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無症状でも放置は禁物!腎臓病の主な検査、尿検査と血液検査からわかること。

NPO法人 腎臓サポート協会 2012年11月26日 11時31分
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 腎臓病は軽度のうちは自覚症状が顕著ではないため、現れても見過ごされがちです。また、慢性の病気で徐々に進行するために、体の異変や不調に気付きづらいこともしばしばあります。そのために発見が遅れ、気がついたときには腎不全が進行してすでに慢性腎不全の状態、透析導入の一歩手前というケースも珍しくありません。
腎臓病の早期発見のためにも、健康診断は定期的に必ず受診しましょう。

 今回は、腎臓に関する検査のうち最も基本的な、「尿検査」と「血液検査」についてご説明いたします。また、健康診断でわかる「血清クレアチニン値」を用いて、あなたの腎臓がどれくらい機能しているかが簡単にチェック出来るコンテンツもご紹介します。
もし不安に感じることがあれば、迷わず腎臓内科で診察してもらいましょう。

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■尿検査 ―たんぱく尿、血尿が出ていないか?
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排出された尿に含まれる老廃物、たんぱく質、血液の成分などで異常がないか調べます。

<尿たんぱく定性検査><尿潜血定性検査>
健康診断などで「検尿」として行われている検査で、尿にたんぱく質や赤血球が含まれているかを調べます。腎臓病かどうかの手がかりを得るための、最も簡単な検査です。

<尿沈査(にょうちんさ)>
尿を遠心分離器にかけて、沈殿した固形成分(赤血球や白血球、結晶成分など)を顕微鏡で調べる検査です。これらを調べることで腎臓病の種類を知ることができます。

▼尿検査からわかること ~たんぱく尿と血尿について~
リンク

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■血液検査 ―血液中のさまざまな成分から測定
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腎臓の働きが衰えると、本来腎臓でろ過されていた老廃物が血液中に漏れ出たり、排出できなかったりします。その検査数値で異常がないか調べます。

<血清クレアチニン(Cr)>
クレアチニンは筋肉の代謝産物で、健康であれば尿から排出されますが、腎臓の機能が低下すると尿の中に排泄される量が減り、結果として血液中に溜まります。腎機能を知る上でとても重要な検査値です。

→健康診断でわかる、この「血清クレアチニン値」と「年齢」「性別」を入力すると、あなたの腎臓が何%働いているかがチェック出来ます。
▼簡単!腎機能チェック
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<eGFR(推算糸球体ろ過量)>
クレアチニン値が筋肉の影響を受けることから、クレアチニン値と年齢、性別という3つの要素をかけあわせたeGFR(推算糸球体ろ過量)が幅広く用いられています。
「ml/分」という単位ですが、おおよそ腎機能のパーセンテージに対応しており、GFRが75ml/分であれば腎機能が健康時の75%程度と考えることができます。

<血清尿素窒素(BUN)>
尿素窒素は血液中の尿素に含まれる成分で、たんぱく質が利用された後にできる老廃物です。腎機能が低下すると血液中に溜まるため、血液中の尿素窒素の値が高くなります。

<血清総たんぱく質(TP)>
総たんぱくは体の細胞を作る重要な材料です。腎機能が低下して尿にたんぱくが多量にもれると血液中のたんぱく濃度が低くなります。

<血清アルブミン(Alb)>
血液中に含まれるたんぱく質の一種です。腎機能が低下すると尿にアルブミンがもれ、血液中の濃度が低くなります。

<血清カリウム(K)>
腎臓が十分に機能していないと体内に溜まります。カリウムの濃度が高くなると心拍数、筋肉、神経が影響を受けます。

<血清カルシウム(Ca)>
カルシウムは骨を構成し、細胞増殖やホルモン分泌を指示する働きがあります。腎機能が低下すると食事からのカルシウムの吸収が抑えられ、低カルシウム血症になりやすくなります。

<血清リン(P)>
リンは骨の代謝に深く関わっています。腎機能が低下すると体内に蓄積し、カルシウムの吸収が抑えられ、骨がもろくなります。

<ヘモグロビン(Hb)>
赤血球に含まれる物質で、酸素を全身に運ぶ役割を担っています。貧血の指標となります。

<ヘマトクリット(Hct)>
血液中での赤血球の占める割合です。値が低い場合は貧血、息切れ、倦怠感、手足の冷感などの症状がみられます。

▼血液検査の主な検査値 ~各検査項目の基準値もご紹介~
リンク


NPO法人 腎臓サポート協会のホームページ『腎臓病なんでもサイト』にてご紹介。
「腎臓に関する一般的な検査」
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「専門的な検査」(腎生検など)
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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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