◎メディアテックがCDMA2000を追加、Worldmodeモバイル・チップ計画を発表

メディアテック 2014年01月07日 16時08分
From 共同通信PRワイヤー

◎メディアテックがCDMA2000を追加、Worldmodeモバイル・チップ計画を発表

AsiaNet 55429
共同JBN 0015 (2014.1.7)

【ラスベガス2014年1月7日PRN=共同JBN】
VIA Telecomとの提携によって、世界中のモバイル・ネットワーク上でのボイスおよびデータサービスをサポートするシステムオンチップ設計が可能となる。

メディアテック(MediaTek)は7日、VIA Telecomと提携し、メディアテックの実証済みCDMA2000技術を近日公表予定のWorldmode(商標)モバイル・プラットフォームに組み込むと発表した。

今回の提携はメディアテックの戦略の一環であり、主力モバイル機器向けに高度に集積された機能豊富なSOC(システムオンチップ)設計によって世界市場の要望に応えていく。メディアテックSOCには、総合無線モデム、接続性、マルチメディア機能がすでに含まれている。VIA Telecomとの提携によって、次世代メディアテックSOCは、CDMA2000、LTE(TDDとFDD)、DC-HSPA+、UMTS、TD-SCDMA、GSM/EDGEネットワーク上でのWorldmode(商標)のボイスおよびデータサービスのグローバルローミングのサポートを実現する。

メディアテックWorldmode(商標)SOCは、米国および中国でCDMA2000とLTEの両モード間の相互運用性をサポートし、送受信サービスエリアに従って両ネットワーク間のシームレスなスイッチングをハンドオーバーする。同社のSOCはソフトウエア・アップグレードが可能で、モバイル・ネットワーク・オペレーターがVoLTE(Voice over LTE)技術を展開すれば、VoLTEもサポートできる。

メディアテックはVIA Telecomベースバンド・プロセッサーをメディアテックの既存モバイル・レファレンス設計として既に使用しており、CDMA2000技術を新規のSOC設計に組み込むことによって、今後はモバイル機器の製造コストと電力消費が大幅に軽減される。メディアテックWorldmode(商標)のサンプルは2014年第4四半期には入手可能で、最初の市場向け機器の発売は2015年前半になる予定。

MediaTek Corporate Marketing, USAの副社長兼ゼネラルマネジャーであるモヒト・ブシャン氏は「CDMA2000を加えることによって、メディアテックは無線モデムおよびRF技術のポートフォリオを完成する。これは、メディアテックがモバイル・ソリューションの世界的なサプライヤーになるための前進にとって重要なマイルストーンである」と語った。

VIA Telecomのカー・チャン最高経営責任者(CEO)は「VIA Telecomはメディアテックと協力して、Worldmode(商標)モバイルSOCを2014年末までに市場導入できることを喜んでいる。メディアテックとの提携はVIA TelecomのCDMA2000技術が評価された明確な証しである」と語った。

▽メディアテック(MediaTek Inc.)について
メディアテックは、無線通信とデジタル・マルチメディア・ソリューションの大手ファブレス半導体メーカーである。同社は無線通信、高解像度テレビ、光学ストレージ、DVD、ブルーレイの各製品向け最先端SOCシステムソリューション開発のマーケットリーダー、パイオニアである。メディアテックは1997年に創立され、台湾証券取引所に証券コード「2454」で上場している。メディアテックは台湾に本社を置き、中国本土、シンガポール、インド、米国、日本、韓国、デンマーク、英国、スウェーデン、ドバイに販売や研究開発の子会社を持っている。詳細はウェブサイトwww.mediatek.comを参照。

ソース:MediaTek Inc.

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