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◎世界の保健関連10組織が偽造薬から患者を守るキャンペーンで団結

ファイト・ザ・フェイクス 2013年11月26日 15時50分
From 共同通信PRワイヤー

◎世界の保健関連10組織が偽造薬から患者を守るキャンペーンで団結

AsiaNet 55098
共同JBN 1424 (2013.11.26)

【ジュネーブ2013年11月26日PRN=共同JBN】
*偽造医薬品は患者および一般市民の健康を危険にさらす。患者が本物の治療を受けていると信じている一方、実際には真の治療に対する耐性を増大させ、その他の病気・疾患、障害を引き起こし、さらには命を落としかねない危険性がある。

*ファイト・ザ・フェイクス(ニセ薬と戦おう)」キャンペーン(リンク)は、偽造医薬品の被害を受けた人たちの生の声を伝え、公共保健に対し偽造医薬品の撲滅に従事している人々の実話を共有し、偽造医薬品の危険についての認識を高めることを目的としている。

*このキャンペーンは、団体・個人を問わず共に参加し、声を上げ、偽造医薬品の危険に対する認識を広めるよう呼び掛ける。この保健衛生上の脅威に対処するには一般の認識の向上とすべての関係者が世界的に協調して行動をとることが不可欠である。

*「ファイト・ザ・フェイクス」は世界保健機関(WHO)のメカニズムである、Substandard/Spurious/Falsely-labelled/Falsified/Counterfeit(SSFF)医療製品を撲滅し、WHO主導下国際的にさまざまなステークホルダーの協力を呼び掛ける。

偽造医薬品は世界中で患者と一般市民の健康を危険にさらしている。この挑戦に対応するべく医療関係者、特定疾患組織、製品開発パートナー、財団、国際金融機関、および研究ベースの医薬品業界を代表する10組織のパートナー(注1)が集結し、偽造医薬品の危険についての認識を高めていく。

医薬品偽造に関する問題はこれまであまり報道されてこなかった。一方近年、医薬品偽造問題は公共保健にとってますます脅威を増している。「ファイト・ザ・フェイクス」(リンク)キャンペーンでは、個人・団体を問わずこの問題について積極的に発言し、問題を広く伝える活動作り出していく。

ガーナのスティーブン・オプニ食品医薬品局長は「偽造医薬品は世界の公共保健にとって最大の脅威の1つといえる。世界中には金銭や自分の利益しか考えず、事の重大性を考えない人々がおり、彼らは公共保健のことなど考えない。これは世界的な問題であり、われわれ全員が一致団結して撲滅活動に加わる必要がある。それができれば偽造医薬品との戦いで世界的に大幅に前進できる」と語っている。

偽造医薬品は患者を欺くだけでなく、実際にはほかの病気、障害、さらには死を引き起こしかねない偽りの製品を服用しているのにもかからず、本物の薬を服用していると患者に信じ込ませる。その上、偽造医薬品は治療耐性発生の一因となり、公共保健に脅威となる。

低、中所得国では高所得国より偽造医薬品の危険にさらされる確率が高いが、偽造医薬品問題は世界的な問題である。実際、偽造医薬品は世界のあらゆる地域で報告されている。高所得国では、医薬品市場価値にして1%以下の偽造医薬品が出回っていると報告されている。この数字は全世界的には10%に上昇し、アジア、アフリカ、中南米の一部の国では偽造医薬品が出回っている医薬品の最大30%にも上る。アフリカではマラリア薬は全体の3分の1がおそらく偽物であるといわれている(注2)。オフィスの所在地を隠して違法で医薬品の販売を行っているインターネットサイトで購入した医薬品の2つに1つは偽物である(注3)。

偽造医薬品は先発薬、ジェネリック処方薬、OTC医薬品をも模倣していることがある。勃起不全や体重減少医薬品を含む「ライフスタイル」医薬品だけでなく、マラリア、結核、HIVエイズ、がん、心臓病、糖尿病など生命を脅かす疾患で使用される医薬品など、ほぼすべての種類の医薬製品は偽造することができ、実際に偽造されている。

偽造医薬品の悪影響は年々広がっており、偽造製品の製造、流通、販売、使用が行われる環境は複雑で、この難題に対処することをさらに難しくしている。この新たなキャンペーンの発足にあたり、パートナーたちはこの保健衛生脅威に対処するには一般の認識、医薬品の製造、販売にかかわるすべての関係者の協調行動が不可欠であるという信念を共有している。パートナーたちのそれぞれの経験、知識、知見を集約し、世界のあらゆる地域で協力して患者を守り、この世界的な脅威と効果的に戦うために法律・規制枠組みの制定と厳密な適用を呼び掛けていく。

この活動の一環としてキャンペーンのウェブサイト(リンク)は偽造医薬品の被害を受けた人、偽造医薬品の危険と影響の実態を知らせ、犯罪撲滅に従事している人の実話に光をあてている。またこの偽造医薬品問題に対する支援を望む個人や団体のために、リソースの共有、行動の機会の説明、さまざまな偽造医薬品撲滅活動の報告などの情報提供をこのウェブサイトを通して行っていく。

「ファイト・ザ・フェイクス」キャンペーンへの参加は公共保健の関係者、偽造医薬品問題にこれまで従事してきた方だけではなく、何らかの形で偽造医薬品との撲滅活動参加を望む方々にも開かれている。キャンペーン活動に関心のある方・団体はリンクへ連絡を。

関連資料: ビデオ: リンク

(注1)国際看護師協会(ICN)(ttp://www.icn.ch)国際製薬団体連合(IFPMA)(リンク); International Institute of Research Against Counterfeit Medicines(IRACM)(リンク ); Medicines for Malaria Venture(MMV)(リンク); NCD Alliance(リンク); シラク財団(リンク);エイズ、結核、マラリアと戦う世界財団(リンク); 世界心臓連盟(WHF)(リンク); 世界医師会(WMA)(リンク); 米国薬局方協会(USP)(リンク

(注2)
リンク

(注3)リンク

ソース:Fight the Fakes

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