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◎アジア太平洋地域の金融安定はキャッシュフローが課題 アトラディウス調査

アトラディウス 2013年11月27日 10時20分
From 共同通信PRワイヤー

◎アジア太平洋地域の金融安定はキャッシュフローが課題 アトラディウス調査

AsiaNet 55158
共同JBN 1429 (2013.11.27)

【アムステルダム2013年11月27日PRN=共同JBN】
*企業間取引のうち30%が支払い遅延、回収不能償却額は5%

十分なキャッシュフローの水準を維持することが、アジア太平洋地域の企業にとって今年取り組まなくてはならなかった最大の課題だった。アジア太平洋地区を対象にした2013年11月のAtradius Payment Practices Barometer調査によると、調査回答者のうち企業間取引(B2B)顧客は外国顧客を中心に、信用による購入に対する支払期限はほぼ2倍の期間に延長されていたことが分かった。

この調査はアジア太平洋地域(オーストラリア、中国、香港、インド、インドネシア、日本、シンガポール、台湾)の製品・サービスを提供するB2B企業1670社を対象に行われたもので、回答企業の33・6%は、今年直面した最大の課題は、キャッシュフローを適切な水準に維持することだったと回答した。この回答がもっとも多かったのはシンガポールで、36.8%がこのように回答した。

世界の他の地域では、今年は支払い不履行がより問題だった。アジア太平洋地域ではB2Bで発行された請求書のうち約30%は、期限までに支払われず(シンガポールでは約35%)、また国内向け請求よりも外国向け請求の方が問題だった。回収不能は5%を上回る水準(インドでは約7%)で、支払い遅延や回収不能の結果、平均売掛残日数(56日)と、B2B顧客向けの平均信用供与日数(30日)との差は26日に達した。インドでは平均売り掛け日数が80日と、アジア太平洋地域の調査国の中で最長だった。

2013年の調査では、支払い遅延の最大の原因として挙げられたのが「流動性の不足」で、国内B2N企業では50.1を占めた。2012年はこの比率が53.5%だった。インドネシアでは国内向け請求での支払い遅延が最大の問題と回答したのが63.5%で、外国のB2B顧客では支払い手続きの複雑さがその最大要因との回答が47.8%を占めた。中国の回答者は61.2%とこの点ではもっとも影響が大きかった。

アトラディウス・アジアのディレクター、エリック・デン・ブーヘルト氏は「西欧の経済的困難からはやや切り離されているとはいえ、アジア太平洋の企業もまったく無縁というわけではない。外国の買い手による支払い不履行は、世界の他の地域と同様にアジア太平洋地域でも大きな問題だった。中国の経済成長率が鈍化し、インドネシアでは構造改革が必要とされ、インドでは政治問題で不透明感が強まっている。こうしたことによって支払い状況が悪くなった」と指摘した。

アジア太平洋地区を対象にした2013年版Atradius Payment Practices Barometer調査は、Atradius.comのウェブサイト中の、Publicationsセクションを参照。

▽アトラディウス(Atradius)について
アトラディウス・グループ(Atradius Group)は45カ国に160のオフィスを置き、世界規模で取引信用保険、保証、債権回収サービスを提供。世界の1億社の信用情報にアクセスできる。同社の商品は世界中の企業が製品、サービスを信用で販売する際に付随する支払いリスクを防止するのに役立っている。

より詳しい情報はリンクを参照。

ソース:Atradius N.V.

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