◎患者を最優先:世界的な医療組織の5団体が「倫理的連携のためのコンセンサスフレームワーク」に署名

IAPO, ICN, IFPMA, FIP, WMA 2014年01月14日 11時10分
From 共同通信PRワイヤー

◎患者を最優先:世界的な医療組織の5団体が「倫理的連携のためのコンセンサスフレームワーク」に署名

AsiaNet 55488

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患者を最優先:世界的な医療組織の5団体が「倫理的連携のためのコンセンサスフレームワーク」に署名

ジュネーブ 2014年 1月9日/PRニュースワイヤー/ --

・信頼と尊敬は、医療の向上に不可欠
・包括的な共有原則に基づき、コンセンサスフレームワークでは患者を最優先し、倫理研究と技術革新をサポート、独立性と倫理に従った行動を確保し、透明性と説明責任を促進
・患者中心の医療を向上させるため、さまざまなグループのベストプラクティスに焦点をあて協力する

世界的な医療組織5団体は、患者の利益を拡大し、高品質な患者ケアの支援を目的とした「倫理的連携のためのコンセンサスフレームワーク」を制定しました。このフレームワークは、支持組織5団体の個々の倫理規定と医療ポリシーの立場から採用された、次の4つの包括的な原則に基づいています。

・患者を最優先
・倫理研究と技術革新をサポート
・独立性と倫理に従った行動を確保
・透明性と説明責任を促進

この5団体は、国際患者団体連合(IAPO)、国際看護師協会(ICN)、国際製薬団体連合会(IFPMA)、国際薬剤師・薬学連合(FIP)と世界医師会(WMA)です。

医学的知見と健康を増進させるためにはすべてのパートナーの間で定期的な情報共有のための交流が左右します。実際には各団体の倫理規定が各グループの活動を規定していますが、この幅広い分野にまたがるコンセンサスフレームワークは、患者、看護師、薬剤師、医師、および医療業界の間で相互交流が生まれるよう、ヘルスケアコミュニティのほぼ全域に適用されます。

「倫理的な行動の確保および透明性と説明責任が、医薬品や他の健康技術開発時の治験において鍵となります。」と、世界保健機関(WHO)保健システム&イノベーション事務局長補佐Marie-Paule Kieny氏は述べ、次のように続けました。 「かかる原則をサポートするモニタリングメカニズムを制定すべく様々な方法を検討するよう、関係組織すべてに奨励しています。」

コンセンサスフレームワークについてのコメント

IAPO: 独立性と倫理に従った行動を確保
「ヘルスケアシステムのナビゲートは患者にとって非常に困難な場合がありますので、実際に受診する医療内容が正確な情報に基づいているということを信頼できなければなりません。」国際患者団体連合(IAPO)最高経営責任者(CEO)Joanna Groves氏は述べ、次のように続けました。 「このフレームワークに採用された原則に従うことで、質の高い患者ケアの確保に役立ちます。」

ICN: 透明性と説明責任を促進
「コンセンサスフレームワークの核心は、医療業務の透明性と説明責任です。」国際看護師協会(ICN)最高経営責任者(CEO)David Benton氏は述べ、次のように続けました。「この文書に署名することにより、各組織は開かれた、透明性の高い正しい情報による意思決定と行動にコミットするようになり、明確な説明責任が全うされます。」

IFPMA: フレームワークの確立を通じてコラボレーションと信頼を促進
「先進国と発展途上国は複雑かつ急速に進化し続ける医療環境で、切迫した課題の対処に向けて努力しており、そのような状況下では、すべてのパートナー間での連携と信頼が不可欠です。」と、カナダの研究開発製薬企業(Research-Based Pharmaceutical Companies: Rx&D)の社長で国際製薬団体連合会(IFPMA)コードコンプライアンス・ネットワーク(CCN)議長のRussell Williams氏は述べ、次のように続けました。 「このフレームワークは、私たちの組織の共有倫理原則を、より広範なヘルスケアコミュニティに広めることができます。」

FIP: 患者を最優先
「医療の提供においてこれまで以上に、患者、医療従事者、製薬業界、その他の利害関係者間の複数の相互交流を必要としています。」国際薬剤師・薬学連合(FIP)書記長兼最高経営責任者(CEO)Luc Besancon氏は述べ、次のように続けました。「このコンセンサスフレームワークに署名するすべての組織は患者を最優先することが最も重要であり、そのことが全ての相互交流の共通の目的であり、患者にとって真に利益になるかどうかが重要である点を、本日、再確認しました。」

WMA: 倫理的な研究と技術革新をサポート
「ヘルスケアにおいて、医療専門家が行う患者への対応には信頼と確信が必要です。また今日、患者にケアを提供するにはチームの協力が不可欠でもあります。そのような協力は、透明性と説明責任を備え、専門性の高いものでなければなりません。」と、世界医師会(WMA)事務局長Otmar Kloiber氏は述べ、次のように続けました。 「思いやりと倫理だけでは十分ではありません。医学は病気を癒し、私たちの健康を守るには多くの未解決課題への直接的な対抗手立てを発見すべく科学的な研究が必要です。このコンセンサスフレームワークにより、倫理に基づく研究と技術革新に向けた協力が可能になることは、今回の目的の一つであります。」

患者組織、医療従事者、製薬産業で構成される「倫理的連携のためのコンセンサスフレームワーク」はここ(リンク
からアクセスできます。

各支持組織の実務規範は次の組織名をクリックしてご覧いただけます。
IAPO(リンク )、 ICN(リンク)、IFPMA(リンク)、 FIP(リンク)、 WMA(リンク


情報元: IAPO, ICN, IFPMA, FIP, WMA

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