◎マイクロファイナンスなど事業拡大 オイコクレジット年度報告

オイコクレジット 2013年03月12日 10時10分
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◎マイクロファイナンスなど事業拡大 オイコクレジット年度報告

AsiaNet 52326
共同JBN 0246 (2013.3.12)

【アメルスフォールト(オランダ)2013年3月11日PRN=共同JBN】社会的投資機関で世界的な協同組合組織のオイコクレジット(Oikocredit)は11日、2012年12月31日までの年度事業報告書の中で社会および金融の結果で新たな有益な1年を記録したと発表した。オイコクレジットは67カ国に854のパートナーを抱え、アフリカ、農業、インクルーシブ・ファイナンス(貧困層差別をなくす包括的金融支援)を重視する戦略を継続した。貸付承認額は2012年に記録的水準となり、前年の2億1100万ユーロから11%増の2億3400万ユーロに達した。新たなエクイティー投資はこれら承認で総額1250万ユーロとなり、承認済みエクイティー保有総数は49となった。

メンバーからの総資本流入は6090万ユーロに増加して、2011年の4500万ユーロから35%増となった。総数3000の新規投資家が2012年にオイコクレジットに参入して、世界の投資家総数は4万8000となった。投資家はオイコクレジットの純残高2290万ユーロを分配され、1050万ユーロは配当金として提案されている。多くの国の経済が不安定なので、残りの純残高オイコクレジットの社会使命を支えるために積立金に加算される。

開発融資ポートフォリオは5億3000万ユーロに伸び、2011年の5億2000万ユーロより2%増となった。この額はユーロ安とインド・アンドラプラデシュ州での不良貸付による減価償却が理由で予想を下回った。マイクロファイナンス・セクターに諸課題が山積しているが、オイコクレジットはインクルーシブ・ファイナンスへのコミットメントを維持し、荷重債務や無責任な価格設定など同セクター内部の特定分野への対応を継続する。

▽顧客へのコミットメント
オイコクレジットは2012年を通し、社会的成果を向上し、能力強化を通じてパートナーを支援するコミットメントを維持した。顧客のニーズと関心は最優先としながら、マイクロファイナンス・パートナーやその他支援活動に対する社会的成果の指導教育プログラムの開発を行った。年間を通じてオイコクレジットはさらに、能力強化に対する資金支出を270万ユーロまで増やし、農業部門に特に注力して90余りの活動も支援した。

▽農業重視
小規模農家は世界で最も恵まれない人口に属しているので、農業は引き続きオイコクレジットが2012年に重視した分野だった。オイコクレジットは年間を通じて、38の農業パートナーへの新規貸付に2500万ユーロを承認した。総計3500万ユーロがローンとして同セクターに支払われ、この中には有機栽培、農産物加工への支援が含まれる。オイコクレジットは今後数年にわたり同部門への支援を強化することを目指している。

▽2013年の展望
オイコクレジットは2013年も引き続きアフリカ、農業、インクルーシブ・ファイナンスを重点政策として継続する。社会的成果啓発プログラムは新たな4カ国に拡大し、社会的成果およびファイナンス成果に関連で最新にパートナーを選択することもまたオイコクレジットの最優先策にとどまる。

オイコクレジットはマイクロファイナンス部門への民間出資で世界最大の資金源の一つであり、発展途上国にまたがるマイクファイナンス機関を通じて小規模事業に、あるいは協同組合、公正取引組織、中小企業に直接、貸付およびエクイティーを提供する。

ソース:Oikocredit

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