◎クレイドル認証製品を発売 完全循環型のプーマInCycle

プーマ 2013年02月12日 16時25分
From 共同通信PRワイヤー

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

◎クレイドル認証製品を発売 完全循環型のプーマInCycle

AsiaNet 52082
共同JBN 0147 (2013.2.12)

【ボストン2013年2月12日PRN=共同JBN】グローバルなスポーツ・ライフスタイル企業、プーマ(PUMA)がブランド初の完全循環型コレクション「InCycle」の靴、アパレル、アクセサリーを発売する。いずれの製品も「Cradle to Cradle Certified(CM) Basic(クレイドル・トゥ・クレイドル認証(認証マーク)ベーシック)」を受けている。プーマのInCycle製品はすべて生分解性で再生利用が可能である。新製品導入は、最も持続可能で望ましいスポーツ・ライフスタイル企業になるというプーマのミッションにとってもうひとつの重要ステップになる。

(Photo: リンク)

プーマ・セーフ(PUMA Safe)のグローバルディレクター、ライナー・ヘンクストマン氏は「プーマのCradle to Cradle Certified(認証マーク)Basic InCycle製品は環境フットプリントの削減、消費者へのより持続可能な商品選択肢付与に向けた飛躍的な一歩を意味している。InCycleの生分解性シューズ『バスケット(Basket)』と『バスケットティー(Basket Tee)』は2012年10月に発表されたプーマ初の環境損益計算書(EP&L)製品の一部とされており、これら2製品が従来の他社製品に比べ環境影響が3分の1少ない事実は、おのずから明らかにされている」と語った。

プーマのInCycleコレクションは、製品の持続可能性向上を学ぶ経験の一部として、完全に再生利用可能で生分解性のコレクションを作るというプーマの挑戦から生まれた。プーマはコレクション開発にあたり、企業が生態学的で理知的な製品をデザインするためにCradle to Cradle Products Innovation Instituteの基準を満たすことを支援する環境保護奨励庁(EPEA)と協力した。InCycleコレクションの商品はすべて、メーカーとデザイナーがわれわれの世界にとって安全、健康な製品を生産する指標になる持続的品質改善プログラムの付与を任務とするCradle to Cradle Products Innovation Instituteに認証されている。Cradle to Cradleは5項目の持続可能要因で製品を判定する厳密な認証プログラムを開発した。すなわち(1)環境上安全で健康な原料の使用(2)リサイクル、堆肥化など原料再利用のデザイン(3)再生可能エネルギーと炭素管理(4)水資源管理(5)社会的公正-である。

Cradle to Cradle Products Innovation Instituteのブリジット・ルーサー理事長は「われわれは強力なグローバルブランドであるプーマが消費者と同業者に対し、Cradle to Cradle Products Program採用を通じて何が可能かを如実に示していただいて喜んでいる。プーマのInCycleコレクションは消費者が期待し、アパレル・繊維業界が提供できる水準を引き上げた。すなわち、身に着けて満足なだけでなく、安全に土に生分解して価値ある資源として産業に戻す前向きの環境フットプリントを初めから持つデザインの製品だ」と語った。

プーマのInCycleコレクションは2つのプロセス-技術的サイクルか生物学的サイクル-の一つを使って分解が可能である。生物学的サイクルの原料は微生物によって生物学的栄養素に分解、地球に返還できる生分解性を持つことになる。金属、繊維、プラスチックなど技術サイクルで生じる原料は新製品を作るために使われる。

▽InCycle生分解性製品
生分解性製品の前提条件は、有毒化学物質のない有機繊維を含む生分解性原料だけで生産、一定の国際堆肥化基準に適合しなければならないということである。それは、生分解性プーマ製品の原料調達、製造プロセスが環境影響を最小限にすることを保証している。

InCycle製品ポートフォリオのプーマ・バスケットティーは産業堆肥を通じて完全に堆肥化できる。プーマのショッピングバッグ「ショッパー(Shopper)」は極小原料で作られており、すべて再利用できる。

プーマの「バスケット・ライフスタイル・スニーカー(Basket lifestyle sneaker)」の上部はオーガニックコットンとリネンを組み合わせてできており、底は生分解性の新機軸プラスチック原料、APINATbio(著作権)ででききている。APINATbioは堆肥材に寸断して、エコシステムに還元される腐植土に分解することができる。

▽InCycleリサイクル製品
プーマのリサイクル可能なInCycle製品にはプーマの「トラックジャケット(Track Jacket)」「バックパック(Backpack)」が含まれ、いずれも寿命が尽きたら完全にリサイクルできるよう均質な原料を使っている。プーマのバックパックは原物質に分解、新製品製造に再び使えるようポリプロピレンでできている。

リサイクル可能なプーマのトラックジャケットは、使用済みペットボトルから取った再生ポリエステル製である。原料の均質性を完全に確保するため、トラックジャケットのジッパーも再生ポリエステルでできている。InCycleプーマのトラックジャケットはポリエステル顆粒に還元、ほかの再生ポリエステル製品の二次原料になり、原油、エネルギーの必要性と生じる廃棄物の量を減らしている。

製品回収とリサイクル工程を支援するため、プーマは世界のプーマストア、プーマアウトレットで「ブリング・ミー・バック(Bring Me Back)」プログラムを開始した。プーマは店内にリサイクル箱を設置、顧客はどのブランドでも使用済みの靴や衣類、アクセサリーを返却することができる。グローバルなリサイクル企業、I:COと協力して展開しているブリング・ミー・バック・プログラムは、消費者に簡便な製品リサイクル手段を与え、環境影響を軽減するよう工夫されている。

プーマのInCycleコレクションは2013年3月から、各ストアとオンラインのpuma.comで購入できる。InCycleコレクションとブリング・ミー・バック・プログラムの詳しい情報は専用サイト、リンクを参照。

【編集者注】
Cradle to Cradle Certified(CM)はCradle to Cradle Products Innovation Instituteによって認められた認証である。

▽問い合わせ先
Collette O'Neill, PUMA International PR
collette.oneill@puma.com
+49-151-44877496

ソース:PUMA SE

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]