◎モバイル・フォレンジック・ソリューションを拡大 イスラエルのCellebrite
AsiaNet 54500
共同JBN 1150 (2013.10.16)
【ペタティクバ(イスラエル)2013年10月3日PRN=共同JBN】
世界初で唯一のモバイルフォレンジックメーカーであるCellebrite(リンク)が、研究室または現場で使用するすべての利用者へ幅広いツールを提供する。
モバイル・フォレンジック・ソリューションの大手ディベロッパー兼プロバイダーであるCellebriteは3日、UFED 4PCとUFED TKを発売すると発表した。UFED TouchシリーズにUFED 4PCとUFED TKが加わることにより、より強靭なモバイル・フォレンジック・ソリューションとなりPCベースの専用ハードウエア・プラットフォームを介して、研究室や屋外での幅広い用途に活用できる。
UFED 4PCは1台のパソコン上でモバイル・フォレンジック・データを抽出、分析する便利で効率的な方法を求めている顧客向けに設計された。UFED TKは設定済みのパソコンでデータを抽出、分析したいユーザーをサポートする。UFED 4PCはOSがWindows(登録商標)のパソコンに対応している。一方UFED TKは、PCにUFED 4 PCのソフトウェアがインストールされている状態で提供されるのでユーザーがPCを用意する必要がなく使うことができる。
Cellebriteの共同最高経営責任者(Co-CEO)であるロン・サーバーは「UFED 4PCとUFED TKの発売は、複数のプラットフォームを通したわが社の業界標準技術が浸透する範囲を広げていく。顧客にとってはそれぞれの調査ニーズに合わせたモバイル・フォレンジック・ソリューションを最も柔軟に選べるうえ、従来のUFEDの顧客はわが社の次世代モバイル・フォレンジック・ソリューションへ乗り換える複数の選択肢を持てることになる」と述べた。
CellebriteのUFEDシリーズは、刑事および民事の捜査に当たる法執行機関や軍、情報機関、企業のセキュリティー部門、電子証拠開示担当者など法的に認められた調査機関を支援する。UFED 4PCとUFED TKによって、単一のプラットフォームを使って多種多様なモバイル・フォレンジック作業を標準化し、モバイル機器に対する素早く効果的な捜査の需要急増に対応できる。
UFED 4PCとUFED TKは、フィーチャーフォンやスマートフォン(多機能携帯電話)、ポータブルGPS機器(TomTomやGarminなど)、iPadやGalaxyといったタブレット機器、さらに中国製チップセットを使用して製造された端末からのデータ抽出と解析もサポートしている。
UFED 4PCとUFED TKはそれぞれ2つのバージョンがある。UFED 4PC LogicalとUFED TK Logicalは携帯電話上で可視化されているデータの抽出または、パスワード抽出用。UFED 4PC UltimateとUFED TK Ultimateはロジカルの機能に加え、フィジカルダンプ、ファイルシステムダンプ、パスワードの抽出が可能である。
▽Cellebriteについて
Cellebriteは1999年に創立され、携帯電話業界での技術的躍進で知られる世界企業。米国、ドイツ、シンガポール、ブラジルを中心に営業するモバイル・データ技術のリーディングカンパニー。2007年にモバイル・フォレンジック部門を設立し、法執行機関を対象にした新製品を市場に投入した。最新のデータ抽出・分析技術を用いたUniversal Forensic Extraction Device(UFED)は、数千種類ものフィーチャーフォン、スマートフォン、ポータブルGPS機器からデータの抽出、分析を可能にした。
CellebriteのUFEDは、世界60カ国以上の法執行機関、軍、情報機関、企業のセキュリティー部門、政府機関の数千の専門家が採用しているツール。
Cellebriteは日本の上場企業、サン電子株式会社(6736/JQ)の全額出資子会社。リンク
▽報道関係問い合わせ先
Dror Haliva
Cellebrite
Tel: +972-3-9260907
dror@cellebrite.com
ソース:Cellebrite
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