◎TriReme MedicalのPTAカテーテルGliderXtremeが日本で製品認可
AsiaNet 55066
共同JBN 1415 (2013.11.19)
【プレザントン(米カリフォルニア州)、シンガポール2013年11月19日PRN=共同JBN】TriReme Medical, LLC.は19日、日本のパートナーであるセンチュリーメディカル株式会社(CMI)が、世界で2億人余りの人々がかかっている広範囲の疾患(注1)である末梢(まっしょう)動脈閉そく(塞)の治療に供する経皮的血管形成術(PTA)カテーテルGliderXtreme(商標)について厚生省の製品承認を受けたと発表した。GliderXtreme(商標)は薄型のニチノール(ニッケル、チタン合金)製シャフトと特許で保護されたスライドロック(slide-lock、商標)設計を採用しており、末梢血管系の複雑な病変に対処できるよう考案されている。GliderXtreme(商標)のこの革新的な機能は、バルーンカテーテルを挿入する際に非常に優れた力の伝達性と交雑能力を生み出すので、医師は最も厳しい症例に対してもカテーテル手術を開始し、完了するために必要な確信を持てる。
TriReme社長兼最高経営責任者(CEO)のエイタン・コンスタンティーノ博士は「末梢動脈疾患はアジアでますます大きな健康管理上に関心事になっている。GliderXtremeは臨床ニーズと市場における厳しい基準に対応するよう設計されている。われわれは今回の規制当局の承認を得たことを誇りに思う。この画期的出来事はTriRemeのアジア重視拡大戦略の新たな一歩前進である」と語った。
センチュリーメディカルの星野彬社長は「GliderXtreme は末梢血管バルーン技術の最新製品であり、日本の医師はひざ下、ひざ上双方の複雑な病変を治療することができるようになる。これはTriReme Medicalとのコラボレーションの結果として承認された(日本で)2番目の製品である」と語った。
▽TriRemeについて
TriReme Medical, LLCは米カリフォルニア州プレザントンに本社を置き、シンガポールを拠点とするQT Vascular, Ltd.の全額出資子会社である。TriRemeは複雑な冠動脈、末梢動脈疾患を治療する次世代経皮機器の開発、製造、商品化を専業としている。
▽センチュリーメディカル株式会社について
東京に本社を置くセンチュリーメディカルは、年商1150億ドルの国際的商社である伊藤忠株式会社(TSE:ITC)の子会社で、年商は1億4000万ドル。センチュリーメディカルの従業員は約300人で、先進的な単回使用、インプラント可能医療機器の輸入、販売、マーケティングを専門に38年の経験がある。
(注1)Comparison of global estimates of prevalence and risk factors for peripheral artery disease in 2000 and 2010: a systematic review and analysis; Fowkes et al., The Lancet, Vol 382 October 19, 2013
ソース:TriReme Medical, Inc.
▽問い合わせ先
TriReme Medical Inc.,
+1-925-931-1300,
info@trirememedical.com
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