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◎C型肝炎新薬「sofosbuvir」の特許申請に異議申し立て

Open Society Foundations 2013年11月25日 15時35分
From 共同通信PRワイヤー

◎C型肝炎新薬「sofosbuvir」の特許申請に異議申し立て

AsiaNet 55124
共同JBN 1439 (2013.11.25)

【ニューヨーク2013年11月25日PRN=共同JBN】
 *この行動はジェネリック薬の製造を早め、数百万人の手ごろな価格でのアクセスを助けることにもなる。

Open Society Foundationsは25日、ギリアド・サイエンシズ(Gilead Sciences)による同社の新薬「sofosbuvir」の特許申請に対して「Initiative for Medicines, Access and Knowledge(医薬品、アクセス、知識のためのイニシアチブ)」がインドで異議を申し立てたことを歓迎した。

先週コルカタの特許局で行われた異議申し立てはギリアドがsofosbuvirの生産と価格決定に関して独占権を持つことを妨げるかもしれない。そうなれば、インドの製造会社はこの医薬品のより安価なジェネリック版を製造することが可能になり、ほかの低、中所得国で入手できるようにするための第一歩にすることができる。

sofosbuvirによる治療は現在の治療法より短期間ですみ、治癒率が高く、経口投与が可能で、受容性が高い。しかし、これらの利点は特許の根拠ではない。そしてインドでは、既存の化学合成品の変異体である製品は特許対象とならないと法律で定められている。

Open Society Foundationsの「基本的医薬品へのアクセス」担当理事であるエルス・トリール氏は「sofosbuvirは分子レベルでは特許を認めるのに十分なほど革新的ではない。これはC型肝炎への対応を推進するのは利益と患者の生命のどちらなのかという戦いである」と語っている。

sofosbuvirは数週間以内に米国と欧州で承認される見通しであり、治療コースには約8万ドルかかることになりそうである。C型肝炎患者の90%は低、中所得国で暮らしており、この価格ではほとんどの患者には手が届かない治療になる。

「Initiative for Medicines, Access and Knowledge」のタヒル・アミン理事は「インドからのジェネリック製品との競争がなければ、特許保有会社の値下げは遅すぎるものになるだろう。この医薬品は既知の化合物の変異体であり、インドの法律は1企業がこれによって巨額の金を得ることを許さないだろう」と述べている。

世界保健機関(WHO)が「ウイルス時限爆弾」と呼んだように、世界には慢性C型肝炎の患者が1億7000万人いると推定されており、そのうち1200万人がインドにいる。毎年400万人近くがこの病気に感染しており、その結果、年間の死者は35万人に上る。

Open Society Foundationsは患者グループ、治療擁護団体を支援して、現在の肝炎治療コストでも手の届かない多くの中所得国-グルジア、ウクライナ、ベトナム、タイ、ブラジル、ロシアなど-でC型肝炎治療へのアクセスを増大させている。

Open Society Foundationsは、政府が市民に対して説明責任を持ち、活気と許容性のある民主主義を構築するために努力している。100以上の国で地元共同体と協力しているOpen Society Foundationsは、正義と人権、表現の自由、公衆衛生と教育へのアクセスをサポートしている。

「Initiative for Medicines, Access and Knowledge」(I-MAK)は特許システムの作動を確実にして手ごろな価格の医薬品へのアクセスを増大させる法律家、科学者のチームである。最善の証拠を武器としてI-MAKは健康と生命に影響を及ぼすシステムでの発言権を民衆に与える。Open Society Foundationsの援助を受けている組織である。

ソース:Open Society Foundations

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Sebastian Krueger
+1-917-478-8403
sebastian.krueger@opensocietyfoundations.org

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