◎リンストローム氏が12月講演 ムンバイでマーケティングシンポ
AsiaNet 54449
共同JBN 1134 (2013.9.30)
【ムンバイ(インド)2013年9月30日PRN=共同JBN】12月4日のBuy-ology Symposiumがインドのマーケティング、ブランド構築専門家のカレンダーにとって、感動的かつ情報豊富で権威ある最高級のイベントになることは間違いない。
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マーティン・リンストローム氏は2009年、米誌タイムから世界に影響を与える有力人物100人のうちの1人に選定された。消費者欲望の実態を研究する神経科学に勇敢な一歩を踏み出したとたたえられたのである。Google(グーグル)がクリックとリンクでやっていることを、リンストローム氏はニューロン(神経細胞)、血流と最先端の脳画像撮影テクノロジーで成し遂げている。
リンストローム氏はムンバイを訪れ「ブランド構築とデジタル・マーケティング革命(Branding and the Digital Marketing Revolution)」について最新の研究成果を明らかにする。
マーティン・リンストローム氏がブランド所有の秘密を明かす舞台裏に連れて行ってくれるので、どんな人が成功してどんな人が失敗するか、オンライン・ソーシャルメディアの最新の秘訣(ひけつ)を真っ先に見つけることができる。
数百万ドルかけた研究に裏付けられて、マーティン・リンストローム氏は世界トップ級のマーケティングの権威、フェイス・ポップコーン、フィリップ・コトラー、ドン・ペパーズ各氏らから高く評価されている。
リンストローム氏は2013年12月4日の8時間に及ぶプログラムで、以下の最新研究結果を提示する。
*2013年のrE-Tailingとその後-次の大ブーム:ソーシャルブランディング
*ブランドセンス-ニューロマーケティング科学がいかに人類の非理性的行動を理論的に説明しているか
*神の会社(God Inc.)-宗教とブランドがヒトの脳にどう影響するか
*ブランド投資利益率(ROI)-ブランドに対する将来の最高利益
*ブランドと必要不可欠な消費者倫理(Consumer Ethics Essentials)-ブランドの「ウィキリークス(機密漏えい)」化の前に振る舞いを正すこと
リンストローム氏は、ブランドが振る舞いを正さなければ、ブランドのウィキリークス化は避けられないと予測している。世界各国政府の情報が流出しているように、ブランドも同じような状況になるという。
企業トレンドアナリストのディオン・チャン氏が2013年3月に明らかにしたところによると、ウォール街の24%が成功するために違法、あるいは倫理にもとる行動が必要と考えている。正しく振る舞っている企業が恐れることは何もない。しかし、そうでない企業はブランディングと広報活動上のまさしく災難を覚悟しなければならない。徐々にオープンでソーシャルになっている世界は、金もうけに走るものとは様相を異にしつつある。消費者は一層の公正さと品位を求めており、ブランドは計画、実施の各段階でそれを反映する必要がある。リンストローム氏はネスレ(Nestle)やプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などの企業がいかに社内倫理水準を発展させたかを強調、各社に自社ブランドの認識を絶えず評価するよう要請している。
リンストローム氏は聞く者を魅了する講演で確固としたコンセプトを披露、ブランドROIを高めるための最新研究結果と手法を分かち合う。
リンストローム氏は「私は消費者にとらわれたファンだ。われわれはテクノロジーによって、消費者の情報検索パターン履歴をすべて回収できるが、スポンサーにとっていいニュースか悪いニュースかは熟考する必要がある。企業はどれだけデータを収集して、それに基づいて行動できるのか、あるいはするべきか。プライバシーの概念は急激に変化しており、消費者の心を操るために使えるトリックはネガティブでもあり、ポジティブにもなる。親友のように私の消費者に対応していると信じたい」と述べている。同氏の最新の研究はブランド倫理指針の設定である。
Buy-ology Symposiumについて、詳しくは以下の公式サイトを参照。
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ソース:UBM India
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