◎ホスピーラが世界的な機器の退役・交換戦略を発表

◎ホスピーラが世界的な機器の退役・交換戦略を発表

AsiaNet 52885
共同JBN 0499 （2013.5.2）

【レークフォレスト（米イリノイ州）2013年5月1日PRN＝共同JBN】注射用医薬品と注入技術の世界で有力なプロバイダーであるホスピーラ（Hospira, Inc.）（NYSE:HSP）（リンク）は1日、世界的機器戦略の詳細を発表した。この計画は機器の質を向上させる努力を含め、機器改善の継続的前進をサポートしながら、顧客のニーズに対応する簡素化、近代化された機器ポートフォリオを確立し、同社を将来の革新と成長に向けて位置づけるものである。

ホスピーラのリチャード・デービーズ最高商業責任者は「拡大を続ける患者の安全性、臨床結果に対する健康管理の集中を考えると、機器事業はホスピーラの主要な戦略的成長推進力と思われ、われわれは現在と将来の投資を通じて主導的地位を持続することにコミットしている。簡素化、近代化されたポートフォリオによって複雑さを減らし、性能を向上させ、明日の次世代技術を開発しながら今日の顧客と規制当局の期待によりよく対応できる立場になる」と語っている。

ホスピーラの新たな機器戦略は最近完了した同社の注入ポンプの包括的機器検査（世界で57万5000台以上が設置されている）に基づいている。同社は新たな戦略を米食品医薬品局（FDA）など世界の規制当局に伝え、これら当局と歩調をそろえる努力をしている。

行動には退役・交換計画への投資、将来の製品発売と品質システムが含まれる。

　＊退役・交換計画：それほど堅牢でないか古いポンプ技術を市場から退役させ、顧客の交換計画を開始させることによって同社の努力に集中する。活動の大半は今後2、3年内に行われ、これには次のものが含まれる。
　　－Symbiq（商標）注入機器とより古い旧型のPlum（商標）ポンプの退役、これらの機器のPlum A+ポンプへの交換と現在開発の進んだ段階にあるPlumプラットフォームへの将来の技術革新
    －GemStar（商標）移動ポンプの退役と、規制上の許可があり次第、可能な市場（カナダ、欧州の一部の国など）と米国などでその他の市場におけるこれらの機器のSapphire（商標）ポンプへの交換（注1）
    －古い旧型のPCAポンプの退役とこれらの機器のLifeCarePCA（商標）またはSapphireポンプへの交換
ホスピーラは退役、交換期間中は関係するポンプへのサポートを続ける。
　＊将来の技術：注入システムを電子健康記録（EHR）と統合するI.V.臨床統合技術の有力プロバイダーとしての同社の地位を強めながら次世代ポンプ技術と開発への投資に集中する。
　＊品質システム：ホスピーラの世界的機器品質システムを強化し、変化する規制標準によりよく対応するための継続的改善を促進する行動に投資する。

デービーズ氏はこれに付け加えて「ホスピーラは患者にとってのわが社の機器の世界的な重要性をよく認識しており、このプロセス全体の円滑な移行を確実にするために顧客と緊密に協力する」と述べている。

実行のために見込まれる経費を含む世界的機器戦略に関する詳しい情報はホスピーラの2013年5月1日付けの8-K文書（リンク）に含まれている。

▽ホスピーラ（Hospira）について
ホスピーラは注射用医薬品と注入技術の世界で有力なプロバイダーである。その幅広い統合されたポートフォリオを通じて、ホスピーラは健康管理コストを低減しながら患者とケア提供者の安全性を向上させることによって「Advance Wellness」（商標）を実現するユニークな立場にある。本社は米イリノイ州レークフォレスト、従業員は約1万6000人。詳しい情報はリンクへ。

（注1）ホスピーラはQ Core Medical, Ltd.との販売協定を通じてSapphireポンプを販売している。

ソース：Hospira, Inc.

▽問い合わせ先
Media, Stacey Eisen, (224) 212-2276, or Tareta Adams, (224) 212-2535,
or Financial Community, Karen King (224) 212-2711,
or Ruth Venning, (224) 212-2774