◎Fingerprint CardsがWindows 8.1用の指紋タッチセンサーを公開
AsiaNet 53266
共同JBN 0654 (2013.6.4)
【イエーテボリ(スウェーデン)、ニューオリンズ2013年6月4日PRN=共同JBN】マイクロソフトは4日TechEd North America 2013で、Windows 8のアップデート版であるWindows 8.1ベータバージョンと組み合わせて、Fingerprint Cards(FPC)指紋タッチセンサーのデモンストレーションを行う。デモでは、FPCの指紋タッチ技術を使用して、いくつかの革新的なオンライン利用ケースを紹介する。
Windows 8.1の顧客は、安全で便利なユーザー認証のための指紋タッチを使って、マイクロソフトのアカウントにサインインし、オンライン支払をはじめとする取引が可能となる。FPCの指紋タッチセンサーをWindows 8のアップデート版と組み合わせることによって、われわれは「タッチ・アンド・ゴー」の安全なアカウント・アクセスを可能とする、大幅に向上した体験を提供することができる。
マイクロソフトのWindows Security & IdentityのPartner Group Programマネジャーであるダスティン・インゴールズ氏は「指紋に基づく生体認証センサーはWindows 8.1の不可欠な機能となる。このセンサーは、ユーザーの身元を認証するうえでセキュリティーの向上、最高の体験を提供する。Fingerprint Cardsはキャパシタ方式センサータッチの感動的なロードマップと素晴らしい製品ラインアップを示し、生体認証をWindowsデバイス上の主流に押し上げることに寄与した。われわれは、FPCが示した協力的な社風とわれわれのフィードバックに対する受容力を高く評価する。これがWindows 8.1にピッタリと一体化できる結果を招いた」と語った。
Fingerprint Cards ABのヨハン・カールストロム社長兼最高経営責任者(CEO)は「今回のイニシアチブによって、マイクロソフトはユーザーに安全で便利な究極のユーザー体験を実現する指紋センサー利用で先陣を切ることになる。Windows 8.1に備わるマイクロソフトの直感的なユーザーインターフェースとFPCの高性能な指紋タッチセンサーを組み合わせることで、ユーザー認証体験が消費者および企業ユーザーにとって完全にシームレスとなり、安全と便利さとがうまく一体化することになる。われわれはBlue(注)Partnerに指定され、マイクロソフトと一緒になってモバイル機器向けの世界初の指紋タッチセンサーを前進させることによってマイクロソフトの重要な一員となったことを誇りに思う」と語った。
(注)Windows Blue = Windows 8.1
▽Fingerprint Cards AB(株式上場)について
Fingerprint Cards AB(FPC)は個人の固有の指紋の分析およびマッチングでその人の身元を証明する生体認証コンポーネントおよび技術を販売、開発、生産する。この技術は、生体認証センサー、プロセッサー、アルゴリズム、モジュールで構成され、それぞれは個別ないしは組み合わせることによって使用可能である。FPCの技術は他社にはない画質、最高の強度、低電力消費、完全一体の生体認証システムなどによって、競争上の優位性を提供する。同技術は極めて安価な製造コストを実現する優位性および能力があり、そのような特徴に対して極めて高い需要があるスマートカード、携帯電話など量産製品に実装される。同社の技術はまた、ITおよびインターネット・セキュリティー、アクセス・コントロールなどでも利用される。
▽問い合わせ先
Johan Carlstroem,
CEO
Fingerprint Cards AB (publ),
+46(0)31-60-78-20,
investrel@fingerprints.com
ソース:Fingerprint Cards AB
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