オートデスク、BIM/CIMを適用した業務効率向上を支援する建築・土木インフラ業界向けアプリケーションの新バージョンを本日より順次発売

オートデスク株式会社は、建築・土木インフラ業界向けBIM/CIMアプリケーションの新バージョンを本日より順次発売します。これらのアプリケーションは、建築/土木インフラ業界の広範な業務ワークフローにBIM/CIMを適用しながら、企画、設計、施工、維持管理を効率的に行えるように、デスクトップ コンピューティングとクラウド コンピューティングの技術を融合させて、業務の生産性をさらに向上させることを目指しました。

建築/土木インフラ業界においては、比較的大規模な案件で3D設計データが活用されていますが、中小規模の案件や施工段階以降などにおいては、設計データを使用した業務効率向上にはまだ改善の余地が見られます。今回の新バージョンでは、企画から設計、施工、維持管理のライフサイクルで、関係者が情報に対して同じ解釈を持って業務を遂行できるように、社内のコンピュータ、施工現場のモバイル端末、そして高度な処理を実現できるクラウドサービスなどを業務ワークフローに応じて組み合わせて利用していただけるように機能強化を行いました。

各アプリケーションの主な概要

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名称: Autodesk Revit Architecture 2014(オートデスク レビット アーキテクチュア)
(建築向けBIMアプリケーション)

希望小売価格(税込):
本体: 845,250円(新規スタンドアロン)
Subscription: 127,050円(1年)

発売日:4月12日

主な新機能
● 集計表機能の向上
各種集計表機能において、セルへの画像の挿入、行/列の追加・分割結合、
および文字の位置合わせ、変更・修正が可能。

● 変位セットの強化
前バージョンで搭載されたパーツ機能に加えて、パーツ化した部材を自由に移動し、
複層部材の詳細や 部位下の状態を詳細に表現することが可能。

● パフォーマンスの向上
2Dから3Dへの表示機能のスピートが大幅に向上。また、3D表示時の画面の移動スピードも大幅に向上。


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名称: Autodesk Revit Structure 2014(オートデスク レビット ストラクチャ)
(構造設計向けBIMアプリケーション)

希望小売価格(税込):
本体: 845,250円(新規スタンドアロン)
Subscription: 127,050円(1年)

発売日:4月12日

主な新機能
● 部材の優先順位選択機能の強化
部材の優先順が選択可能になり、梁や柱の打ち込みの優先順位を決めることが可能。

● 鉄筋タグ付け機能向上
異形鉄筋の配筋への注釈機能が強化され、配筋時のスパン・ピッチ・全体寸法等がひとつの表記で可能。

● パフォーマンスの向上
2Dから3Dへの表示機能のスピートが大幅に向上。また、3D表示時の画面の移動スピードも大幅に向上。


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名称: Autodesk Revit MEP 2014(オートデスク レビット メップ)
(建築設備設計アプリケーション)

希望小売価格(税込):
本体: 845,250円(新規スタンドアロン)
Subscription: 127,050円(1年)

発売日: 4月12日

主な新機能
● ファミリプロパティ管理機能の強化
これまでファミリに対して関連付いていたMicrosoftのExcelデータが、ファミリプロパティで管理 可能に。
これにより、Excelデータのアップデート・削除・変更、さらにファイル移動のデータ連携を容易に。

● パイプ・配管の能力値変更機能の強化
APIを使用して、各国で仕様の異なるパイプ・配管の能力値等が変更可能。

● 配管・ダクトへのエンドキャップの自動配置
経路に対して空調ダクトや衛生配管等のエンドキャップの一括配置が可能。


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名称: Autodesk Revit LT 2014(オートデスク レビット エルティ)
(Autodesk Revitで提供する包括的なBIM機能のうち、建築向けの3D詳細設計と図面作製、設計図書の作成機能に特化した簡易機能版Revit)

希望小売価格(税込):
本体: 183,750円より(新規スタンドアロン)
Subscription: 27,300円(1年)

発売日:4月18日


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名称: Autodesk Navisworks Simulate 2014(オートデスク ナビスワークス シミュレート)
(さまざまな形式の3D設計データを統合し、5D施工シミュレーション、レンダリングが可能な
プロジェクトレビュー アプリケーション)

希望小売価格(税込):
本体: 309,750円(新規スタンドアロン)
Subscription: 46,200円(1年)

発売日: 4月12日


名称: Autodesk Navisworks Manage 2014(オートデスク ナビスワークス マネージ)
(さまざまな形式の3D設計データを統合し、5D施工シミュレーション、レンダリングが可能な
プロジェクトレビュー アプリケーション。「Manage」は干渉チェックも可能)

希望小売価格(税込):
本体: 918,750円(新規スタンドアロン)
Subscription: 137,550円(1年)

発売日: 4月12日

主な新機能
● 数量拾い機能の追加
オブジェクトのパラメータや属性等から、部材の正確な集計、拾い出しが可能

● インタラクティブ レイトレーシングを追加
フォトリアリスティックなインタラクティブ レイトレーシングが新たに利用可能に。
また、「Autodesk Rendering」および「Autodesk マテリアル」が利用可能になり、
よりバリエーションの広い高品質なビジュアライゼーションを実現。

● 点群データを強力にサポート
点群処理アプリケーション「Autodesk ReCap」からの点群ファイルを直接読み込み、
閲覧、測定、スナップ、干渉チェックが可能。


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名称: Autodesk InfraWorks 2014(オートデスク インフラワークス)
(旧名称:Autodesk Infrastructure Modeler)
(都市・宅地開発や土木・インフラ整備など向けBIMアプリケーション)

希望小売価格(税込):
本体: 766,500円(新規スタンドアロン)
Subscription: 115,500円(1年)

発売日: 4月12日

主な新機能
● 現況の3Dモデル作成機能の強化
2D CAD、GIS、ラスターなどの形式の地形や地図データと、Autodesk AutoCAD Civil 3DやAutodesk Revitで
作成したBIM/CIMモデルを統合し、簡易な操作でリアルスケールの3D計画モデルを作成することが可能。

● 都市開発や土木インフラ計画を効果的に提案する視覚化機能などの強化
都市開発や土木インフラ計画を単一のモデルとしてライティングやレンダリングを施し、
シミュレーション、 ストーリーボードやビデオなどに仕立てて、
訴求力のあるプレゼンを複数のパターンで作成、管理可能。

● 3Dモデル上へのスケッチ入力
現況の3次元モデルに、道路や造成、建物、緑地等、初期段階の検討要素を
直接スケッチして入力する ことが可能。

● 設計図面のエクスポート機能の強化
作成した統合・設計モデルの情報を AutoCAD Civil 3D にエクスポートすることにより、
より詳細な設計図面の作成が可能。

● コラボレーション ツール「設計フィード」を搭載
インターフェースの一部に SNS のようなコミュニケーションツールを搭載し、他のユーザと同じ図面を
見ながらチャットで意見交換したり、画像を添付して問題個所を検討したり、メッセージを残したりすることが可能。
時間や場所を問わずに複数の関係者と連携作業が効率的に。


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名称: Autodesk InfraWorks 360(オートデスク インフラワークス さんびゃくろくじゅう)

提供開始日: 4月12日

● Autodesk InfraWorks 2014のメンテナンスプログラム「Autodesk Subscription」契約者に提供されるクラウド サービス。

● 大規模な3Dモデルを一元管理し、プロジェクトのワークフローにおいて必要な関係者間のコラボレーション機能を提供。

● デスクトップでInfraWorks 2014を使用する設計者と、施工現場でモバイル端末を持つ担当者がInfraWorks 360を介して
3Dモデルを閲覧しながら問題点を検討するなど、リアルタイムのコミュニケーションが可能。

● Apple iPad用アプリケーションはiTunesから無償で提供。


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※ 希望小売価格は、日本における当該製品またはサービスに対するオートデスクのメーカー希望小売価格(税込)を示します。希望小売価格にインストール費は含まれません。オートデスク認定販売パートナー、販売店の販売価格はオートデスク認定販売パートナーおよび販売店が決定します。希望小売価格は参考値としてご参照ください。その他の諸条件が適用される場合もあります。

※ オートデスク認定販売パートナー、販売店から購入される場合の価格は、直接パートナーや販売店にお問い合わせください。

以上


オートデスク株式会社概要
本 社:  東京都中央区晴海1-8-10  晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーX 24F
代表取締役社長:ルイス・グレスパン
設 立: 1985年4月1日
資 本 金: 1億円
ホームページ: リンク

Autodesk, Inc.会社概要
豊かな想像力と発想を基に、より良い世界を創り出す――オートデスクは、より良い世界を創り出す「デザイン」分野で世界中の人々を支援しています。設計者から、建築家、デジタル・アーティスト、学生、ホビー・ユーザーまで、あらゆる人々が自身の創造力を存分に発揮し、大きな成果を上げられるよう、オートデスクは優れたソフトウェア製品を提供します。

◆ 報道関係者問い合わせ窓口
オートデスク 広報 池田
Email: kazuomi.ikeda@autodesk.com
Tel: 03-6221-3513

Autodesk、Revit、Revit LT、Navisworks、AutoCAD、Civil 3Dは、米国および/またはその他の国々における、Autodesk, Inc.、その子会社、関連会社の登録商標または商標です。その他のすべてのブランド名、製品名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。該当製品およびサービスの提供、機能および価格は、予告なく変更される可能性がありますので予めご了承ください。また、本書には誤植または図表の誤りを含む可能性がありますが、これに対して当社では責任を負いませんので予めご了承ください。
(C)2013 Autodesk, Inc. All rights reserved.


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