◎Sasolが三菱重工コンプレッサからエチレンクラッカー向け圧縮トレーン発注

◎Sasolが三菱重工コンプレッサからエチレンクラッカー向け圧縮トレーン発注

AsiaNet 52669
共同JBN 0392 （2013.4.9）

【ヨハネスブルク、レークチャールズ（米ルイジアナ州）2013年4月9日PRN＝共同JBN】南アフリカのエネルギー・化学会社Sasol（サソール）は9日、米国にあるコンプレッサーの販売・サービス会社、MHI（三菱重工）コンプレッサ・インターナショナル（MHI Compressor International Corporation、以下、MCO-I）から、世界的規模のエタンクラッカー向けに重要な長納期品目である主エチレン圧縮トレーンの購入注文をしたと発表した.

Sasolのヨハン・デュプレア執行副社長（US Mega Projects担当）は「この発注は、市場が過熱する前にこの特殊な機器に対する重要な製造能力を確保するためだった。SasolがMCO-Iを選択した理由は、同社が有力なメーカーであり、この規模と特性を持った機器を製造する力を備えた数少ない企業の一つであるとの評価を得ているためだ」と語った。

Sasolは2012年12月3日、米ルイジアナ州南西部のレークチャールズでダウンストリーム誘導体を伴う世界的規模のエチレンクラッカーに対する初期段階エンジニアリングと設計段階を開始したと発表した。Sasol はまたこのほど、ルイジアナ州の新しいリニア低密度ポリエチレンプラントおよび既にある低密度ポリエチレンプラント（複数）向けにUnivation Technologies, LLCのポリエチレン処理法UNIPOL（商標）とExxonMobil Chemical Technology Licensing LLCの管状処理技術をそれぞれ選択した

Sasolのアンドレ・デロイテル・グループ取締役（Global Chemicals and North American Operations担当）は「これは世界的な競争力を備えるダウンストリーム施設を建設し、北米にある既存の低コストのエチレン製造機会に付加価値を付けるという戦略の一環である」と語った。

▽Sasolについて
すべてにおいて優秀さを目指すSasolは、38カ国で働く3万4000人余りの従業員の能力と専門知識を生かする国際的な総合エネルギー・化学会社である。同社は技術の開発と商業化に努め、世界規模の施設を建設、運営し、液体燃料や化学製品、電力を含む幅広い製品群を生産している。

Sasolは南アフリカの本拠地を維持しつつ、多彩な事業をトップクラスの機能に支えられた包括系な価値連鎖につなげる独自の価値命題に基づき、国際的に拡大を続けている。

▽三菱重工コンプレッサ（Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation、MCO）について
MCOはダウンストリーム石油化学市場における大規模な遠心圧縮・スチームタービン機器の市場リーダーである。広島を拠点としているMCOの製品は、このクラスで最も優れているとの評価を得て、その顧客に業界で戦略的優位に立つ革新的、高効率の設計を提供する。MHIコンプレッサ・インターナショナル（MHI Compressor International Corporation 、MCO-I）はMCO内に新たに設立された米テキサス州ヒューストンを拠点とするCenter for Engineering and Marketing Excellenceであり、石油化学市場でシェールガス主導による成長を支えるため、直販、マーケティング、エンジニアリングのリソースを業界に提供している。

Issued by:
In South Africa:
Jacqui O'Sullivan, GM: Group Communication
Direct telephone +27-(11)-441-3252; Mobile +27-(0)82-883-9697;
jacqui.osullivan@sasol.com

Alex Anderson, Group Media Manager
Direct telephone +27-(11)-441-3295; Mobile +27-(0)71-600-9605;
alex.anderson@sasol.com

In the United States:
Michael Hayes
Direct telephone +1-337-494-5038
Michael.Hayes@us.sasol.com

ソース：Sasol