米日カウンシル(USCJ)・在日米国商工会議所(ACCJ)、第1回「ウィメン・イン・ビジネス・サミット」を共催―約400名の参加者、ビジネスにおける女性のリーダーシップを語る

日本と米国の企業から約20名の講演者が登壇、参加者と100を超えるリーダーシップの秘訣をまとめる

Tokyo, June 21, 2013 - ( JCN Newswire ) - 在日米国商工会議所(ACCJ)は5月27日、米日カウンシル(USCJ)と共同で第1回「ウィメン・イン・ビジネス・サミット(Women in Business Summit)」を開催しました。当日はネットワーキングや成功事例の共有、女性リーダーたちによる講演が行われ、会場には当初の予定を上回る400名近い参加者が集まりました。

本サミットは、働く女性の地位向上に取り組む日本国内の様々な団体が、一堂に会する機会を提供することを開催目的としており、出席者にはこうした団体の代表者の姿も見られました。また、「金融業界で働く女性の会(AWF)」、「日本コカ・コーラ women's linc」、「フォー・エンパワリング・ウィメン・イン・ジャパン(FEW)」、「グローバル・オーガナイゼーション・フォー・リーダーシップ・アンド・ダイバーシティ(GOLD)」、「ゴールドマン・サックス・ジャパン・ウーマンズ・ネットワーク(JWN)」、「NPO法人ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク(J-Win)」、「モルガン・スタンレー・東京・ウィメンズ・ビジネス・アライアンス」、「東京YMCA」、「UN Women(大阪・横浜)」、「WindS」、「ウィメン・コーポレート・ディレクターズ(WDC)」から協賛を得て開催されました。

基調講演では、伊藤忠商事株式会社で執行役員・法務部長を務める茅野みつる氏が、同社初の女性執行役員に就任するまでの道のりについて語り、次のように述べました。「女性の社会進出を支援する取り組みが内閣や政府レベルで推進されていることは評価できますが、各個人がグラスルーツで行うことのできることはまだまだ沢山あります。上級職にある私たちは、良き指導者として後進の女性たちをサポートし、能力のある女性たちがその才能に自ら自信を持つように応援しなければなりません。理系業界など、著しく女性の進出度が低い業界においては尚更です。世界における女性の社会進出度ランキングで、日本の低い順位を徐々に上げていくためには、他の女性を支援し、後押しすることが非常に重要なのです」

続いて、G&S Global Advisors Inc.の代表取締役社長であり、複数の主要な日本企業で取締役を務める橘・フクシマ・咲江氏が講演し、自身が委員長を務める「ダイバーシティ促進による日本企業の競争力向上」をミッションとする経済同友会の人材育成・活用委員会の取り組みについて語りました。講演の中でフクシマ氏は、世界経済フォーラムの男女格差指数において135か国中101位という日本の惨たんたる結果を取り上げ、次のように述べました。「経済同友会は企業における多様性向上のため、女性の管理職・役員への登用を推進し、外国人や留学生の雇用を奨励しています。日本企業の幹部職にある同会の会員は昨年、政府目標である『2020年までに管理職に占める女性の割合30%』の達成に向け、自社の方針をこれまでの『女性の就業を免除する』から『女性の継続的な就業をサポートし、キャリア構築を助ける』にシフトし、個人レベルでも努力し、取り組んでいくことを宣言しました」

パネルディスカッションでは、日本と米国を代表する女性リーダーたちが自らの成功の秘訣ついて語りました。続いて、会場の参加者全員を交え、女性がビジネスで成功するための秘訣「成功のための100のヒント」を考えました。このセッションでは、NHKの国際情勢担当解説委員である道傳愛子氏、GOLDの創立メンバーで代表理事を務める建部博子氏、マッキンゼー・アンド・カンパニーの上級顧問を務めるモニ・ミヤシタ氏、ナカトミ・アンド・アソシエイツ代表取締役のデブラ・ナカトミ氏、サンフランシスコのアカデミー・オブ・アート大学マルチメディア・コミュニケーション科ディレクターのジャン・ヤネヒロ氏がパネリストとして登壇しました。

次に、「意見の相違に冷静に対処する方法」と「無意識に働くバイアスへの対処法」という2つのテーマでトレーニングセッションが行われました。トレーニングセッションの終了後、米日カウンシルのプレジデントを務めるアイリーン・ヒラノ・イノウエ氏と、ACCJの会頭であり、GEグローバル・グロース&オペレーションのゼネラル・カウンセルを務めるローレンス・ベイツが総括を述べ、サミットは閉幕しました。両代表は、米国や日本のみならず、世界において極めて重要な働く女性の地位向上という課題について、本サミットが熱気に満ちた意気盛んな会合となったことに喜びを表しました。

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プルデンシャル生命保険株式会社、日本トイザらス株式会社、シティ、バクスター株式会社、アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)、デール・カーネギー・トレーニング、GE、ブルームバーグL.P.、エデルマン・ジャパン株式会社

「成功のための100のヒント」の全リスト(英文)は下記URLをご参照ください。
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本サミットの写真や動画はACCJのFacebookページからご覧いただけます。
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本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。(PDF版)
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在日米国商工会議所について

在日米国商工会議所(ACCJ)は、米国企業40社により1948年に設立された日本で最大の外国経済団体です。米国企業の日本における経営者を中心に、現在は約1,000社を代表する会員で構成され、東京、名古屋、大阪に事務所を置いています。日米両国政府や経済団体等との協力関係のもと、「日米の経済関係の更なる進展、米国企業および会員活動の支援、そして、日本における国際的なビジネス環境の強化」というミッションの実現に向けた活動を展開しています。また、60以上の業界・分野別委員会を中心に活動を行い、意見書やパブリック・コメント、白書等を通じた政策提言や、政策や経済の動向等について年間500以上のイベントやセミナーを開催するとともに、各種チャリティー等の企業の社会的責任(CSR)活動にも積極的に取り組んでいます。 リンク

米日カウンシルについて

米日カウンシル(USJC)は、強力な日米関係を築き上げるために不可欠なリーダーたちを結びつける教育的非営利団体です。同カウンシルはあらゆるリーダー達を結びつけ、日米両国の諸機関と協力しつつ、太平洋両岸に存在するコミュニティやビジネス、政府機関にとって有益となる課題に取り組みます。詳細については リンク を参照ください。

本件に関するお問い合わせ
在日米国商工会議所
渉外室
木村理恵
電話: 03-3433-6542
メール: external@accj.or.jp

概要:在日米国商工会議所

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