ボランティアセンター、海の照葉樹林とコミュニティづくり支援プログラム

早稲田大学 2013年09月03日 16時00分
From 共同通信PRワイヤー

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2013-09-03

早稲田大学広報室広報課

震災復興に向け「里親」としてキャンパスで苗の育成
海の照葉樹林とコミュニティづくり支援プログラム

 早稲田大学ボランティアセンター(WAVOC)では、気仙沼市震災復興計画に取り組みが明記されている「海の照葉樹林プロジェクト」※を、気仙沼の植生にもとづく種子や幼苗の採取、育成、植樹によって海の照葉樹林とコミュニティづくり支援プログラムとして支援しています。5年間で1万5000本の苗木提供を目指し、早稲田キャンパスと本庄キャンパスで専用の土地を用意して、本学学生と附属校である本庄高等学院生が協働で苗の育成を行い、自然災害に強い森の形成を目指しています。

■気仙沼市震災復興計画「海の照葉樹林プロジェクト」とは

 「海と陸を高いコンクリートの壁で分断した防災ではなく、海との共存を前提とした減災対応として、照葉樹林を使った防潮林ベルトを建設する」ことを目指し、気仙沼市震災復興市民委員会から提言されたプロジェクト。本学ボランティアセンターが中心となって支援活動を進めています。大学生たちが現地で集めた種子をキャンパスで「里親」として育てることにより、苗木の生産が不足している東北地方の後方支援を行っています。

ご参考:気仙沼市震災復興市民委員会資料(p23-24が該当ページです) リンク

■ねらい

 育苗や植樹を経験するなかで震災の風化を防止し、同時に津波に強い防潮林づくりで「未来のいのち」を守ります。また、苗の育成を、プログラムに参加している、本学附属校(本庄高等学院)の高校生たちと大学生が協働しておこなっており、気仙沼、本庄、早稲田間での人的交流を拡大し、地域活性化への寄与も目指しています。

■プロジェクトの実施方法

照葉樹を中心に気仙沼市から種子の採取を行います(椿、タブノキ、シロダモ等)。
早稲田キャンパスと本庄キャンパスの専用用地にて育成します。5年間で1万5000本の育苗を目標とします。
現状では、植樹は気仙沼市前浜などの私有地を予定しています。その他の植樹地に関しては、現在、宮城県が予定しているコンクリートの防潮堤との調整により決定してゆく予定です。

■今後の予定

10月19日(土) 気仙沼市階上で他団体主催植樹祭に参加予定
10月26日(土) 埼玉県本庄市の早稲田大学本庄高等学院文化祭(稲稜祭)にプログラム参加の本庄高等学院生が出店予定
11月23日(土) 気仙沼市にてプログラム参加の本学学生・本庄高等学院生が種子・幼苗採取予定

【リンク】
WAVOC 東日本大震災復興支援プロジェクト リンク

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