ISID、街と人をつなぐO2Oプラットフォーム・パッケージ「+fooop! connect」を提供開始

商業施設や地域開発事業のO2Oマーケティングに必要な機能をコンパクトに実現

Tokyo, Nov 19, 2013 - ( JCN Newswire ) - 株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:釜井 節生、以下ISID)は、各種商業施設や地域開発事業等を対象に、来街者とのコミュニケーション形成を支援し、街や地域の活性化を促すO2O※プラットフォーム・パッケージ「+fooop! connect(プラ フープ コネクト:愛称はフープ コネクト)」の提供を2013 年11 月19 日より開始します。

■開発経緯■

ISID は、ソーシャルシティ・プラットフォーム「+fooop!」のブランド名で、街のIT プラットフォームの研究開発および事業化を進めています。2013 年4 月に開業した大型複合施設「グランフロント大阪」では、「+fooop!」プロジェクトの第一弾として、世界でも類を見ない街のコミュニケーション基盤「コンパスサービス」を提供。電通および電通グループ各社と協働で、街全体のコンセプトメイクやコミュニケーション・プランと、それらを支える最先端のプラットフォームを統合的に提供し、また先進テクノロジーをいち早く実装した各種実証実験も展開中です。「+fooop! connect」は、この「コンパスサービス」に実装された技術とサービスをベースに、街と人をつなぐO2O マーケティングに必要な機能をコンパクトにパッケージ化したサービスです。パブリッククラウドを活用した月額利用料型サービスとして、国内外の商業施設や地域開発事業等を対象に幅広く提供してまいります。

■サービスの概要と主な機能■

「+fooop! connect」は、スマートフォンアプリ、ユーザ・コンテンツ管理(CMS)、CRM から構成されており、施設管理者・店舗・来街者に対して、オールインワンのO2O ソリューションを提供するサービスです。「+fooop! connect」によって、来街者は、街の中や外でスマートフォンを通して便利なサービスを利用することができ、施設管理者や店舗は、顧客管理や販促施策を簡単に実施することができます。また、単なるIT プラットフォームとしてだけではなく、電通グループ各社と連携し、コンセプトメイクからO2O プロモーション、データ分析など、『場』としての価値を高めるエリアマーケティングを、ワンストップで提供することも可能です。

「+fooop! connect」の主な機能は以下のとおりです。

(1)来街者向けスマートフォンアプリ
来街者に街を楽しんでもらうための、豊富な機能を備えたスマートフォンアプリを提供します。ベースとなる「会員管理」「まち基本情報」等に加え、「マップ」「クーポン」「ニュースフィード」「レコメンド」「まちツイ」など、それぞれの街で必要な機能を自由に組み合わせ、独自のアプリを短期間で構築することが可能です。

(2)施設管理者・店舗向けユーザ・コンテンツ管理機能(CMS)
施設管理者は、Web ブラウザ上で簡単にコンテンツを作成できるだけではなく、店舗担当者が作成したクーポンやスタンプ等のコンテンツ公開を承認するワークフロー機能を使用することができます。

(3)施設管理者・店舗向けCRM 機能
施設管理者や店舗はWeb ブラウザ上で、会員情報や施設内の行動情報を元にデータ集計・分析を行い、ターゲットを絞った販促活動(メール配信、プッシュ通知、レコメンド配信等)を実施することができます。

■サービス導入により期待される効果■

◇ 来街者のロイヤリティ向上
来街者はマップやクーポンなどの便利な機能を使えるだけではなく、街での行動履歴や現在地に基づいて最適な情報を受け取ることができたり、ソーシャル機能を通して街とのつながりを深めることができます。これにより来街者の街に対するロイヤリティ向上が期待できます。

◇ 店舗の売上向上
施設管理者は、来街者に対して、CRM 分析とプッシュ通知による来店促進、位置情報とレコメンドによる買い回り促進、ソーシャル機能による店舗情報提供など、購買行動を支援するO2O マーケティング施策を実施することができます。これにより、店舗の売上向上が期待できます。

◇ ビッグデータの蓄積・活用
来街者の施設での行動履歴や位置情報などのログ(ビッグデータ)を蓄積することができます。これにより、施設管理者は、蓄積されたログを活用したCRM 施策等が実現できます。

※ O2O: Online to Offline の略。Web コンテンツやSNS などインターネット上で行われる活動やサービス(Online)を、実在の店舗(Offline)での購買促進や集客につなげるための仕組みのこと。

<ご参考資料>

ソーシャルシティ・プラットフォーム「+fooop!」について

「+fooop!」は、ISID が研究開発および事業化を進める、街のIT プラットフォームのブランド名です。街を訪れた人の趣味や興味関心事、購買履歴といった情報に、街で行われるイベントや来街者の位置情報、来街目的などの情報を加味して、その時々、一人ひとりの状況に合わせた情報提供を可能とすることで、街と人、そして人と人との、実空間におけるリアルなコミュニケーションを促進します。グランフロント大阪は、「+fooop!」を大規模な再開発事業に適用した最初の事例であり、2013 年2 月に開催された世界最大級のモバイルカンファレンス「Mobile World Congress 2013」でも大きな注目を集めました。

関連プレスリリース
- 4 月26 日まちびらきのグランフロント大阪で、ISID 提供による世界初のソーシャルシティ・プラットフォームが稼働 ~クラウド上に構築したビッグデータ処理エンジンを活用、タッチパネル式サイネージとスマホ連携により、来街者一人ひとりに最適な情報を提供~(2013 年4 月23 日)
リンク
- ISID、世界最大級のモバイルカンファレンス「Mobile World Congress 2013」に出展 ~今春開業の大規模再開発プロジェクト「グランフロント大阪」に導入される世界初のソーシャルシティ・プラットフォーム「+fooop!」をグローバル市場へ発信~(2013 年2 月20 日)
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- ISID、“街とツナガルモビリティ”のコンセプトを発表 ~オートモーティブワールド2013 に出展、ホログラフィックAR を用いて街・人・クルマの近未来を上映~(2013 年1 月16 日)
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- ISID、街のIT プラットフォーム事業に本格参入 ~第一弾として、うめきた先行開発区域プロジェクト「グランフロント大阪」にユビキタスプラットフォームを提供~(2012 年10 月2 日)
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<電通国際情報サービス(ISID)会社概要>
社名: 株式会社電通国際情報サービス(略称:ISID)
代表者: 代表取締役社長 釜井 節生
本社: 東京都港区港南2-17-1
URL: リンク
設立: 1975 年
資本金: 81 億8,050 万円
連結従業員: 2,295 人(2013 年3 月31 日現在)
連結売上額: 727 億6,400 万円(2013 年3 月期)
事業内容: 1975 年の設立当初から顧客企業のビジネスパートナーとして、コンサルティングからシステムの企画・設計・開発・運用・メンテナンスまで一貫したトータルソリューションを提供してきました。IT Solution Innovator をビジョンとし、金融機関向けソリューション、製品開発ソリューションをはじめ、グループ経営・連結会計、HRM(人事・給与・就業)、ERP、マーケティング、クラウドサービスなど、幅広い分野で積極的な事業展開を図っております。

* 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス
+fooop! connect サービス窓口
E-Mail: g-fooop-sales@group.isid.co.jp

【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス
経営企画室 広報担当 李
TEL: 03-6713-6100
E-Mail: g-pr@isid.co.jp

概要:株式会社電通国際情報サービス

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