、SCALR社となります。

 クリエーションラインでは、SCALRをオンプレミスで利用できる製品の提供も行っており、SCALRを使った環境の構築やサポートについての実績を持っています。また、クリエーションラインが2013年8月19日に発表したCloudStack搭載のアプライアンス型プライベートクラウド「Clouds Box(クラウズボックス)」(リンク)とも連携し、外部クラウドサービスと社内のプライベートクラウドをシームレスにつなぎたいというハイブリッドクラウドへのニーズを持つ企業に対しても提案していく予定です。また、ビットアイルは、OpenStackベースのプライベートクラウドやAWSクラウドの東京リージョンとビットアイルデータセンター内のシステムを高速で接続するサービス「BI-Direct Access for AWS」などを組み合わせ、SCALRを活用したマルチクラウド・ハイブリッドクラウドの提案をグループ会社のAXLBIT株式会社を通じて行います。


■SCALRの利用料金(SaaS型)

月額(基本料金) $99(5000SCU分、サポート付き)〜

※ SCU(Scalr Compute Unitsの略)は、1時間あたりのインスタンスの独自単位で、各クラウドのインスタンスサイズによって異なります。5000SCUを超えた利用分は基本利用料の$99に加算されます。
例:AWS のM1 Standard Medium プランを10インスタンス1ヶ月利用する場合。
M1 Standard Medium のSCU=1.5
1.5*24(時間)*10(インスタンス)*30(日間)=10,800CSU
うち、基本料金に5,000SCU分が含まれるため、5,800SCU分の超過が発生。
1SCU=$0.02 なので、 $116の追加料金発生となります。料金詳細はリンクをご確認ください。

このプレスリリースの付帯情報

SCALR利用イメージ

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

用語解説

■SCALRのサービス内容

サービス詳細は、リンクをご覧ください。

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