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OKI、ワイヤレスM2M機器に最適な「920MHz帯無線通信モジュール」を出荷開始

RS485通信の透過機能に対応したRS485透過モデルをラインアップ

Tokyo, Nov 11, 2013 - ( JCN Newswire ) - OKIは、920MHz帯無線マルチホップネットワーク技術を活用し、各種機器に組み込み可能な「920MHz帯※1無線通信モジュール」を、本日より出荷を開始します。拡大するM2M※2市場に向けて、今後3年間で45万台の販売を目指します。本モジュールは、RS485通信の透過機能を標準搭載し、カスタマイズ不要な「RS485透過モデル」と、お客様の要求に応じてカスタマイズしたソフトウェアを含めて提供する「カスタマイズモデル」をラインアップします。「RS485透過モデル」は、2014年2月末より出荷を予定しています。

昨今、多様なセンサーや機器がネットワークに繋がり、人手を介さずに機器同士で通信することで、センサーや機器の監視や制御を行うことができるM2M市場が急速に拡大しています。特に各所に分散配置された複数の機器をネットワークに繋ぐためには、無線通信機能を持つ組み込み可能なモジュールが注目されています。

OKIは、2012年8月から、長距離通信が可能な920MHz帯を利用し、IETF※3で策定された国際規格である6LoWPANやIPv6/RPL※4などに対応した「920MHz帯無線マルチホップネットワークシステム※5」を販売してきました。同システムで利用している「920MHz帯マルチホップ無線ユニット」と、今回販売を開始する「920MHz帯無線通信モジュール」を組み合わせた運用も可能です。

「RS485透過モデル」のモジュールは、標準機能としてRS485通信を透過する機能を搭載しており、「920MHz帯マルチホップ無線ユニット」と組み合わせて運用ができます。モジュールに搭載されるソフトウェアのカスタマイズなしでRS485に対応した機器に組み込みできるため、開発期間を短縮できます。また、「カスタマイズモデル」のモジュールは、お客様の要求に応じてカスタマイズしたソフトウェアを含めて提供することにより、柔軟なシステム構築を実現することが可能です。

OKIは、今後も920MHz帯無線に対応した商品ラインアップの拡充を図り、スマートコミュニティやM2M実現への貢献を続けていきます。

【販売計画】

標準価格: 個別見積もり
販売目標: 3年間で45万台(通信モジュール)
出荷時期:
2013年11月11日(カスタマイズモデル)
2014年2月末(RS485透過モデル)

【「920MHz帯無線通信モジュール」の特長】

(1) 920MHz帯無線に対応

- 無線LANなどの2.4GHz帯と比較して電波の到達距離が長く、また障害物を電波が回り込んで届く特性が高いため、通信距離を必要とする場合や、障害物が多い場所での利用が可能です。また、従来利用されてきた429MHz帯の特定小電力無線局よりも高いスループットを持ち、マルチホップシステムでの利用が可能です。

(2) お客様のニーズに応じた構成が可能

- 「カスタマイズモデル」と「RS485透過モデル」の2モデルをラインアップ。
- 「RS485透過モデル」は、無線マルチホップに対応した中継機能と、RS485透過機能を搭載した「ルーター」を用意。PCからモジュールの設定を行うことができる保守コンソールソフトに加えて、保守用のAPIを提供しますので、API経由でお客様システム側から設定を行うことも可能です。なお、「RS485透過モデル」の親機機能を搭載した「コーディネータ」は、商品化を検討中です。
- 「カスタマイズモデル」は、センサーインターフェースを備え電池駆動が可能な「エンドデバイス」、無線マルチホップに対応した中継機能とセンサーインターフェースを搭載した「ルーター」と、「コーディネータ」の3種類を用意。
- 「エンドデバイス」は、センサーからのデータ処理を含めて、本モジュールに搭載した1プロセッサで処理するため省電力で、電池駆動で10年以上使用可能(弊社条件で動作させた場合)。電源工事を行う必要はなく、機器の設置が容易になります。
- OKIで現在販売している「920MHz帯マルチホップ無線ユニット」と組み合わせたシステムを構築することができます。
- 弊社推奨品の外部アンテナ(技術基準適合証明取得済)を複数用意。

(3) 国際標準に対応

- IEEEで標準化されたPHYレイヤ規格IEEE802.15.4g※6に準拠、ネットワークレイヤはIETFで標準化された6LoWPANやIPv6/RPLに対応しています。
- 国際的に利用されている業界標準のため、多種の機器・センサーとの相互接続性を確保し、多様なサービスを創出することが可能となります。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
リンク

【用語解説】
※1: 920MHz帯
日本では915.9~929.7MHzを使用する周波数帯であり、無線LANなどで主に使われている2.4GHz帯と比較して電波到達性が高いことから、海外でも同様の周波数帯がスマートメーターなどに広く利用されています。遠くまで届くだけでなく、障害物があっても回り込んで届くため、工場や病院など障害物の多い場所や、屋外での利用に向いています。日本では、2008年に制度化された950MHz帯が利用されてきましたが、920MHz帯への周波数移行で、米国やアジアと同じ周波数帯を利用できることになり、国際協調による市場の活性化が期待できます。920MHz帯は2011年12月に制度が改正され、2012年7月から全てのチャネルが利用可能になりました。この制度改正では送信出力も見直され、従来の10mWから、20mW(免許不要の特定小電力無線局)や250mW(簡易無線局)の利用が可能となりました。
※2: M2M(マシン・トゥ・マシン)
M2Mとは、機械(マシン)と機械(マシン)の間で人手を介さずに行なうコミュニケーションを主体としたICTシステムの総称です。スマートグリッド、電子医療、交通などの分野で、センサーや通信機能を持ったマシンが自動的に情報をやりとりして自律的な動作を行なう事などが想定されています。通信手順や情報の標準化が必要となるため、ITU-TやETSIなどの標準化機関で検討が始まっています。
※3: IETF(Internet Engineering Task Force)
IEEE802.15.4上でIPv6ネットワークを実現するために必要な技術を標準化しているインターネット関連の標準化を行っている機関のことです。
IETF HP URL: リンク
※4: 6LoWPAN、IPv6/RPL
6LoWPAN(IPv6 over Low power Wireless Personal Area Networks)はヘッダ圧縮やパケット分割などを行う技術であり、RPL(Routing Protocol for Low power and Lossy Networks)はIPv6でマルチホップルーティングを実現する技術です。
※5: 無線マルチホップネットワーク
複数の無線通信装置を経由して、バケツリレーのようにデータを伝送する方法で構築したネットワークで、センサーネットワークなどに広く使われています。      1台の親機で複数の子機を収容できるため、広いエリアの無線ネットワークをローコストで構築できます。また、自動的に経路を選択して通信を行うため、障害に強く信頼性に優れています。
※6: IEEE802.15.4g
センサーネットワークなどの無線マルチホップネットワークには、無線方式としてはIEEE802.15.4が国際標準規格として広く使われています。スマートメーター向けの物理層の修正規格はIEEE802.15.4gと呼ばれ、2012年3月に標準化されました。

概要:沖電気工業株式会社

OKIは米国でグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業した、日本で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーです。先見性と勇気をもって果敢に挑戦・行動するという、創業以来の「進取の精神」を連綿と受け継ぎ、ブランドスローガン「Open up your dreams」のもと事業展開しています。現在、「金融システム」「通信システム」「情報システム」「プリンタ」「電子部品・モジュール他」の5つの分野において、OKIグループは社会の発展に寄与する最先端技術の商品・サービスをお客様にお届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献しています。詳細はこちらからご覧ください。 リンク

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広報部 山本
電話: 03-3501-3835
e-mail: press@oki.com

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通信システム事業本部 スマートコミュニケーション事業部
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